自宅でハイボールをたしなむ

今年の夏は自宅での晩酌でハイボールを主体にすることに挑戦してみたので、その備忘。

僕は基本的にアルコールはなんでもいけるし酒に強い口だけど、一番好きなのは何かといわれればウイスキー(というよりラフロイグをストレートで)だ。とは言いながらも、ウイスキーをストレートでたしなむのは基本的に冬場のお話で、あののど越しと体の温まる感触を楽しんでいるのであって、夏場には若い頃を除いてほとんどウイスキーを飲んでいない。
今は気分や季節で飲む酒を変える生活をしており、夏場はビール主体だったものが芋焼酎の緑茶割になってきていた。
が、なぜかふと、「今年の夏はハイボールを主体にしてみよう!」と思い立ってしまった。別にビールを飲む日や黒霧島の緑茶割を飲む日もまったくなくなるわけではないが、なんとなく今年の夏はハイボールの気分なのだ。
そこで、自宅で気軽に、かつおいしく、しかもコストも安めで楽しむ方法をちょこちょこと導入してみた。

ウイスキーの銘柄について

ウイスキー銘柄の選定については、
・1瓶(700-750ml)あたり1000円前後ぐらいのものを主体に選ぶ。割って飲む前提なので、多少アルコール臭くても問題ない。
・僕の好みは、どちらかというと淡白な味わいのもの。濃ゆい味付けのものは呑み疲れてしまう気がする。
・スモーキーさについては、どれだけ強くても問題ない。そもそもラフロイグを常飲していると言ってる時点で鼻や舌が壊れているし、ましてやハイボールはキリッキリに冷やすので煙たさは立たないと思っている。
あたりを基本にしながら現在進行形で銘柄選定中。スコッチにせよバーボンにせよエントリー系のものがメインになる。
若いころにもいくつか飲んでいたものだが、今の年になって飲みなおしてみると(実際に味が変わっているらしい銘柄も含めて)結構印象も違うものだ。
今のところでは以下のような感じ。スコッチが多めかな。

・Teacher’s highland cream(ティーチャーズ ハイランドクリーム)
安い(1瓶900円前後)し自分の好みのお酒なのでこれを基準にする。凄い煙たい格安スコッチの定番らしいが、僕には先述の通り煙たさに関してはバカ鼻バカ舌なこともあって気にならない。
味わいもそこまでくどくなく、飲み疲れることもない。当面の間はこれがメインで。
冬場にお酒代を安くあげたいときにこれを買ってくることもたまにあるが、僕の場合現行の味が(2、3年前に)若干落ちたといわれるこれでもストレートで飲める。

・White Horse(ホワイトホース)
これまた安い(1瓶900円前後)銘柄。というより、大概の場合一番安いウイスキー(スコッチ限定せず、ウイスキーとして)と言えばこれ(ウイスキーとスピリッツ混ぜてある系統は除く)。
味はティーチャーズよりはややしっかりと濃厚なタイプ。僕には少し呑み疲れする味。
ただ、これは大容量ペットボトルを売っているのがありがたい。ペットボトルはスーパーの入り口回収で自由に出せるが、ウイスキーの雑瓶は回収日が限られていてめんどくさいので。

・Ballantine’s Finest(バランタイン ファイネスト)
これは上記銘柄より100円ぐらい高い(1瓶1000円前後)か? バランタインは男性的というか、濃ゆい味わいの気がするので少しガッツリ行きたいときにいいかもしれない。
今年の夏のハイボールとしてはまだ試していない。
冬場にストレートで飲む酒として飲むには僕にはちょっと濃ゆすぎてきついので妥協しながら飲む感じ。

・CUTTY SARK(カティサーク)
これも若干高くなる(1瓶1000円前後)かな。これは非常に淡白な味。安くて淡白で、といったらまずこれなんじゃないだろうか。
気分的に飲み疲れたかな、と思ったら切り替えるお酒。水のようにスイスイ、とまでは言い過ぎだが飲みやすいお酒。

・そのほかスコッチ
ジョニ赤、デュワーズ、辺りはこの辺の価格帯で選べるものになるか。2000円前後へ目を向けると、淡白に行くならシーバスリーガルか。

・Jim Beam(ジムビーム)
最近はバーボン系にとんと縁がなかったので久しぶりに選んでみたお酒。バーボン系では一番安い(1瓶1000円前後)か。
ちょっとくどくて口には合わないと感じた。接着剤系の香りと言われている奴なのだろうか、臭いも強めだし味わいもべっとりしている印象。
少し薄めに作る・ハイボールにする際にレモンを加える・ジンジャエールで割る あたりがうまい使いどころだろうか。

・その他バーボン系
安いものだとフォアローゼス、アーリータイムズ、1000円台後半でIWハーパーやメーカーズマーク、2000円台でジャックダニエルやワイルドターキーだろうか。アンシャントエイジって今はあまり置いてないのかな。
ジャックダニエルが評判良いようだが、常飲するには価格帯ちょっと高い印象。

