新しいタブレットPCを買った:Surface Go2(1)購入選定の経緯

新しいタブレットPC(タブレット端末の置き換え)で、Surface Go 2を購入したので、備忘。
まずは購入にあたっての動機や選定煮詰めを。

僕の場合、ここ10年ほどはずっとスマホ(携帯電話)、タブレット(Androidだったりその他だったり)、デスクトップPCの構成で使っている。
タブレットPCは最初Galaxy Tabだったかな、まだAndroid3(HoneyComb)だった端末辺りから使い始めて、Xperia Z TabletXperia Z2 TabletiPad Air 4NEC LAVIE T11 T1195BASと乗り換えてきた。
一番長く使ったのはXperia Z2 Tabletかな。防水なのでお風呂で電子書籍読んだりとかなり楽しめた。華奢だけど軽かった。
iPad Air 4は使ってみたけど、自分の使い方に合わないというか、普通の人には直感的に扱えるらしいけど僕にはむしろ直感的に使えなくてダメだった。
NEC LAVIE T11 T1195BASは最初はバグ多しだったけど、ファームウェアアップデートでマトモにはなった。でも、SIMが非対応でWi-Fiのみだったのがちょっと不便ではあった。
今までWindowsタブレットを使わなかったのはキラーアプリが当然のようにGoogle PlayやApple App Storeにあるアプリだったからで、具体的には
Formula 1 アプリ (F1のライブタイミングモニタ)
楽天マガジン (電子書籍・雑誌閲覧)
Reader by Sony (電子書籍・購入したコミックや本を閲覧)
Pocket (RSS経由で取り込んだWeb記事を閲覧するアプリ、ブラウザ上でも見れるが記事ビューで読みたい)
どこでもDIGA (どこでもジャンプリンクで放送番組をライブ視聴等できる)
辺りが重要だったから。

だけど、昨今潮目がやや変わって、Windowsでもかなり中途半端だがWSA(Windows Subsystem for Android)が一応整ってWindows上でapkアプリが使えるようになったのと、Formula 1アプリはブラウザ上で完全にエミュレートできるようになって最悪アプリがなくても使えるようになったので、Windowsタブレットへの興味が出てきた。特に、Excelアプリなんかも使うのだがAndroid上ではExcelはどうしても暫定的というか中途半端感は否めなかったので、フル機能のExcelも使いつつAndroidアプリが使える状況になればありがたいと思ったのだ。

そんな感じで、Windowsタブレットを見繕い始めたのだが、Windowsタブレットは需要が少ないらしく、選択肢となりえる商品は少なかった(いや、Huaweiなき後のAndroidタブレットも選択肢は少ないのだが)。
Arrows TabLet’s Note(XZ6)Thinkpad X1 Tabletなどは製品が古いものが多く、Matebookがかろうじて最近新モデルを出していたが、microSDポートすら内蔵していないのでちょっと使いにくい印象だった。ので、Surfaceシリーズから選ぶ形になるのだが、大まかに分けてA4サイズ(iPadならProの12.9インチモデルに近い)のSurface Pro系とB5サイズ(iPadならレギュラーモデルに近い)のSurface Go系になり、
Surface Pro 5(2017)以前:Windows11対象外なのできつい
Surface Pro 6:中古になるが今なら有力な選択肢の1つ、USB type-C充電ができないのが欠点
Surface Pro 7:最有力な選択肢、中古で6万円前後、A4なのでやや大きく重いのとSIM対応は基本ないのが注意点
Surface GoWindows11対象外なのできつい
Surface Go 2:今回購入
Surface Go 3:現行品、有力な選択肢
という感じだった。ここで気を付けないといけないのは、Surface Go系にはストレージ64GBモデル(このモデルは常にメモリ4GB)とストレージ128GB(海外品だと256GBもあるらしい、このモデルは常にメモリ8GB)があり、ストレージ64GBモデルは選んではいけない(最初から選択肢から外す)ということ。というのも、この64GBモデルはeMMCであり、ストレージの容量不足以前に速度でも問題が出る公算が高いからだ。このため、SUrface Go系は6万円ぐらいから買えそうなイメージがあるが、実際には最低でも8万円以上になる。
ここから細かい型番を一通り調べてスペックと値段を調べていったのだが、これがかなり難儀した。と言うのも、Surfaceの型番は一貫性がなくてアルファベットのどこかがメモリ搭載量を示してるとか、そういうのが分かんないからだ。まあ難儀しながら一通り一覧を作って調べたのだが、結局、Surface Go2SUF-00011というモデルを購入することにした。これに決定したのは以下の理由から。
Surface Pro系はLTE搭載モデルを買おうとするとほぼ現行品しか選択肢がなく、値段が高い。Wi-FiモデルのPro6/Pro7辺りを買うのが現実的だが、後述のようにGo2LTEの新品が同じ程度の値段で買えるのでやめることにした。
Sufrace Go系でもLTE搭載となると10万円ぐらいになるので、厳しいなと思っていたが…たまたま型落ち品のGo2で法人モデルのLTEが7万円弱で売っている店があり、これを購入することにした。
・ちなみに、僕は既にMicrosoft365は契約済みなので、Go系一般モデルに無理矢理バンドルされてくるOfficeは全くいらなかったし、OSがProになる方がありがたかった。
という感じ。

