COSINA Voigtlander COLOR-SKOPAR vintage line 21mm F3.5 Aspherical VM 簡単なレビュー(富士Xマウント)

COSINA Voigtlander COLOR-SKOPAR vintage line 21mm F3.5 Aspherical VMを買ったので簡単にレビュー。
なお、使用はフルサイズマウントではなくFuji Xマウント(Fujifilm X-T2)なのでAPS-Cサイズでの使用。

もうそろそろ発売になるが、COSINA Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mountが発売になるので、それに合わせて手元のレンズラインナップを再構築中。
将来的には、XF10-24/XC16-50/XC50-230/XF70-300/XF2XTCと純正レンズを買いそろえて、NOKTON35F1.2X/COLOR-HELIAR75F2.5Lとそろえようと思っている。
で、そんなことを妄想しながらレンズをいろいろ見ていたら、vintage lineの21mmが欲しくなってしまった。換算32.5mmなので、あまり得意な画角ではないのだが(僕は換算28~35mm画角はあまり好きでない、PENTAX FA31mmはAPS-Cで使うなら最高に使いやすいのだが)、このレンズは発表になったときもめっちゃかっこいいと思っていて、ぜひ欲しいと思っていたのだ。
で、他の中華レンズをほとんど処分したのに合わせて思い切って買ってしまった。

ついでに、マウントアダプタはVoightLander VM-X Close Focus Adapterを購入した。

富士純正のMマウントアダプターも持っているのだが、別に純正だからと言うほどに使い勝手が良いわけでもない(焦点距離変更用のボタンとかついているが、シェーディング補正とかは使うこともないし)し、ならばMマウントレンズでだいたいの場合に泣き所となる近接性能を補うマクロフォーカシング機能がついている方が魅力的に覚えたからだ。

で、装着した感じはこんな感じ。


VM-X Close Focus Adapterも合わせて、シルバーと黒の縞々が繰り返しながら先端の方に向かって先細りするデザインになった。写真にするとなかなかかっこいいのだがぱっと見は先細りで弱弱しく見えるので、フードを追加してみた。


フードはバヨネットで装着できる純正もあるのだが、あまりかっこよさそうに見えなかったのでamazonでよく売ってる穴あきタイプの金属フード。このレンズの場合はフィルター39mm径で。このタイプの穴あき金属フードは広角用の薄型と標準用の厚み普通型が売っているけど、まあ広角レンズなので広角用の薄型が無難だと思う。

デザイン的にはこのフード付きの方が好き。バッグの中にしまうのには若干出っ張りが増えるが、取り出すときにレンズとフードの間の段差のところをがっと握って取り出せるので楽かもしれない。飽きたらフード外すかも。

使用感としては、ピントリング、絞りリングはやや軽め。小型のレンズなのでこんなもんか、と言う軽さ。絞りリングにクリック感があるのは気持ちいい。最近は動画用だったり手抜き工作だったりで絞りリングがクリック感のないタイプが(特に中華では)多いけど、やっぱり絞りはクリックがある方が写真レンズらしくて好きだな。

と言うところで、描写感や使い勝手のレビュー。

とりあえずラーメンでテーブルフォト。これでVM-X Close Focus Adapterを使わない最短撮影距離。50cmまで寄れるのだが、より感としてはもう一つ寄りたい感じだ。


VM-X Close Focus Adapter併用でまあまあな撮影距離に。実際にはもっと寄れるが、そんなに寄っても仕方ない感じ。
F3.5のレンズなのもあり開放からパキパキによく写る。レンズの味とか考える要素なし。ここのところ、こういう写真は35mm(換算50mm)でばかり撮っていたので、イマイチ感覚がつかめない。

次は遠景のサンプル。

開放F3.5。

F5.6。

F8。

F16。
全部ピントは無限遠固定。左下の草あたりを等倍表示して比較するのが手っ取り早いと思うけど、絞ろうが描写はほとんど変わらない。APS-Cでは周辺までパッキパキ。あえて言うなら開放F3.5はAPS-Cで使っても若干の周辺減光がある
購入前、このレンズに関するレビューがネットにあまり転がってなくてなんで不人気なんだろうなあと思ったが、自分で買ってみて分かったがこのレンズはデザインはかっこいいものの写りが完璧すぎてレンズの味とかなにもないので語るところがないのだなあ、と思った。周辺減光を気にしなければ常に開放で使って問題ないかなあと(広角だから被写界深度深いしね)。
21mmの開放F3.5で、許容錯乱円をAPS-Cなので0.02mmで計算すると過焦点距離6.3mで、ピント位置を6mぐらいに設定しておけば3m~無限遠がピント範囲になるので、この設定でピント合わせのことは忘れてスナップするのもいいかもしれない。