飲み方の基本、道具など

・割材
普通にスーパーで一番安い炭酸水で。1000mlで80~90円ぐらい。
後述する通り、ウイスキーは一杯あたり30mlぐらい使うので単価的に50円ぐらい。炭酸水は1000mlペットボトル1本で7杯ぐらいとれるみたいなので、単価10円ちょい。合わせて1杯あたり60円ぐらい? 安いものだ。
ミドボンとか導入すると炭酸水コストがもっと安くなるらしいけど、めんどくさそうなのでやらない。自宅でソーダ水できる系のキットも単価的に魅力なしなので使わない。
安い炭酸水はただの水の炭酸水と、レモン入り炭酸水とあるが、炭酸水だけ飲む場合はともかく、割材の時はただの水の方でいい。レモン風味が欲しくなったら、ポッカレモン100とかを常備しておいて適宜振りかけたほうがいい(そうでないと気分で飲み分けようと思ったら、常時両方の味の炭酸水を冷蔵庫に入れとかなきゃだし)。

あるいは、割材としてジンジャエール。カナダドライとかのドライ系ジンジャエール(ドライとついているのにこっちのが甘み強めらしい)よりも、ゴールデンタイプジンジャエールのがいいらしい(って言ってもウィルキンソンぐらいしかなさそうだが)。
リターナブル瓶のウィルキンソンジンジャエールゴールデンタイプが最適らしいが、リターナブルと言われても回収する場所がないのであまり意味がない。ウィルキンソンの辛口ジンジャエールのペットボトルがあるのでこれで充分か。
ジンジャエールで割って飲むのはあまり量を飲まないので、350mlとか250mlとかの小さい缶(安い銘柄でもいい)を冷蔵庫に忍ばせておくぐらいが一番ちょうどいいかなと思う。僕にはウイスキー+ジンジャエールストレートは味が濃すぎるのでウイスキー+ジンジャエール+炭酸水と薄めて飲む。

あとはトニックウォーター系も気分で使ってよいだろう。ジンジャエールは甘みと苦み・辛みが入るが、トニックウォーター系は苦みだけになる気がする。これもウイスキー+トニックウォーターは強すぎるのでウイスキー+トニックウォーター+炭酸水で。

僕はコーラ割はしない。味が濃ゆくなりすぎて苦手。

・氷
今時の冷蔵庫なら自動製氷機があるけど、製氷皿で大きめの氷を作って使った方がおいしいと思う。氷も溶けにくいし。
製氷皿は100均でいろいろ売ってるので、コップに入る範囲内でなるべく大きい氷ができるものがよい。ウイスキーロック用の丸氷を作れる道具も売っているけど、あれは冷蔵庫スペースをとる割にイマイチなので勧めない。
同様に氷の代用品でステンレスだったりシリコン?だったりを冷凍庫に入れて氷のように水で薄まらない冷却材を売ってたりするがあれは保冷力がイマイチだったので勧めない。

・コップ
真空断熱ジョッキタイプのマグカップを愛用している。

450ml入るタイプのものを使っているが、めいっぱい氷を入れて、30mlのウイスキーを注ぎ、150mlぐらいの炭酸水を注いでいるっぽいので氷が250mlぐらいなのかな。
ウイスキー:炭酸水が1:5ぐらいなのでやや薄味のハイボールをたしなんでいることになる。氷が溶けにくいから、このぐらいの味でも満足するのかもしれない。
経験的には、真空断熱タイプでもタンブラー型はおすすめしない。下すぼまりのデザインは(酔っぱらっていると特に)ひっくり返しやすい。
真空断熱タイプは口当たり部分が金属なので感触が悪いという人は、保冷ジョッキというのを試してみてもいいかもしれない。

昔使っていたことがあるが、悪くはなかった。
そうじゃない人は無難にガラスジョッキで。

・マドラー
箸とかで代用できるんだけど、マドラーぐらい買っておいてもいいと思う。100均でステンレスのものが売っているはず。
個人的には、マドラーがなくても混ざりムラはそんなにないようなので必須ではないが、たいして高いものでもないので一応専用品をそろえたい。

・計量カップ
メジャーカップの類は絶対に買っておいた方がいい。どうしても手抜きで目検討でウイスキーを注ぎ、炭酸水を足すと濃くなりすぎてしまったりで味が安定しない。今年の夏に合わせて思い切って買ってみたが、今までどうしてこれを買っていなかったんだとつくづく思ってしまった。
おちょこなんかでも代用できるが、ちゃんとした品の方が計量しやすい。ウイスキー用のステンレス製の方がかっこいいが、調理用のガラス計量器の方が細かい数字を確認しやすく便利だ。

個人的に思うのは、濃いめのハイボールを作るときはウイスキーの計量を多めにするのではなく、足す炭酸水を少なめに、例えば7分目ぐらいで注ぐのをやめる方がいいようだ。ハイボールの味の調整はウイスキーを注ぐ量で調整してはいけない

