Raspberry Pi2でミュージックサーバ構築

【記事は仕掛中のβ版】

自室の、FOSTEX P802-Sを繋いでいる環境をRaspberry Pi2に切り替えたので、その作業等々を備忘メモ。

FOSTEX スピーカー P802-Sの簡単なレビュー – ちゃたろうふぁんくらぶ

元々はベッドサイドで簡単に音楽聴ければいいか、と思って音源をスマホのイヤホンジャックを差して使っていたのだけど、ある時ふと気が向いてスマホのmicroUSBポートから音出ししてToppingのTP30のUSB-DAC側につなげたら、(まあ当たり前の事だが)断然に音がよかった
でも、スマホのmicroUSBポートは普段防水キャップがついているので、頻繁にカバーを開けたり閉めたりするのは避けたい。うーむ、どうしようか、もう新しく音楽視聴用だけに一個スマホ買ってしまおうか(今ならXperia Z SO-04E辺りが手ごろでよさそうである)と思ったのだけど、何も据え置き用にスマホにする必要ないよなあ、と思案していて、『そういやRaspberry Piで結構簡単にミュージックサーバが作れるらしいな』と言うのを思い出した。
で、このサイトをSSL環境にする為の一時的作業用としてもLinux環境が欲しかったのもあって、暇つぶしにRaspberry Pi2を導入してみた。

購入する/したもの一覧

本体はケース付きのセットを購入してみた。僕はRaspberry Pi2からUSBで音出ししてUSB-DAC付きアンプに接続するのでこれで構わない。
が、世の中にはRaspberry Pi2からI2S接続と言うのでドーターボードを接続し、ドーターボードでDAC処理を行ってアナログライン出力をアンプに繋げる、と言う方法もある。後者の方法を採用した場合は、ドーターボードやそこからのRCAケーブル出力端子の関係でケースに収納できなくなるので、剥き身のボードだけ買った方がいいと思う。

セットで買うと安くなるとあったので、ついでにヒートシンクも買ってみた。上のケース付きキットのケース内にちゃんと収納できる。大小2個のヒートシンクが入っていて、Rasberry Pi2本体のICともう一個サブのIC?の二か所に取り付けられる。ヒートシンクの温度低減の効果は結構美妙らしいし、ただの飾りかなあと思う。

この類の「スターターキット」は不要と判断して買わなかった。購入すると(Standard、Economy、電源セットと種類があるが)
・電源用USBケーブル
・電源用AC-USBアダプタ
・OSインストール済みmicroSDカード
・HDMIケーブル
・LANケーブル
辺りが入っているらしいが、電源USBアダプタはスマホ用のAnkerとかの多ポートのアダプタの方が便利だし、電源用USBケーブルなんて100均で買えるし、HDMIやらLANやらは別途自分の用途に必要な長さの物を買った方がいい。
人によってはOSインストール済みmicroSDカードが必要な人がいるのかな? でもそんな作業ができない人がRaspberry Pi買ってどうするんだ? と言う気がするし。

LANケーブル。自室に置いてあるイーサネットコンバータの場所とRaspberry Pi2を置く場所が6畳間のちょうど対角に近い端っこになってしまうので、ちょっと長いケーブルが必要になった。
なお、Raspberry Pi2にUSB-無線LANアダプタを差すという方法もあるらしい。その際には、もともと電源供給容量の少ないRaspberry Pi2の為になるべく消費電力の少ないアダプタを使うのが好ましく、amazon辺りで買えるものだとPLANEXのGW-USNANO2Aと言うのが鉄板扱いされているようだ。
あまりデータ通信が多くないサーバを作る時は無線LANアダプタでいいのだろうけど、僕の場合音源ファイルをWindwos共有からNASとして引っ張ってくるので、データ通信が結構な量になる。と言うことで少しでも負担の軽そうなオンボードのLANを使うことにした。

(青)

(赤)