撮影日は寒冷前線の雨が抜けた後のピーカンの晴れ(大気中のチリも落ちたのでピッカピカだった)だったのだけど、逆光で暗部はストンと落ちた。このレンズのコントラストはしっかりしてる。曇りぐらいの平べったいコンディションの光の方が扱いやすいかもね。あまりしっかりテストしていないけど、逆光に伴うフレアやゴーストも心配する必要はないだろうなあ。


改めて近接のサンプル。稲穂でテスト。最短撮影距離50cmでこんな感じ。


VM-X Close Focus Adapter併用でこんな感じ。レンズ前1cm(最短撮影距離10cm未満?)とかのレベルなので、まったく実用ではない。レンズの影が被写体に落ちちゃう感じ。アダプタ併用すると近接の心配はいらないですよ、程度の話かな。


当たり前だけど歪曲収差はよく抑えられている。

新しいスマホを買った:XPERIA 10 II

新しいスマホを購入したので備忘的にレビュー。

今まで使っていたのはXperia Z3 Compactというもはや骨董機種なのだけど、だいぶ前から充電が怪しくなってきていたので買い替えを検討していた。
今まではスマホは通話おサイフスマホメインで、Twitterや電子書籍閲覧はタブレット(Xperia Z2 Tablet)で、と使い分けていてタブレットはiPad Air 4thに買い替えてスマホはおサイフ機能付きでなるべく小型なものがいいなあと思っていたのだけど、そんな小型な端末はほとんど絶滅危惧種なので、諦めてごく普通のスマホを買い替えで検討していた。

僕としてはスマホ選びの優先順位は
・Socはあまり重視せず、メモリは3GB以上、ストレージは32GB以上
  ゲームをしないので高性能なのは別に要らない。メモリも3GBあれば多分足りる。ストレージはXperia Z3 Compactの16GBはかなりきつくてアプリをアンインストールでごまかしていたので多めに。
・おサイフ機能は必須
  Suicaとnanacoを使っているので。
・防水防塵
  できれば防水防塵の方がなにかと便利。
・SIMフリー
  ドコモ対応MVNOで使うが、ドコモでの販売の端末は無駄なアプリがアンインストールできなくて邪魔だったので今回は普通のSIMフリーで。
ぐらいの感じで、わりかし緩い希望だと思う。

で、スマホ買い替えで検討していたのは以下の通り。

名称 型番 重さ 厚み RAM eMMC
Xperia 1 SO-03L 178 g 167.0 mm 72.0 mm 8.2 mm 6 GB 64 GB Snapdragon 855 2.8GHz x4+ 1.7GHz x4 ¥86 900 2019年
Xperia 5 SO-01M 164 g 158.0 mm 68.0 mm 8.2 mm 6 GB 64 GB Snapdragon 855 2.8GHz x4+ 1.7GHz x4 ¥75 900 2019年
Xperia 8 170 g 158.0 mm 69.0 mm 8.1 mm 4 GB 64 GB Snapdragon 630 2.2GHz x4 + 1.8GHz x4 2019年
Xperia 10 162 g 156.0 mm 68.0 mm 8.4 mm 3 GB 64 GB Snapdragon 630 2.2GHz x4 + 1.8GHz x4 2019年
Xperia Ace SO-02L 154 g 140.0 mm 67.0 mm 9.3 mm 4 GB 64 GB Snapdragon 630 2.2GHz x4 + 1.8GHz x4 2019年
Google Pixel 3a 147 g 151.3 mm 70.1 mm 8.2 mm 4 GB 64 GB Snapdragon 670 2.0GHz x4 + 1.7GHz x4 ¥49 500 2019年
Google Pixel 4a 143 g 144.0 mm 69.4 mm 8.2 mm 6 GB 128 GB Snapdragon 730G 2.2GHz x4 + 1.8GHz x4 ¥42 900 2020年
Xperia 1 II SO-51A 181 g 166.0 mm 72.0 mm 7.9 mm 8 GB 128 GB Snapdragon 865 2.84GHz x1 + 2.42GHz x3 + 1.8GHz x4 ¥136 400 2020年
Xperia 5 II 163 g 158.0 mm 68.0 mm 8.0 mm 8 GB 128 GB Snapdragon 865 5G 2020年
Xperia 8 Lite 170 g 158.0 mm 69.0 mm 8.1 mm 4 GB 64 GB Snapdragon 630 2.2GHz x4 + 1.8GHz x4 ¥30 000 2020年
Xperia 10 II SO-41A 151 g 157.0 mm 69.0 mm 8.2 mm 4 GB 64 GB Snapdragon 665 2.0GHz x4 + 1.8GHz x4 2020年