おすすめのおつまみ

基本的にはビールに合うつまみはだいたいイケる。
チーズを買ってきてルヴァンパーティもイケる。ゴルゴンゾーラなどを買ってきて、少量ずつクラッカーに載せて食べるのだ。載せる用途に、小型のバターナイフを100均で買っておくとよい。
生ハムもよい。生ハムは単品でちょうどいい味の時と、単品ではしょっぱい時があり、しょっぱい時はチーズと同じくルヴァンパーティする。

合わないつまみは意外に少ないようだ。和食系の肴、焼き魚とか刺身とかは焼酎のが合うと思うが、ハイボールでも悪くはない。
チョコレートもイケるはずだが、何しろ夏場なのでチョコレートが溶けてしまうから試していない。

Logicool MX MASTER3 MX2200sの簡単なレビュー

昨日のキーボード買い換えの話に続き、今日はマウスの買い替えの記事。
ステイホーム週間(GW)で暇だったので、マウスを新しいものに買い替えたので簡単にレビュー。買い替える前はLogicool MX MASTER MX2000、買い替え後はLogicool MX MASTER3 MX2200s。間にMX MASTER2があったが故障もなくスキップした、とはいえ順当に後継機に買い替え。

なお、Logicool MX MASTER MX2000は2016年末ごろに購入後、2020年5月まで約3年半ほど、チャタリング等の故障を皆無で過ごすことができた。これは僕のマウス使用遍歴の中では多分一番優秀なマウスだ。今まで使ってきたマウスは(ほとんどがロジクールの高級ラインの製品にもかかわらず)製品寿命的には1年~2年程度だったので、これだけ長い期間使い続けられたのは称賛に値する。もちろん、今回交換しなければまだ当面使い続けることだって出来たかもしれない。
また、Logicool MX MASTER MX2000に限らずマウス製品は長いことつかっていると表面が加水分解してベタベタした感触になってくるのだが、Logicool MX MASTER MX2000は若干のベタベタ感はあったが比較的良好な状態で使い続けることができた。この点でも優秀。
Logicool MX MASTER MX2000の充電池のへたり具合に関しても、問題なかったと思う。当初で2週間前後は電池が持ち、使用歴終盤でも一週間は余裕、10日ぐらいで保険で充電にかける感じだったので、特に不満はなかった。とはいえ、後継機のLogicool MX MASTER3 MX2200sは70日も持つらしいのでちょっと楽しみなところ。

前回のLogicool MX MASTER MX2000については:Logicool MX MASTER MX2000の簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

使ってみた印象としては、
Logicool MX MASTER MX2000Logicool MX MASTER3 MX2200sでは若干のデザインの違いはあるが、ほとんど違和感は感じず移行できた。あえて言うなら親指付近のサムホイールと2つのボタン位置のレイアウト変更が気になったが、このレイアウトに関してはLogicool MX MASTER3 MX2200sの方が本来望ましい配置であって、最初1時間ぐらいは違和感があったもの、あっという間にLogicool MX MASTER3 MX2200sの方の捜査に馴染んだ。なお、後述するがLogicool MX MASTER3 MX2200sの親指ボタンの関しては「戻る」と「進む」を入れ替えて使っている。通常は「戻る」の方が使用頻度が高いので、押しやすい位置にした方がつかいやすいと思う。

左右クリックに関しては、Logicool MX MASTER MX2000に比べLogicool MX MASTER3 MX2200sの方が若干静か、またクリックボタンのぐらつきも少ない気がする。と言ってもLogicool MX MASTER MX2000の時点で十分に優秀だったしLogicool MX MASTER MX2000の方の経年劣化の可能性もあるので何とも言えず。
中央クリック及びホイールに関しては結構変わった。Logicool MX MASTER3 MX2200sの方は電磁石式の高機能ホイールだと宣伝してるのは有名な話で、どうなんだろうと思っていたが。使ってみると、世間で言われている通りLogicool MX MASTER MX2000の方がうるさく、ゴリゴリ感がある。一方でLogicool MX MASTER3 MX2200sはとても静かだがゴリゴリ感も若干減っている。僕の場合、ホイールはラチェットのゴリゴリ感が強い方が好みなのでLogicool MX MASTER MX2000の方がいいかなあと思っていたけどある程度使いこんでみたらLogicool MX MASTER3 MX2200sの方でも別に不満は感じなくなった。Logicool MX MASTER3 MX2200sの方がホイールのぐらつき感が少ないので慣れればむしろ好印象だったりする。

全体として、順当な進化を感じるし、買い替えしても違和感なくなじんでいくこともできる。このままMX MASTERシリーズが続いていってくれることを望む。

なお、設定に関しては以下の通り。


基本動作はこの通り。先ほど書いたとおり、戻る/進むボタンを入れ替えている。また、中央ホイール手前のボタンはアプリの切替機能を割り当てている。サムホイールボタンには「Alt+P」というキーストロークを割り当てているが、これは別の「UltraMon」というデュアルモニタ用アプリでアプリを展開するウィンドウを「プライマリ⇔セカンダリ」に切り替える機能が割り当てられている。
ので、手前ボタンを押して現在展開しているアプリを一覧から選択、サムホイールボタンでセカンダリモニタに退避したりプライマリモニタに戻したりということがマウスだけで完結するようになっている。
それ以外の高機能は使いこなしてない。