Raspberry Pi2はmicroSDカードをストレージとして使う。相性問題も結構あり、transcendのメモリは動かないことがあるらしい。また、exFATのmicroSDXCは動作に不安がありそう。と言うことで、microSDHCは上記の16GBの物をチョイスしてみた。
調べてみるとRaspberry Pi2用には複数のOSがリリースされており、僕はそのうちのVolumio、RuneAudio、CentOSを試した。OSを変える度にいちいちSDカードのデータを書き換えてもいいが、どうせ500円程度で買えるのだから複数OS用に複数カードを買っても差し支えないと思う。
その際、上記のToshibaのカードは赤・青(あと一般用の黒)があるので見分けやすく重宝した。青いものにOSが黒と青ベースの配色をしているRuneAudioを、黒いものにCentOSを、余った赤いものにVolumioを入れた。どうせならVolumioの配色が緑なので緑カードがあればもっと便利だが、まあそこまで希望するのは無理な話だ。

あと音源ファイル供給用にUSBメモリないしUSB接続のHDD or SSDが必要かと思う。僕は前述したがNAS供給で音楽ファイルを送り込んでいるのでこの辺は不要。なお、先ほども書いたようにRaspberry Pi2の電力管理はシビアなので、USB接続のHDD等は別途電源供給あるものを選んだ方がいい。

Volumioのインプレッション

Volumio – Audiophile Music Player
からOSをダウンロード。zip圧縮されているので解凍するとimgファイルができる。zipファイルは300MB程度しかないのに解凍するとimgファイルは1.7GBぐらいもある。
Win32 Disk Imager download | SourceForge.net
imgファイルはWin32 Disk Imagerと言うツールで書き込む。

WindwowsのカードリーダでmicroSDカードへの書き込みが終わったら、microSDカードをRaspberry Pi2に差し込み、USB電源ケーブルを繋げる。もし何か、イヤホンジャックやUSBオーディオで音を出せるものがあったらそれもつなげておくとよい。ついでにLANケーブルも差しておくとよい。
60、70秒待つと、電源の入った起動音が流れ、起動したことが確認できる。(最初にUSB-DACを差しておけば勝手に認識してそちらから音を出してくれるようだ。)
VolumioはデフォルトでUPnPがONになっているので、http://volumio.localとかをブラウザに入れるとアクセスできるはず。
うちはUPnPをOFFにしているので、適当なIPアドレスを叩く必要がある。うちのネットワークは192.168.3.1/24になっていて、VolumioはデフォルトでDHCPでアドレスを要求してくるので、http://192.168.3.2にアクセスすることでVolumio@Raspberry Pi2にアクセスすることができた。
最初に起動するときのアドレスが何になるかを探すのは結構面倒だったりするケースもあるかもしれない。僕の場合は、手持ちのAndroid端末に

Fing – Network Tools – Google Play の Android アプリ
と言うネットワーク構成探索アプリを入れて探している。この手のアプリはWindows/Mac/iOSでもあると思うので、一つ入れておくと便利だろう。

起動すると、大まかなことは先ほどのWebインターフェースから操作できるので、そこから音源ファイルの追加やらネットワーク構成等システム設定を変更できる。もちろんSSH接続もできる(root/volumioがユーザ/パスワード)が、あまり必要はないかなと思う。

2016-02-26_1

その後、うちの場合はサーバのIPを192.168.3.50に指定したいので変更する。VolumioのWebインターフェースで、右上のコントロールボタンからNetworkを指示し、IP Addressを Automatic(DHCP)からStaticにすればいい。
なお、僕はVolumioのOSのネットワーク設定は変更せず、ルータのDHCP-IP固定割付機能を利用してRaspberry Pi2のMACアドレスへ192.168.3.50を固定割付している。これは、後述するRuneAudioのバグでRuneAudioではStatic IPが使い物にならないからで、結果的にVolumioでも特に操作せずに固定アドレス配布できる仕様になってしまったからだ。