・Google Pixel 3a、Pixel 4a:
  ごく無難で重量が軽いのはいいのだけど、microSDが差せないのはどうなのかと思ったのでやめた。
・Xperia 1 (1 II)、Xperia 5 (5 II)
  どちらかと言えば小型な5系を検討していたが、ゲームをやらない僕にはここまで高性能高級機はいらない。
・Xperia 8 (8 Lite)
  これでいいかなあとも思っていた。
等々を考えていたのだが、ちょうどこの10月からXPERIA 10 IIがいくつかのMVNOからSIMフリーで発売になったので、これを購入することにした。

今使っているMVNOはBIGLOBEなのだけど、BIGLOBEは端末販売にはやる気がなくて、当面扱う気はなさそう。で、nuro、mineo、goo、IIJ辺りが回線抱き合わせで取り扱いを開始したので、nuro経由で購入してみた(nuro回線は使う気がないので無料期間が終わったら解約する予定)。

使ってみた雑感では

・割とオーソドックスで使いやすい
画面アスペクト比が21:9なのが特殊かと思うが、日常的に使う分にはあまり違和感はない(動画やコミック・雑誌はほとんど見ないからかも)。ブラウザやTwitterは縦に長いので見やすいと思う。
Androidとしても比較的標準だと思う。とはいえXperiaホームでドックにドロワーがなさそうなのでNova Louncherを入れてしまった。
壁紙があまり選択肢がなく、Xperia標準のライブ壁紙がなくなってる? っぽいので手持ちの自分で撮影した写真を適当に画面サイズにトリミングして壁紙切替ますたーというアプリで適当に自動切換えしてごまかしている。壁紙のファイルはこんな感じ。

・有機ELの画面はとてもきれい
有機ELの画面は凄く鮮やかになるか、と思ったらそこまで発色が強調される感じではなかった。でもこのぐらいの方が普段使うには違和感が少なくて快適。
黒の締まりがいいのが効いているのかなとは思う。

・残念なところ
ストラップホールが欲しい。仕方ないのでこの機種からは手帳型ケースを購入し、そこにストラップホールをつけることにした。
指紋認証兼用になっているメインボタンは使い道がない。手帳ケースに入れると奇麗に指紋認証させながら押すことができない。まあ画面ロック使わないからいいのだけど。
カメラ部分が飛び出しているのは好きじゃない。スマホのカメラはあまり使わないので評価しない、となると飛び出してるだけ邪魔。