そのほか設定はこの通り。スムーズスクロールは無効。SmartShift(中央ホイールがラチェットと無限移動にシームレスに切り替わる機能)も無効で、固定スクロールホイールモードはラチェット固定。サムホイールの感度とSmartShiftの感度はいじる必要ないと思うが、おまじないで一番低感度側の右端に寄せてある。

Logicool キーボード K270 簡単なレビュー

ステイホーム週間(GW)で時間ができたので、キーボードとマウスを新しいものに交換した。今回は珍しく、どちらも故障での交換ではなく単純に古くなって見た目がボロくなってきたための買い替え。
今まで使っていたLogicool K275は裏面補強さえしてやれば大変に打ち心地の良いキーボードで、今回も同じものに買い替えようと思っていたのだが、たまたま昨今のコロナ騒ぎで海外からの流通が止まっているのか、はたまた在宅ワークで買い込む人が増えているのか、Logicool K275の市中在庫が見当たらなかったので同じくLogicoolのK270を買ってみた。今回はそのレビュー。

前回のK275については:Logicool キーボード K275 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

簡単に言うと、Logicool K270Logicool K275の一個前の製品で、内容的にはほとんど変わらず、色が違う、Winキーのマークが違う、ほかの人のレビューによると若干打ち心地が異なる、ということで
Logicool K270:表面は、裏面は、キーはすべて黒、WinキーがWindows7準拠の○に窓のマーク、打ち心地が若干重い
Logicool K275:表面は、裏面も、キーはメディアキーだけ緑、WinキーがWindows10準拠のただの窓のマーク、打ち心地が若干軽い
という評価がされてきた。

が今回Logicool K270を買ってみたところ、なんとWinキーはLogicool K275と同じくWindows10準拠の窓マークのWinキーになっていた。配色は違うままだが、本体外観から見る限りキーだの背面だの金型は完全に同じものがつかわれている感じであり、もしも打ち心地が違うとしたら同じ製品の個体差とか使っている素材の違い(って言ってもプラスチックの色が違うだけだが)ぐらいしかないんじゃないか?という印象だった。

実際の話、このキーボードはどちらもわりかしペラペラの安物というか、本体を両手で持って軽くねじると簡単に変形する程度の柔らかさで、この辺のしなり具合次第によって裏面補強してやると打ち心地が大きく変わってくるので、Logicool K270Logicool K275の押し心地の差は気にせず好みの配色だけで選んで購入すればいいのではないかと思う。
また、なぜか流通価格がLogicool K270の方が200円~300円ほど高いことが多いので、安く済ませるならLogicool K275を勧める。見た目の高級感はあまり大差ないかとは思うが、Logicool K270の方が若干かっこよく、Logicool K275の方がメディアキーが見やすくて実用的だけどかっこ悪い色かなと思う。

以下、簡単に写真で。なお、Logicool K275の方は使い倒したボロなのでめっちゃ汚いのはご容赦を。


上が不燃ごみ一歩手前のLogicool K275、下がほぼ新品のLogicool K270。僕は完全なタッチタイピングが出来ず、変則人差し指打法みたいな打ち方なのもあって、毎回キートップの「E」「A」「S」「J」「K」「M」あたりが削れてしまう。この辺のキーは打鍵回数が多いのもあるけど、若干指をねじる感じで押し込んでいるような気もするので、摩擦が大きいのだと思う。


Winキー。見ての通り、今はマークは同じ。って言うか不燃ごみ一歩手前の方汚いわ…


裏面の様子。商品が届いたところで躊躇なくゴムシートを貼ってしまったので、ゴムシートを貼る前の写真はなし。ここの空間があると設置感も落ちるし打鍵した時の反響音もうるさいしで、いいことは全くない。Logicoolもここを全部プラで埋めてしまえばいいのにと思うのだが…。こんな風にゴムシートで補強してあげるだけで、打鍵感は劇的に変わってRealforceに一歩劣るぐらいの優秀な打ち心地になる
Logicool K275の時は割と控えめに、補強する感覚でゴムシートを貼っていたのだけど、今回のLogicool K270では躊躇なく隙間全部埋めてやるぐらいの勢いでゴムシートを貼ってある。
貼ってあげるゴムシートの厚みについては、裏面で凹んでいるところは5mm厚のシートで、通常のところは2mm厚のシートで、貼ってやると周辺の丸いゴム足と高さがだいたい揃う。こまめに厚みを調整する必要はなさそうだ(ただし、跳ね上げの足を持ち上げて高くして使わないことが前提)。
あるいは、凹んでいるところを3mm厚のシートで覆った後全体を2mm厚のシートで覆ってやった方がツライチ感がでて見た目にはきれいに仕上がるかもしれない。まあ、裏面なんて普段は見ないので適当でいい。