その他、Volumioの簡単なインプレッション
・RuneAudioと比べて、メイン画面でLibraryタブを出すことが出来る。音楽ファイルのDBからジャンル、アーティスト、アルバムを選んで楽曲選択できるようになっている(RuneAudioはあくまでフォルダ単位で開くだけ)。普段音楽ファイルの管理をアプリ任せにしていて自分のPCにどういうフォルダ構成でファイルが入っているか分かっていない人にはVolumioの方がずっと管理しやすいだろう。
なお、Library管理画面はメニューのSystem→Miscellaneous→Library view(ON) & Show as tab(ON)と設定することで開けるようになるが、これがなかなかナーバスな設定で、結構な確率でデータベースの作成に失敗する。正しく作成できる時はLibraryのUpdateは1万曲入っていても10分もすれば完了する。一方で作成できない時は半日待っても作成はできない。ので、データベースの作成に失敗している素振り(楽曲数にもよるが、30分以上かかることはまずないだろう)がある時は、NASマウントをいったん削除して再作成してみたり、システムの設定をOFF/ONしてみたり、Volumioそのものをインストールし直してみたりする必要がある。また、まれにブラウザとの相性で表示できないこともあったので、おかしい時はブラウザも再起動するといいかもしれない。
2016-02-26_5
Volumioの設定画面、LibraryをONにする場所。
2016-02-26_8
Libraryの作成に成功するとこんな感じにgenres、Artists、Albums、でカテゴリ分けされる管理画面がでる。
Library画面はVolumioの再起動で消えてしまうことすらあるのであまり過信しない方がいいかも。

・基本的に、アルバムアートが出ない。→後述 RuneAudioはWebインターフェースでもアルバムアートがでる。

・音楽Libraryのデータベース更新処理は、RuneAidioより遅い気がする。うちの環境では、NASのマウント等をすると自動的に音楽ファイルを読み込んでデータベースの更新が行われるのだが、その際のデスクトップPC(音楽ファイルが入っている)へのデータアクセスがVolumioでは8MB/sほどの速度、RuneAudioでは10MB/sほどの速度になるのでデータベース更新処理が2割ほど多く時間がかかる。

※補足 Volumioのアップデート
アップデートは、Web画面でもできるがSSHで接続して以下のコマンドを発行(後ろ二個は行う必要はないかもしれない)の方が良いかなと思う。

<code>
apt-get -y update
apt-get -y upgrade
apt-get -y install binutils
apt-get -y install rpi-update
</code>

upgradeは30~1時間はかかるので気長に待つこと。apt-get -y upgradeは-yしていても途中説明を読んだりアップデートの確認したりする場所があるので時々は確認すること。

※補足 Volumioでのアルバムアートの表示について
VolumioではWeb画面ではアルバムアート表示できないが、MPDアプリと言うのを使うとアルバムアートが表示できるらしい。

参考:モニオの部屋: Volumio/RuneAudioをMPDアプリ(MPaD/MPoD)でアルバムアート表示する方法
簡単に言うと、NAS接続しているフォルダをhttp公開アドレスにシンボリックリンクさせて、MPDアプリでそのアドレスからアルバムアートをhttp経由でアクセスして表示させるというものである。
Androidの場合は、以下のアプリがMPDアプリとして対応している模様。

MPDroid – Google Play の Android アプリ
ただし、このアプリで表示できるのはあくまで音楽ファイルのあるフォルダに「folder.jpg」等々の統一ルールでアルバムアートの画像ファイルを置いている場合で、例えばフォルダごとにfolder.jpgやらcover.jpgやらファイル名が異なっていたり、あるいは僕のようにアルバムアートを音楽ファイル埋め込みで使っている人はこの方法でもアルバムアートを表示することができない。

そこで、mpodjacketと言うrubyスクリプトで埋め込みジャケットを表示できないか、現在調査中。

参考:MPoD,MPaD用のジャケット写真転送サーバー(yanさん作成のプログラム)(2) – みみず工房
なのだが、とりあえず現時点ではVolumioにRubyをインストールして試行錯誤しているのだが、うまくパスが通らず実行できてないので、改めて加筆修正予定。
スクリプトのrequireが通らないのはともかく、ruby-audioinfoのライブラリが落としてきたファイルの中のrequireパスまで通らないのでちょっと時間かかりそう。