といった感じか。あまりクセがないので使いやすい。

導入しているアプリ

導入しているアプリの状況は以下の通り。
○は実際に導入しているアプリ、△は入れているけど使っていないアプリ。

ジャンル Xperia Z3 Compact Xperia 10 II Xperia Z2 Tablet アプリ名
通信通話 BIGLOBEでんわ
LINE
Gmail
メッセージ
ダイヤル
連絡先
ACR
ACR Pro Licence
ブラウザ Chrome
Twidere
Pocket
ChMate
ビューア Solid Explorer
ファイル
シンプルギャラリー
Googleフォト
ニュース Yahoo!ニュース
NHK NEWS
Yahoo! スポーツナビ
Yahoo!天気
調べもの 舞台めぐり
銭湯・温泉
道の駅
AR山ナビ
サン・サーベイヤー
Stellarium
日本郵便
通知 オクレンジャー
お薬手帳プラス
教えてドクター!
停電情報お知らせサービス
災害用キット(緊急)
新型コロナウイルス 接触確認アプリ
サン・サーベイヤー
カメラ カメラ
Googleレンズ
FUJIFILM Camera Remote
Panasonic Image App
Nikon SnapBridge
QRコードスキャナー
NegaView
テレビ・ラジオ ワンセグ
テレビ
Panasonic media access
FMラジオ
NHKラジオ らじるらじる
ミュージック LISNA
Poweramp
Poweramp UnLocker
動画 MX Player
YouTube
雑誌・コミック Perfect Viewer
Reader by SONY
楽天マガジン
COMIC FUZ
買い物 八十二銀行
モバイルSuica
nanaco
PayPay
GoldPoint
カインズ
ヤマト運輸
Starbucks
買い物 ヤフオク!
楽天トラベル
道路 Yahoo!カーナビ
Googleマップ
Googleストリートビュー
タイムズ駐車場
Japan Taxi
JAFを呼ぶ
電車・徒歩 Yahoo!乗換案内
歩数計
Fitbit
Office Googleドライブ
Googleスプレッドシート
Googleドキュメント
Googleスライド
Microsoft Excel
Microsoft Word
Microsoft PwerPoint
Microsoft Office Lens
Adobe Creative Cloud
Adobe Acrobat
Jota+
netprint
その他 Microsoft Minecraft
Formula 1
管理 My BIGLOBE
Google Playストア
eHome
Amazon Alexa
Nova Launcher
電卓
壁紙切替ますたー
時計とメモ
通信量モニター
通信速度モニター
通信速度モニター Pro Key
Fing
Speedtest
タウンWiFi
SMBSync2
AdGuard
システム Alarm Clock Xtreme
aNdClip
Battery Mix
Digical
Digical+ Key
G.N.のかわりの設定
Gboard
System UI Tuner
Wi-Fi設定ショートカット
カメラ無音化 Pro
スマートマナーLite
設定
デジタル時計
ローテーション

今回はストレージに余裕があるのでXperia Z3 Compactに一度は入れたものの使わないので削除していたアプリが結構復活している。
また管理系のアプリは見直しが入り、G.N.のかわりの設定が不要になった代わりにNova LauncherAdGuardSystem UI TunerWi-Fi設定ショートカット壁紙切替ますたー辺りを導入した。AdGuardでrootなしに広告排除できるのはいいがタウンWiFiの自動ログインがうまくゆかず、とりあえずWi-Fi設定ショートカットをドックに入れて対応している。

自宅でハイボールをたしなむ

今年の夏は自宅での晩酌でハイボールを主体にすることに挑戦してみたので、その備忘。

僕は基本的にアルコールはなんでもいけるし酒に強い口だけど、一番好きなのは何かといわれればウイスキー(というよりラフロイグをストレートで)だ。とは言いながらも、ウイスキーをストレートでたしなむのは基本的に冬場のお話で、あののど越しと体の温まる感触を楽しんでいるのであって、夏場には若い頃を除いてほとんどウイスキーを飲んでいない。
今は気分や季節で飲む酒を変える生活をしており、夏場はビール主体だったものが芋焼酎の緑茶割になってきていた。
が、なぜかふと、「今年の夏はハイボールを主体にしてみよう!」と思い立ってしまった。別にビールを飲む日や黒霧島の緑茶割を飲む日もまったくなくなるわけではないが、なんとなく今年の夏はハイボールの気分なのだ。
そこで、自宅で気軽に、かつおいしく、しかもコストも安めで楽しむ方法をちょこちょこと導入してみた。

ウイスキーの銘柄について

ウイスキー銘柄の選定については、
・1瓶(700-750ml)あたり1000円前後ぐらいのものを主体に選ぶ。割って飲む前提なので、多少アルコール臭くても問題ない。
・僕の好みは、どちらかというと淡白な味わいのもの。濃ゆい味付けのものは呑み疲れてしまう気がする。
・スモーキーさについては、どれだけ強くても問題ない。そもそもラフロイグを常飲していると言ってる時点で鼻や舌が壊れているし、ましてやハイボールはキリッキリに冷やすので煙たさは立たないと思っている。
あたりを基本にしながら現在進行形で銘柄選定中。スコッチにせよバーボンにせよエントリー系のものがメインになる。
若いころにもいくつか飲んでいたものだが、今の年になって飲みなおしてみると(実際に味が変わっているらしい銘柄も含めて)結構印象も違うものだ。
今のところでは以下のような感じ。スコッチが多めかな。

・Teacher’s highland cream(ティーチャーズ ハイランドクリーム)
安い(1瓶900円前後)し自分の好みのお酒なのでこれを基準にする。凄い煙たい格安スコッチの定番らしいが、僕には先述の通り煙たさに関してはバカ鼻バカ舌なこともあって気にならない。
味わいもそこまでくどくなく、飲み疲れることもない。当面の間はこれがメインで。
冬場にお酒代を安くあげたいときにこれを買ってくることもたまにあるが、僕の場合現行の味が(2、3年前に)若干落ちたといわれるこれでもストレートで飲める。