見よ、この雑な仕上がりを!
ゴムシートは5mm厚のを20cm x 20cm、2mm厚のも20cm x 20cmあればだいたい足りるはず。いっそのこと、裏面をスキャナで読み取ってきれいな型をとって、3mm厚の鉄板でも加工してもらってはめ込んでもいいかもしれない。

volumio再生環境を大幅に更新した(ケーブル編)

前回の続きで、volumio再生環境(とついでにデスクトップPCに装着してあるヘッドホンアンプの再生環境)のケーブル類を少し変えてみたのでレビュー。
変えたのは電源タップ電源ケーブルUSBケーブルRCAケーブル、(ついでにすでに紹介済みのスピーカーケーブルも記述)。
僕は基本的にはケーブル交換には懐疑派で、そこそこ良いmmcxイヤホンのリケーブルも基本的には断線しても大丈夫だからと思っていたが、今回変えてみたらたしかに音は変わった気がするなあ、という印象。
まあ、それでも基本はハッタリだと思って入るけど…。
一昔前はこの手のは変えようと思ったら一本数万円なんてのが多く、そんな値段かけて変える必要あるのかなという世界だったが、今は中華製がいろいろあって数千円で買える割にはぶっとくてかっこいいのが増えたので、気分転換に楽しんでみてもいいかなという世界になったと思う。
なお、言うまでもないがどのケーブルもゴツさを楽しむのでめっちゃ取り回しが悪くなる。アンプそのものよりケーブル這わすスペースのクリアランスのほうがよほど邪魔だよ、みたいな世界になるのでそこは覚悟で。

まずは電源周り。
うちの環境は電源的にはかなり貧弱と言うか、問題を抱えていて室内に置いた小型冷蔵庫のモーターが動作するたびにヘッドホンアンプに軽いポツッと言うノイズが入ってしまう環境なので、過去の時点でもオカルトな装置を結構挟んで回避していた。
参考:自宅環境のAV環境のノイズ対策をした | ちゃたろうふぁんくらぶ

オカルト装置のおかげ?でポップノイズのようなものはかなり低減したがいまだに残っている、そんなヘボ環境。

まずは、アース付きのぶっといACタップを挿せるように根本のACタップを交換。特にアースはつけていない。

次に、FURUMANの超ごついACタップを。スピーカー用アンプに繋ぐためと、ヘッドホンアンプにつなぐための2つあるのだがまあどっちもごつい。本来は業務用ですね。タップにつながっている電源ケーブルも長くて太いので、這わす場所が足りなくて一部空きスペースにぐるぐる押し込んでいるので、これじゃあかえってノイズ源になるんじゃないの?と言う中途半端さ。

そこから、さらにごつい電源ケーブルを装着。今回、お試しでヘッドホンアンプ(Luxman DA-100)とアンプ(Topping TP60)の2箇所変えたので二本買ってみたが、値段が違う割には見た目はそんなには変わらなかった。もちろん、ケーブルの色とか違うんだけど単に被覆が違うだけで作ってるのは同じ場所なのかもなあなんて思ってしまった。

こんな風に変更してみた結果だが、「一応音は変わったかな?」と思う。ヘッドホンアンプに関しては、若干ドンシャリが付きつつ解像度が上がったような気がする(…のかなあ?)ロック系のエレキギターの響きが重厚感が加わり聞き心地がよくなった気がする。手元音源ではEXiNAがいい感じ。
スピーカーアンプに関しては、少し伸びやかになったかなあという気がしないでもない。既存の環境にかなり満足していたので、あまり上積みは感じながったが既存の環境の良さをスポイルする感じでもなかったのでそのまま使うことにした。もしかしたら、しばらく新しい環境で使ったあと古い環境に戻すと新しい環境が向上していたことを実感できるのかもしれない。ただし、ケーブルの取り回しでめっちゃ余計なスペースを食う。電源ケーブルと電源タップだけでRaspberry Pi・Topping D10・Topping TP60の装置ひとセットより場所を食っている。それに特に電源ケーブルは殆ど曲がらないので、設置が非常にやりづらい。その覚悟がある人だけがオカルト的に試してみるべきだと思う。

次に、USBケーブル。
ヘッドホンアンプ環境は今回変えなかったが、raspberry pi 3→Topping D10のケーブルをフルテックのものにした(既存はごく普通の短め細めのUSBケーブル)。

結論から言うと、音の違いワカリマセン。フルテックのケーブルがそれなりに太いので取り回しが若干悪くなりました、なだけ。
まあそこまで取り回しも落ちてないのでハッタリで新しいケーブルを使い続けるけど、ここは金を掛ける意味はなさそう。