RuneAudioのインプレッション

RuneAudio – Embedded Hi-Fi music player
からOSをダウンロード。gz圧縮されているので解凍するとimgファイルができる。zgファイルは600MB程度、解凍するとimgファイルは2GBぐらい。
Win32 Disk Imager download | SourceForge.net
imgファイルはWin32 Disk Imagerと言うツールで書き込む。

WindwowsでカードリーダでmicroSDカードへの書き込みが終わったら、microSDカードをRaspberry Pi2に差し込み、USB電源ケーブルを繋げる。もし何か、イヤホンジャックやUSBオーディオで音を出せるものがあったらそれもつなげておくとよい。ついでにLANケーブルも差しておくとよい。
60、70秒待つと、電源の入った起動音が流れ、起動したことが確認できる。(最初にUSB-DACを差して置けば勝手に認識してそちらから音を出してくれるようだ。)
RuneAudioもデフォルトでUPnPがONになっているので、http://runeaudio.local/とか入れるとアクセスできるはず。
あるいはRuneAudioもデフォルトでDHCPが立ち上がっているので、http://192.168.3.2にアクセスすることでRuneAudio@Raspberry Pi2にアクセスすることができる。

起動すると、大まかなことは先ほどのWebインターフェースから操作できるので、そこから音源ファイルの追加やらネットワーク構成等システム設定を変更できる。もちろんSSH接続もできる(root/runeがユーザ/パスワード)が、あまり必要はないかなと思う。

その後、うちの場合はサーバのIPを192.168.3.50に指定したいので変更する。この際、現状のRuneAudioにはバグがあって設定からStaticに変更するのは好ましくない。変更自体はWeb管理画面からもSSH接続からも行えるのだが、RuneAudioを再起動した時にnetctlのサービスの起動に失敗してしまうのだ。これが起きるとWeb管理画面はうんともすんとも言わなくなるので、いったんSSH接続をして

<code>
systemctl restart netctl-ifplugd@eth0.service
</code>

でnetctrlのサービスの再起動をしてあげる必要がある。

その他、RuneAudioの簡単なインプレッション
RuneAudioはWeb画面でアルバムアートが表示される。これがVolumioに対するRuneAudioの最大のメリットだろう。僕のようにアルバムアートを音楽ファイルに埋め込んでいてもちゃんと表示されるのはありがたい。ただし、画質がイマイチなのがちょっと悲しいかもしれない。RuneAudio側がアルバムアートを読み込んで自動的にgifに変換して出力しているのだけど、元画像のアスペクト比が1:1じゃない場合、勝手にアスペクト比を1:1に強制するので、画像によっては縦横比がおかしくなってしまう。
・先ほどVolumioの項で書いたけど、音楽ファイルのデータベースの更新はこっちのが速いと思う。
・僕の環境では、Volume Controlはsoftwareでしかコントロールできず、hardwareのコントロールが出来ない(USB DAC出力で)。
2016-02-26_9
softwareコントロールは音質劣化とあるので、聴感上どのぐらい変わるか(それほどではないかも?)はともかく、やっぱり気分は良くない。
VolumioはDebian Linuxベースなのに対して、RuneAudioはArch Linuxベースになっている。のでWebインターフェースでは意識しなくとも、SSH接続した時に発行するコマンドが結構違う。Volumioは基本的にインストールコマンドがapt-getなのに対しRuneAudioはpacman -Sになる。
・上記と関係するが、多分RuneAudioの問題ではなくベースのArch Linuxの問題なんだろうけど、RuneAudioはリポジトリサーバが凄い貧弱である。RuneAudioにもmpodjacketをインストールしたくてrubyをインストールしようとしたら、ruby自体がダウンロードできなくて何度もこけたのはビックリした。

<code>
nano /etc/pacman.d/mirrorlist
</code>

でダウンロード先をひとまずグローバルから台湾辺りに変更する必要がある。
(国内サーバを追加した方がいいかもしれないが、とりあえず台湾からは問題ない速度で落ちてくる)