・White Horse(ホワイトホース)
これまた安い(1瓶900円前後)銘柄。というより、大概の場合一番安いウイスキー(スコッチ限定せず、ウイスキーとして)と言えばこれ(ウイスキーとスピリッツ混ぜてある系統は除く)。
味はティーチャーズよりはややしっかりと濃厚なタイプ。僕には少し呑み疲れする味。
ただ、これは大容量ペットボトルを売っているのがありがたい。ペットボトルはスーパーの入り口回収で自由に出せるが、ウイスキーの雑瓶は回収日が限られていてめんどくさいので。

・Ballantine’s Finest(バランタイン ファイネスト)
これは上記銘柄より100円ぐらい高い(1瓶1000円前後)か? バランタインは男性的というか、濃ゆい味わいの気がするので少しガッツリ行きたいときにいいかもしれない。
今年の夏のハイボールとしてはまだ試していない。
冬場にストレートで飲む酒として飲むには僕にはちょっと濃ゆすぎてきついので妥協しながら飲む感じ。

・CUTTY SARK(カティサーク)
これも若干高くなる(1瓶1000円前後)かな。これは非常に淡白な味。安くて淡白で、といったらまずこれなんじゃないだろうか。
気分的に飲み疲れたかな、と思ったら切り替えるお酒。水のようにスイスイ、とまでは言い過ぎだが飲みやすいお酒。

・そのほかスコッチ
ジョニ赤、デュワーズ、辺りはこの辺の価格帯で選べるものになるか。2000円前後へ目を向けると、淡白に行くならシーバスリーガルか。

・Jim Beam(ジムビーム)
最近はバーボン系にとんと縁がなかったので久しぶりに選んでみたお酒。バーボン系では一番安い(1瓶1000円前後)か。
ちょっとくどくて口には合わないと感じた。接着剤系の香りと言われている奴なのだろうか、臭いも強めだし味わいもべっとりしている印象。
少し薄めに作る・ハイボールにする際にレモンを加える・ジンジャエールで割る あたりがうまい使いどころだろうか。

・その他バーボン系
安いものだとフォアローゼス、アーリータイムズ、1000円台後半でIWハーパーやメーカーズマーク、2000円台でジャックダニエルやワイルドターキーだろうか。アンシャントエイジって今はあまり置いてないのかな。
ジャックダニエルが評判良いようだが、常飲するには価格帯ちょっと高い印象。

飲み方の基本、道具など

・割材
普通にスーパーで一番安い炭酸水で。1000mlで80~90円ぐらい。
後述する通り、ウイスキーは一杯あたり30mlぐらい使うので単価的に50円ぐらい。炭酸水は1000mlペットボトル1本で7杯ぐらいとれるみたいなので、単価10円ちょい。合わせて1杯あたり60円ぐらい? 安いものだ。
ミドボンとか導入すると炭酸水コストがもっと安くなるらしいけど、めんどくさそうなのでやらない。自宅でソーダ水できる系のキットも単価的に魅力なしなので使わない。
安い炭酸水はただの水の炭酸水と、レモン入り炭酸水とあるが、炭酸水だけ飲む場合はともかく、割材の時はただの水の方でいい。レモン風味が欲しくなったら、ポッカレモン100とかを常備しておいて適宜振りかけたほうがいい(そうでないと気分で飲み分けようと思ったら、常時両方の味の炭酸水を冷蔵庫に入れとかなきゃだし)。

あるいは、割材としてジンジャエール。カナダドライとかのドライ系ジンジャエール(ドライとついているのにこっちのが甘み強めらしい)よりも、ゴールデンタイプジンジャエールのがいいらしい(って言ってもウィルキンソンぐらいしかなさそうだが)。
リターナブル瓶のウィルキンソンジンジャエールゴールデンタイプが最適らしいが、リターナブルと言われても回収する場所がないのであまり意味がない。ウィルキンソンの辛口ジンジャエールのペットボトルがあるのでこれで充分か。
ジンジャエールで割って飲むのはあまり量を飲まないので、350mlとか250mlとかの小さい缶(安い銘柄でもいい)を冷蔵庫に忍ばせておくぐらいが一番ちょうどいいかなと思う。僕にはウイスキー+ジンジャエールストレートは味が濃すぎるのでウイスキー+ジンジャエール+炭酸水と薄めて飲む。