次に、RCAケーブル。
Topping D10→Topping TP60を繋ぐものだけど、既存でもまあ見た目ハッタリな感じはなくもないオーディオテクニカの製品を使っていた(ART-LINK AT6A48と言う製品っぽい)。
が、せっかくなので見た目をかっこよくしようと、中華ブランドのケーブルを一つとスピーカーケーブルでも愛用しているカナレのケーブルを一つ買ってみた。

感想としては、SKWの新しいケーブルは被覆で取付金具部分も高級感があり、見た目の満足度は高いが取り回しが落ちる。カナレの方はナイロン被覆で高級感と言うより業務用感がある。こっちは取り回し的には今まで使っていたオーディオテクニカのものとあまり変わらない。
そして肝心の音質だが、意外に大きかった。ケーブルなんかで音が変わるなんてオカルトだよと思っていたのだが、Topping TP60が癖のない素性なため、上流の変化を伝えやすいのかもしれない。
聞いた印象としては、どちらの新ケーブルも既存のオーディオテクニカに比べるとだいぶ華やかな音に変わる、と言うかオーディオテクニカのケーブルが少し音場を団子状にする力が強いのかなと思う。そのうえで、SKWのケーブルは若干粉っぽさを感じた。カナレの方は単純ににぎやかになった感じ。
結局とっかえひっかえして遊んでいるうちに、Raspberry Piからの出力系統2系統あるままなのでそこまで含めてテストすることになった。結果、
Raspberry Pi → Topping D10 → (ART-LINK AT6A48) →Topping TP60 → ZENSOR PICO
Raspberry Pi → HIFIBERRY DAC Plus → (CANARE L-4E6S) →Topping TP60 → ZENSOR PICO
と言う二系統で音楽が楽しめるという結論になった。
USB-DACでTopping D10の環境ではすでに十二分にサラウンド感があるというか、空間の広がりが大きい音だったので新しいケーブルはどちらもちょっと音楽が広くなりすぎて聞きづらくなってしまい、既存のケーブルのままで行くことになってしまった。
I2SでHIFIBERRY DAC Plusの環境はもともとの印象ではちょっと音が密集しすぎていて聞きにくい環境だと思っていたが、新しいケーブルに変えることで音場に広がりが出て、聞きやすくなった。新ケーブル2本をとっかえひっかえして試したが、僕の中ではカナレの方がいったん気に入ったのでそっちを使うことにした。
この辺の満足感は、半年ぐらいしてあらためてセッティングしなおしたらまた違うかもしれない。
なお、二系統の音場が違うのがケーブルの調整でだいぶ近いところになり、二系統の出力ある必要はないのではないか?と思ったが、やっぱり少し聞き心地が違う。Topping D10の方が全体的に優しくきれいに空間に広がる音を奏でる。低音がトントンと言う感じに少し軽めに聞こえる代わりに、ボーカル辺りの音がとても聞きやすい。一方でHIFIBERRY DAC Plusの方はやっぱり少し引き締まった音で、低音がドンドンのあたりに少し強めに聞こえる。ボーカルも心持ち高音に聞こえるような引き締まり感がある。どっちもそれなりに面白いので、時々気分で出力を変えて遊べるようになったのでこの辺は結果オーライだった。

おまけでスピーカーケーブル。
ここは今回買い換えたわけではないが既存のCANARE 4S6Gを愛用している。

そこそこのケーブルの太さはあるもののすごくしなやかなビニールっぽい被覆(でもそんなに安っぽくはない)で取り回しも良いので気に入っている。予めバナナプラグ結線してあるので装着し直しも簡単だし、言うことない感じ。これはそこそこリーズナブルなので、ぜひ他の人も買ってほしいと思っている。

とまあオカルト的なものを色々やった結果として、ケーブル遊びのおすすめ順としては
① スピーカーケーブル:これは取り回しもむしろ良くなるし絶対やるべし
② RCAケーブル:これも音質は変わる。取り回しは若干悪くなる場合もあるが、既存で安い黒ケーブル使っているぐらいならハッタリで買えて問題ない
③ 電源ケーブル関係:これは音が変わるとは思うが、絶望的に取り回しが悪くなるのでお勧めしない
④ USBケーブル:これは変えても分かんないよ…
と言う感じ。

Volumio再生環境を久しぶりの大更新した

年末~年始にかけて、部屋で音楽を垂れ流している音楽環境を大幅に入れ替えてみた。
既存の環境が
Raspberry Pi 2(volumio)→(USB)→Topping TP30→DALI Zensor PICO
だったのが、
Raspberry Pi 3(volumio)→(USB)→Topping D10→(RCA)→Topping TP60→DALI Zensor PICO
となった。購入過程や悩んだポイントなども含めて備忘。

なお、寝ながら音楽かけっぱなしにもしているのでいろいろランプが点灯しているのは目障り。なので
完全に光を遮光する場合はパーマセルテープを使っている。遮光性が非常に高いうえに、テープの糊があと残りすることがないので非常に便利。
そんなに量を使わないので一本買ってもう10年ぐらい使っているがほとんど劣化はしていない。手元に一つあるとおすすめ。