※補足 RuneAudioでのアルバムアートの表示について
Volumioと同じく、MPDアプリでアルバムアートを表示させる方法。
最終的に、RuneAudioで埋め込みアルバムアートを表示させたいのでmpodjacketスクリプトを使う。

参考:モニオの部屋: Volumio/RuneAudioをMPDアプリ(MPaD/MPoD)でアルバムアート表示する方法
参考:MPoD,MPaD用のジャケット写真転送サーバー(yanさん作成のプログラム)(2) – みみず工房

で、SSH接続してだいたい以下の流れでコマンド発行して実行環境を整える。

<code>
ln -s /mnt/MPD /var/www/covers
pacman -Syy ruby rubygems
cp /mnt/MPD/NAS/My\ Musics/mpodjacket.rb /usr/bin/
cd /usr/bin
chmod +x mpodjacket.rb
gem install ruby-audioinfo
mpodjacket.rb -r /var/www -m covers -p 8888 -s folder.jpg
</code>

で、RuneAudioの場合はVolumioと違ってrequireのパスも特に問題なく実行できた。がスクリプトがなぜか埋め込みアルバムアートを読んでくれないので現在表示できてない。後で加筆修正予定。

CentOSのインプレッション

CentOSにもmpdインストールして音楽サーバ作ってみたのだけど、現時点では時間かかりそうなのでペンディング。

フィルムスキャナー KFS-500mini 簡単なレビュー

最近、「大学の先生の還暦のお祝いやるんだけど、昔の写真ないでしょうか?」と言う相談が来た。
古い写真(ネガ、リバーサル)はちゃんと保存してあるのだけど、それをデジタル化しようとして困った。以前は大学の設備のフィルムスキャナ(CoolScan IIIとかだったと思う)を使ったり、自分用にフィルムスキャナ兼用フラッドベッドスキャナ(EPSON GT9300UF)を持っていたりしたのだけど、フラッドベッドスキャナはWindows7 64bitのドライバが配布されていなかったり、そもそも古くなってきたこともあったりで、だいぶ前に廃棄してしまっていたのだ。
で、今の手持ちの複合機のフラッドベッドでなんとかフィルムスキャンできないものかと、原稿台の上にフィルムを載せてみたり、さらにその上からライトボックスをあてがったりしてみたものの、どうにもまともな読み取りは出来なかった。
で、『さすがに写真趣味にしてるのにフィルムをデジタル化できる環境が全くないって言うのもアレだな』と思い、安物でいいからとりあえずスキャナを、と言うことでケンコー・トキナーのフィルムスキャナー KFS-500miniと言うのを買ってみた。今回はその簡単なレビュー。

結論から先に書くと、
■ネガスキャンには結構使える。ポジスキャンにはほとんど役に立たない
■スキャナと言うより、キャプチャに近い商品なので、フィルム読み込み式/フラッドベッド等に比べて、取り回しが非常に楽。
と言ったあたりだろうか。

外観、スキャン画面など

P5010966
外観的にはこんな感じ。(サイズの比較対象にマウントしたリバーサルフィルムをひとつ置いてみた)
非常にコンパクトだと思う。スリーブ用(ネガでもリバーサルでも)・マウント用(主にリバーサル用、一度に3枚セットできる)のホルダーが付属している。

P5010967
読み取り部分に(正確には発光面か)ゴミが付着する場合があるので、付属のブラシ?を使って清掃できる。

2016-02-17_2
フィルムの読み込みには、ArcSoft MediaImpression 2と言う付属ソフトを利用する。付属ソフトのシリアルはパッケージに書いてある。