あとはトニックウォーター系も気分で使ってよいだろう。ジンジャエールは甘みと苦み・辛みが入るが、トニックウォーター系は苦みだけになる気がする。これもウイスキー+トニックウォーターは強すぎるのでウイスキー+トニックウォーター+炭酸水で。

僕はコーラ割はしない。味が濃ゆくなりすぎて苦手。

・氷
今時の冷蔵庫なら自動製氷機があるけど、製氷皿で大きめの氷を作って使った方がおいしいと思う。氷も溶けにくいし。
製氷皿は100均でいろいろ売ってるので、コップに入る範囲内でなるべく大きい氷ができるものがよい。ウイスキーロック用の丸氷を作れる道具も売っているけど、あれは冷蔵庫スペースをとる割にイマイチなので勧めない。
同様に氷の代用品でステンレスだったりシリコン?だったりを冷凍庫に入れて氷のように水で薄まらない冷却材を売ってたりするがあれは保冷力がイマイチだったので勧めない。

・コップ
真空断熱ジョッキタイプのマグカップを愛用している。

450ml入るタイプのものを使っているが、めいっぱい氷を入れて、30mlのウイスキーを注ぎ、150mlぐらいの炭酸水を注いでいるっぽいので氷が250mlぐらいなのかな。
ウイスキー:炭酸水が1:5ぐらいなのでやや薄味のハイボールをたしなんでいることになる。氷が溶けにくいから、このぐらいの味でも満足するのかもしれない。
経験的には、真空断熱タイプでもタンブラー型はおすすめしない。下すぼまりのデザインは(酔っぱらっていると特に)ひっくり返しやすい。
真空断熱タイプは口当たり部分が金属なので感触が悪いという人は、保冷ジョッキというのを試してみてもいいかもしれない。

昔使っていたことがあるが、悪くはなかった。
そうじゃない人は無難にガラスジョッキで。

・マドラー
箸とかで代用できるんだけど、マドラーぐらい買っておいてもいいと思う。100均でステンレスのものが売っているはず。
個人的には、マドラーがなくても混ざりムラはそんなにないようなので必須ではないが、たいして高いものでもないので一応専用品をそろえたい。

・計量カップ
メジャーカップの類は絶対に買っておいた方がいい。どうしても手抜きで目検討でウイスキーを注ぎ、炭酸水を足すと濃くなりすぎてしまったりで味が安定しない。今年の夏に合わせて思い切って買ってみたが、今までどうしてこれを買っていなかったんだとつくづく思ってしまった。
おちょこなんかでも代用できるが、ちゃんとした品の方が計量しやすい。ウイスキー用のステンレス製の方がかっこいいが、調理用のガラス計量器の方が細かい数字を確認しやすく便利だ。

個人的に思うのは、濃いめのハイボールを作るときはウイスキーの計量を多めにするのではなく、足す炭酸水を少なめに、例えば7分目ぐらいで注ぐのをやめる方がいいようだ。ハイボールの味の調整はウイスキーを注ぐ量で調整してはいけない

おすすめのおつまみ

基本的にはビールに合うつまみはだいたいイケる。
チーズを買ってきてルヴァンパーティもイケる。ゴルゴンゾーラなどを買ってきて、少量ずつクラッカーに載せて食べるのだ。載せる用途に、小型のバターナイフを100均で買っておくとよい。
生ハムもよい。生ハムは単品でちょうどいい味の時と、単品ではしょっぱい時があり、しょっぱい時はチーズと同じくルヴァンパーティする。

合わないつまみは意外に少ないようだ。和食系の肴、焼き魚とか刺身とかは焼酎のが合うと思うが、ハイボールでも悪くはない。
チョコレートもイケるはずだが、何しろ夏場なのでチョコレートが溶けてしまうから試していない。

Logicool MX MASTER3 MX2200sの簡単なレビュー

昨日のキーボード買い換えの話に続き、今日はマウスの買い替えの記事。
ステイホーム週間(GW)で暇だったので、マウスを新しいものに買い替えたので簡単にレビュー。買い替える前はLogicool MX MASTER MX2000、買い替え後はLogicool MX MASTER3 MX2200s。間にMX MASTER2があったが故障もなくスキップした、とはいえ順当に後継機に買い替え。