また、完全に遮光しない場合は減光してくれるシートがおすすめ。
参考:ちょいと便利な「LightDims」 – スタパ齋藤の「スタパブログ」 | ケータイ Watch

もともと買い替えのきっかけになったのは、ラズパイ。昨年の初夏にRaspberry Pi 4が海外先行発売になって、2019年11月終わりぐらいにやっと国内発売になった。
Raspberry Pi 2には若干の力不足を感じてきていたので、Raspberry Pi 4が出たら買い替えようかとずっと思っていたのだけど、実際に発表になってみて世間の評判を見てみたら、「これはパワフルなのはいいけど発熱的に常時起動って感じじゃあないなあ」と言う印象を受けた。
ので、一旦Raspberry Pi 3(ないしRaspberry Pi 3+)を購入してしばらく運用してみようかなあと言うことにしてみた。最初は買い替え需要でヤフオクなんかに安く出てくるかなあと思ったけど、特にあまり出物がなかったのでじゃあいいやとI-O dataが正規販売している製品にした。

ついでにケースは熱を効率的に逃してくれそうな金属製に。

結果的には、Raspberry Pi 3の方がだいぶ動きはキビキビしている印象を受けた。うちの環境ではVolumioで運用しているが、My Musicのソースが4万曲以上もあるアホ環境なので、Raspberry Pi 2ではソースの再スキャン最中にハングアップしてしまうことが時々あったが、Raspberry Pi 3では今のところ軽快に読んでくれている感じだ。これならRaspberry Pi 4はいらなさそう。

そして次に買い替えの検討を始めたのが、その先につないでいる一体型アンプ。今まで使っていたTopping TP30と言うのはとても気楽なアンプで、USB-DAC入力がついていてスピーカー出力ができる(なんならヘッドホンアンプとしても流用できる)ので気楽に完結している良さがあった。音質的にはまあまあ妥協できるレベルで、以前B&Wのトールボーイを繋いでいた時はさすがに駆動力不足でボヘボヘした音を出していたけど、今のDALIのコンパクトスピーカーなら特に問題なく駆動している印象だった。ので10年近くはこのアンプで運用できていたのだが、せっかくの機会なので今回ここも手を入れてみようと思い立った。どうせ満足すれば新しい環境を10年ぐらい使うことになるだろうし。
と言うことで検討を始めたのだが、最初は大手音響メーカーのUSB-DAC付きコンパクトアンプを検討してみた。

メーカー 機種名 発売日 値段 実売価格 横幅 高さ 奥行き その他特徴
TEAC Reference AI-501DA 2012/11 ¥98000 290.0mm 81.2mm 264.0mm BurrBrown PCM5102
Reference AI-503-B 2017/03 ¥87815 290.0mm 81.2mm 264.0mm
Reference AI-301DA-SP 2015/08 ¥31267 215.0mm 61.0mm 254.0mm BurrBrown PCM1795
DENON PMA-50 2015/01 ¥68000 200.0mm 86.0mm 258.0mm
PMA-60 2017/10 ¥70000 ¥44593 200.0mm 86.0mm 258.0mm
PMA-150H 2019/09 ¥120000 ¥98060 280.0mm 104.0mm 337.0mm HEOS
PMA-30 2017/09 ¥50000 ¥24200 200.0mm 86.0mm 258.0mm
marantz HD-AMP1 2015/12 ¥140000 ¥77730 304.0mm 107.0mm 352.0mm
M-CR611 2015/08 ¥70000 292.0mm 105.0mm 305.0mm HEOS
M-CR612 2019/04 ¥70000 ¥47339 280.0mm 111.0mm 303.0mm HEOS, バイアンプ
Olasonic NANO-UA1a 2014/11 ¥80000 ¥60660 149.0mm 39.0mm 175.0mm
Kenwood KA-NA9 2018/09 ¥36800 117.0mm 53.0mm 179.0mm

まあこんな風に一覧にしたうえで、DENON PMA-60が第一候補かなあと思ったのだが、評判を調べてみるとこの機種は故障が意外に多いらしいことが起こった。まあDENON PMA-60に限らずこの辺のはUSB-DAC搭載の多機能機なので、どうしても故障のリスクは高いだろう。既存のTopping TP30は故障知らずだったのもポイント高い所だったので、「もっとシンプルな機械を組み合わせた方がいいんじゃないか?」と言う結論になった。

で、よくよく考えたらRaspberry Pi 3I2S出力があるのだから、USB-DAC搭載アンプにこだわる必要はないんじゃないか?と思い直し、単体のシンプルなプリメインアンプで比較的コンパクトで音質よさげなものを見繕っていたら、結局またToppingじゃん、となってしまった。Topping製品からTopping製品への買い替えってどうなのよと思いつつも、AC電源とトランスの違いもあるからなあ、と言う感じで購入してみた。音質の感想は後述。