あと、タイプカバー(キーボード)は買わなかった。キーボードはThinkPad トラックポイント キーボード IIがあるのでそっちを接続して使うことにした。マウスも今までAndroidタブレットで使っていた既製品。

そのほか、購入後のインストールメモ・Androidアプリの導入等は別の記事で。

参考:Surfaceのモデルラインナップ

Surface Go 3
型番 カラー CPU メモリ 容量
8V6-00015 PenG 6500Y 4GB 64GB
8VA-00015 PenG 6500Y 8GB 128GB
8VH-00014 i3 10100Y 4GB 128GB
8VI-00026 ブラック i3 10100Y 8GB 128GB

Surface Go 2
型番 カラー CPU メモリ 容量
STV-00012 PenG 4425Y 4GB 64GB
STQ-00012 PenG 4425Y 8GB 128GB
RRX-00012 m3-8100Y 4GB 64GB
SUF-00011 m3-8100Y 8GB 128GB
TFZ-00011 m3-8100Y 8GB 128GB

Surface Pro 7
型番 カラー CPU メモリ 容量
VDH-00012 プラチナ i3-1005G1 4GB 128GB
VDV-00014 プラチナ i5-1035G4 8GB 128GB
PUV-00014 プラチナ i5-1035G4 8GB 256GB
PUV-00027 ブラック i5-1035G4 8GB 256GB
PUW-00014 プラチナ i5-1035G4 16GB 256GB
VNX-00014 プラチナ i7-1065G7 16GB 256GB
VNX-00027 ブラック i7-1065G7 16GB 256GB
VAT-00014 プラチナ i7-1065G7 16GB 512GB
VAT-00027 ブラック i7-1065G7 16GB 512GB
VDX-00014 プラチナ i7-1065G7 16GB 1TB

Surface Pro 6
型番 カラー CPU メモリ 容量
LGN-00017 シルバー Core m3 4GB 128 GB
LGP-00017 シルバー i5-8250U 8GB 128 GB
KJT-00014 シルバー i5-8250U 8GB 256 GB
KJT-00027 シルバー i5-8250U 8GB 256 GB
KJT-00023 ブラック i5-8250U 8GB 256 GB
KJT-00028 ブラック i5-8250U 8GB 256 GB
KJU-00028 ブラック i5-8250U 8GB 256 GB
KJU-00027 シルバー i7-8650U 8GB 256 GB
KJV-00027 シルバー i7-8650U 16GB 512 GB
KJV-00028 ブラック i7-8650U 16GB 512 GB
KJW-00017 シルバー i7-8650U 16GB 1TB

Surface Pro 5
型番 カラー CPU メモリ 容量
FJR-00014 Core m3 4GB 128GB
FJX-00014 Core i5 8GB 256GB
FJZ-00014 Core i7 8GB 256GB
FKH-00014 Core i7 16GB 512GB
FKK-00014 Core i7 16GB 1TB
GWM-00011 Core i7 8GB 256GB
GWM-00009 Core i7 8GB 256GB
LGN-00017 Core m3 4GB 128GB

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