なお、Logicool MX MASTER MX2000は2016年末ごろに購入後、2020年5月まで約3年半ほど、チャタリング等の故障を皆無で過ごすことができた。これは僕のマウス使用遍歴の中では多分一番優秀なマウスだ。今まで使ってきたマウスは(ほとんどがロジクールの高級ラインの製品にもかかわらず)製品寿命的には1年~2年程度だったので、これだけ長い期間使い続けられたのは称賛に値する。もちろん、今回交換しなければまだ当面使い続けることだって出来たかもしれない。
また、Logicool MX MASTER MX2000に限らずマウス製品は長いことつかっていると表面が加水分解してベタベタした感触になってくるのだが、Logicool MX MASTER MX2000は若干のベタベタ感はあったが比較的良好な状態で使い続けることができた。この点でも優秀。
Logicool MX MASTER MX2000の充電池のへたり具合に関しても、問題なかったと思う。当初で2週間前後は電池が持ち、使用歴終盤でも一週間は余裕、10日ぐらいで保険で充電にかける感じだったので、特に不満はなかった。とはいえ、後継機のLogicool MX MASTER3 MX2200sは70日も持つらしいのでちょっと楽しみなところ。

前回のLogicool MX MASTER MX2000については:Logicool MX MASTER MX2000の簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

使ってみた印象としては、
Logicool MX MASTER MX2000Logicool MX MASTER3 MX2200sでは若干のデザインの違いはあるが、ほとんど違和感は感じず移行できた。あえて言うなら親指付近のサムホイールと2つのボタン位置のレイアウト変更が気になったが、このレイアウトに関してはLogicool MX MASTER3 MX2200sの方が本来望ましい配置であって、最初1時間ぐらいは違和感があったもの、あっという間にLogicool MX MASTER3 MX2200sの方の捜査に馴染んだ。なお、後述するがLogicool MX MASTER3 MX2200sの親指ボタンの関しては「戻る」と「進む」を入れ替えて使っている。通常は「戻る」の方が使用頻度が高いので、押しやすい位置にした方がつかいやすいと思う。

左右クリックに関しては、Logicool MX MASTER MX2000に比べLogicool MX MASTER3 MX2200sの方が若干静か、またクリックボタンのぐらつきも少ない気がする。と言ってもLogicool MX MASTER MX2000の時点で十分に優秀だったしLogicool MX MASTER MX2000の方の経年劣化の可能性もあるので何とも言えず。
中央クリック及びホイールに関しては結構変わった。Logicool MX MASTER3 MX2200sの方は電磁石式の高機能ホイールだと宣伝してるのは有名な話で、どうなんだろうと思っていたが。使ってみると、世間で言われている通りLogicool MX MASTER MX2000の方がうるさく、ゴリゴリ感がある。一方でLogicool MX MASTER3 MX2200sはとても静かだがゴリゴリ感も若干減っている。僕の場合、ホイールはラチェットのゴリゴリ感が強い方が好みなのでLogicool MX MASTER MX2000の方がいいかなあと思っていたけどある程度使いこんでみたらLogicool MX MASTER3 MX2200sの方でも別に不満は感じなくなった。Logicool MX MASTER3 MX2200sの方がホイールのぐらつき感が少ないので慣れればむしろ好印象だったりする。

全体として、順当な進化を感じるし、買い替えしても違和感なくなじんでいくこともできる。このままMX MASTERシリーズが続いていってくれることを望む。

なお、設定に関しては以下の通り。


基本動作はこの通り。先ほど書いたとおり、戻る/進むボタンを入れ替えている。また、中央ホイール手前のボタンはアプリの切替機能を割り当てている。サムホイールボタンには「Alt+P」というキーストロークを割り当てているが、これは別の「UltraMon」というデュアルモニタ用アプリでアプリを展開するウィンドウを「プライマリ⇔セカンダリ」に切り替える機能が割り当てられている。
ので、手前ボタンを押して現在展開しているアプリを一覧から選択、サムホイールボタンでセカンダリモニタに退避したりプライマリモニタに戻したりということがマウスだけで完結するようになっている。
それ以外の高機能は使いこなしてない。


そのほか設定はこの通り。スムーズスクロールは無効。SmartShift(中央ホイールがラチェットと無限移動にシームレスに切り替わる機能)も無効で、固定スクロールホイールモードはラチェット固定。サムホイールの感度とSmartShiftの感度はいじる必要ないと思うが、おまじないで一番低感度側の右端に寄せてある。