ついでにI2Sだが、以下の製品を買ってみた。

最初はI2Sに搭載されているDACの一覧から、Texas InstrumentsPCM51xxは硬質な音と言うことで敬遠して、ESSES9018系の方が魅力的に思えたので、WINGONEERと言うところの製品を購入してみた。なお、この製品はSupTronicsと言う会社のX4000と言う製品そのまんまである。だが、残念ながらこの製品はvolumioではちゃんと音が出なかった。ドライバがない。別のOSを使えば動くっぽいが、そのOSでnode-red環境作ったりするのもめんどくさいので諦めた。

と言うタイミングでTopping TP60が届いてしまったので、最初はI2Sが間に合っておらず、とりあえずRaspberry Pi 3オーディオジャックから音を出してみたTopping TP60の良さは聞き始めて30分もしないうちにはっきり分かった。「あ、これ当たりくじだ」と言う結論。今までのアンプでは気づいていなかったけど、低音が駆動力不足でボヤっと濁っていたんだなあと言うのが明瞭に分かった。Topping TP60にした結果、低音が引き締まりクリアになった結果、中高音域の艶感が増した感じにもなった。これだけいい音が出るアンプがこの値段と言うのは…。
例えていうなら、一般的な音響メーカーが10-20万円のレンジで出しているアンプから、トーンコントロールとかリモコン入力とか多めのインプットセレクタとかみたいないらない機能を省略しまくって、中華クオリティ(品質が低いの意味ではなく、コストが極端に安いの意味)で作ってみたら2万円そこそこの値段で出せてしまった、と言うイメージだ。
これ、他社じゃ太刀打ちできないというか、Topping自身すらもこれ以上やることがないので結構前にこの製品作ってからリニューアルせずに放置してしまっている、みたいな製品だ。
今どき、入力なんて2種類もあれば十分(いや、さらに割り切って1種類でインプットセレクタ廃止したっていいぐらい)なので、これはもう今後ずっと使い続けていくだろう。
ただし、一つだけ欠点があって本体からジジジと言うノイズが5分おきぐらいに15秒ぐらい鳴る。コイル鳴きかな?と言う感じの音でまあアンプの近く数10cmぐらいに頭を近づけて室内無音の状態でないと気付かないだろうという程度の音なのだけど、気にならないでもない。そのうち気が向いたら箱を開けてノイズ源を見つけ出し、ホットボンドでも盛ってやろうかと思っている。そんなノイズがどうでもよくなるぐらい良いアンプ。

さて、I2Sの話に戻ってTopping TP60が届いてからしばらくしてKumanの製品が届いた。こっちはHIFIBERRY DAC+ STANDARD相当の製品で、実際にvolumioでもHIFIBERRY DAC Plusとして認識する。で、接続して使ってみたのだが、今一つ納得しなかった。やはり硬質だからなのか、音はとてもクリアで引き締まっているのだが、その分ボーカルが引っ込んでしまって聞いていて気持ち良くない。ボーカルのない、ジャズとかクラシックなら評価される音なのだろうが僕が聞くようなJ-POP系では今一つのようだ。なお、このI2Sボードを接続するのには金属ケースに入れてあるとI2S端子の長さが足りず干渉してしまうので、I2Sを延長する下駄が必要になる。僕の場合、たまたまWINGONEERの製品についていた下駄流用で済ますことができた。

で、音質に納得できずもう少し頑張るか、と検討してI2S出力ではなくUSB出力してUSB-DAC挟めばいいんじゃない?と思いついた。世間的にはUSB接続よりI2S接続の方が高音質と評価されているようだが、僕には今一つ納得できなかった。そもそもI2Sが評価されてるのって、USB-DACってハイレゾはダウンサンプリングされて出力されてたりするってことなのかなあ、などとも思ったので、USB-DACは出力信号が表示される機器を買おうということにした。と言うか、ToppingD10と言う安価だけど定評のあるUSB-DACがあるのでこれでいいじゃん、と。DACもESS系のだし。

ついでに、こいつはオペアンプ交換も簡単に出来るようなので、適当に検索して出てきたサイトの指示通りにオペアンプをOPA627にしてみた。
参考:TOPPING D10の実機レビュー&オペアンプの交換方法 | Lantern Blog

で、聞いてみた結果だが、これで満足できる環境になった。音質が若干丸い感じに艶が出て、ボーカルもきちんと前に出て気持ち良い音になった。もちろん、ハイレゾ音源はハイレゾ信号でUSB出力されていることも確認できた。

環境的にはUSB-DACはもう少しグレードが上の製品もあるが、とりあえずはそこはしばらく手を付けない予定。
それよりも、スピーカー環境がこれだけ快適になったのでヘッドホン環境に手を入れたいところ。今のLuxman DA-100の環境も気に入ってもう7、8年ぐらいだろうか使い続けているが、せっかくなので中古でなんとかLuxman P-1かP-1uを手に入れて、Topping DX7Sあたりと組み合わせたら最強だろうなあと構想している。