Logicool キーボード K270 簡単なレビュー

ステイホーム週間(GW)で時間ができたので、キーボードとマウスを新しいものに交換した。今回は珍しく、どちらも故障での交換ではなく単純に古くなって見た目がボロくなってきたための買い替え。
今まで使っていたLogicool K275は裏面補強さえしてやれば大変に打ち心地の良いキーボードで、今回も同じものに買い替えようと思っていたのだが、たまたま昨今のコロナ騒ぎで海外からの流通が止まっているのか、はたまた在宅ワークで買い込む人が増えているのか、Logicool K275の市中在庫が見当たらなかったので同じくLogicoolのK270を買ってみた。今回はそのレビュー。

前回のK275については:Logicool キーボード K275 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

簡単に言うと、Logicool K270Logicool K275の一個前の製品で、内容的にはほとんど変わらず、色が違う、Winキーのマークが違う、ほかの人のレビューによると若干打ち心地が異なる、ということで
Logicool K270:表面は、裏面は、キーはすべて黒、WinキーがWindows7準拠の○に窓のマーク、打ち心地が若干重い
Logicool K275:表面は、裏面も、キーはメディアキーだけ緑、WinキーがWindows10準拠のただの窓のマーク、打ち心地が若干軽い
という評価がされてきた。

が今回Logicool K270を買ってみたところ、なんとWinキーはLogicool K275と同じくWindows10準拠の窓マークのWinキーになっていた。配色は違うままだが、本体外観から見る限りキーだの背面だの金型は完全に同じものがつかわれている感じであり、もしも打ち心地が違うとしたら同じ製品の個体差とか使っている素材の違い(って言ってもプラスチックの色が違うだけだが)ぐらいしかないんじゃないか?という印象だった。

実際の話、このキーボードはどちらもわりかしペラペラの安物というか、本体を両手で持って軽くねじると簡単に変形する程度の柔らかさで、この辺のしなり具合次第によって裏面補強してやると打ち心地が大きく変わってくるので、Logicool K270Logicool K275の押し心地の差は気にせず好みの配色だけで選んで購入すればいいのではないかと思う。
また、なぜか流通価格がLogicool K270の方が200円~300円ほど高いことが多いので、安く済ませるならLogicool K275を勧める。見た目の高級感はあまり大差ないかとは思うが、Logicool K270の方が若干かっこよく、Logicool K275の方がメディアキーが見やすくて実用的だけどかっこ悪い色かなと思う。

以下、簡単に写真で。なお、Logicool K275の方は使い倒したボロなのでめっちゃ汚いのはご容赦を。


上が不燃ごみ一歩手前のLogicool K275、下がほぼ新品のLogicool K270。僕は完全なタッチタイピングが出来ず、変則人差し指打法みたいな打ち方なのもあって、毎回キートップの「E」「A」「S」「J」「K」「M」あたりが削れてしまう。この辺のキーは打鍵回数が多いのもあるけど、若干指をねじる感じで押し込んでいるような気もするので、摩擦が大きいのだと思う。


Winキー。見ての通り、今はマークは同じ。って言うか不燃ごみ一歩手前の方汚いわ…


裏面の様子。商品が届いたところで躊躇なくゴムシートを貼ってしまったので、ゴムシートを貼る前の写真はなし。ここの空間があると設置感も落ちるし打鍵した時の反響音もうるさいしで、いいことは全くない。Logicoolもここを全部プラで埋めてしまえばいいのにと思うのだが…。こんな風にゴムシートで補強してあげるだけで、打鍵感は劇的に変わってRealforceに一歩劣るぐらいの優秀な打ち心地になる
Logicool K275の時は割と控えめに、補強する感覚でゴムシートを貼っていたのだけど、今回のLogicool K270では躊躇なく隙間全部埋めてやるぐらいの勢いでゴムシートを貼ってある。
貼ってあげるゴムシートの厚みについては、裏面で凹んでいるところは5mm厚のシートで、通常のところは2mm厚のシートで、貼ってやると周辺の丸いゴム足と高さがだいたい揃う。こまめに厚みを調整する必要はなさそうだ(ただし、跳ね上げの足を持ち上げて高くして使わないことが前提)。
あるいは、凹んでいるところを3mm厚のシートで覆った後全体を2mm厚のシートで覆ってやった方がツライチ感がでて見た目にはきれいに仕上がるかもしれない。まあ、裏面なんて普段は見ないので適当でいい。


見よ、この雑な仕上がりを!
ゴムシートは5mm厚のを20cm x 20cm、2mm厚のも20cm x 20cmあればだいたい足りるはず。いっそのこと、裏面をスキャナで読み取ってきれいな型をとって、3mm厚の鉄板でも加工してもらってはめ込んでもいいかもしれない。