2016-02-17_4
読み込み画面はこんな感じ。読み込み画面はライブビュー状態で常に読み込まれているので、リアルタイムで装着状態や撮影したいコマを確認できる。安物の素子なので、デジカメ等の背面LCDに比べるとタイムラグやこんにゃく現象など結構酷くはあるが、いちいちプレビュースキャンで待たされるフィルムスキャナーよりはずっと待ち時間が少なく、楽である。
スキャンも、『パシャッ』と言う効果音が出て一瞬で終わる。要するにラインセンサーのスキャナーではなくて、デュプリケータなんかと同じように単に撮影しているだけなのだ。
なお、プレビューの画面ではアスペクト比が3:2ではないが、実際にスキャンされる画像はちゃんと3:2になる。またプレビューではだいぶトリミングされてるように見えるが、実際にスキャンされる画像はそこまではトリミングされてない(正確に比較できないが97、8%ぐらいは読み込んでると思う)。
プレビューにわざとコマ間の枠を表示させて確認する感じだと、タル型の歪曲があるように見えるが実際のスキャン画像はちゃんと補正されてると思う。

実際に読み込んだサンプル

実際に読み込んだ写真がどんな感じか、いくつかサンプルをとってみて、過去に使っていたフィルムスキャナ兼用フラッドベッドスキャナ(EPSON GT9300UF)の画像と比較してみた。

まずはネガの写真から。神戸ルミナリエの夜景、フィルムはKonica Centuria 200S。レンズはたぶんFA 43mm F1.9 Limited

CENTURIA200S-scan033
これが以前にGT9300UFでスキャンしたサンプル。
GT9300UFは比較的にネガ、特に夜景が苦手でこれは読み込むのに結構苦労したサンプルだと思う。

CENTURIA200S-01-Neg-Portrait_orig
KFS-500miniで読み込んだサンプル。結構ラティチュードを広く読んでくれているのが分かると思う。

CENTURIA200S-01-Neg-Portrait
仕上げ用に調整してこんなものだろうか。

もう一枚ネガのサンプル。ハワイにて、フィルムはKodak GC 400-8とある。肖像権怒られそうな気もするけど、まあ顔が影になってるしいいかなあと。

GT9300UF017
GT9300UFでスキャンしたサンプル。
明るい景色のはフラッドベッドでもあまり問題はなかったけど、色再現は結構ひどかった。

2016-02-17_0
こっちがKFS-500miniで読み込んだサンプル。両方のサンプルともほぼ素の読み込みだけであまり手を加えていない。色味がだいぶ違うのはともかくとして、空の濃淡の模様がこんなにも違うのはなぜだろう。
フィルムを見る限りではKFS-500miniの濃淡の方がおかしいように見えるが、何とも言い切れない。

次にリバーサルの写真から。長野県臼田天文台にて、フィルムはFuji Torebi 100C。レンズはたぶんTAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

GT9300UF020-1
GT9300UFでスキャンしたサンプル。仕上げ用に周辺減光など少しいじってあるので、サンプルには若干微妙かと思ったけど、ポートレートの良いのがなかったので。
GT9300UFはポジならスキャンは非常に楽だった。

2016-02-17_3_orig
KFS-500miniで読み込んだサンプル。素の状態ではコントラストきつくて酷いことになってる。

2016-02-17_3_arrange
48bit-tiffで読み込んでコントラストを目いっぱい下げて微調整してこんな感じ。

もう一つリバーサルの写真のサンプル。愛知県常滑にて、フィルムはFuji RDP-III。レンズはたぶんFA 77mm F1.8 Limited

scan044
GT9300UFでスキャンしたサンプル。

2016-02-17_2_orig
KFS-500miniで読み込んだサンプル。この写真は焼き物のオブジェの色が白いか黒いかだけで、意外にコントラストはきつないのか、素で出してもコントラストはそれほど違和感ない。

2016-02-17_2_arrange
微調整してこんな感じか。この写真で比較すると結構トリミングされているのが分かる。

ざっくりとこんな感じ。個人的にはリバーサルは少しでも明るめのところが全く粘らず白飛びしてしまうのがきついと思う。リバーサルにはこのスキャナはあくまで仮スキャンとして、もっと良いスキャナを買った方がよさそうだ。
一方でネガならさくさくスキャンできるし、素の状態で結構使える状態に読んでくれるので、かなり便利に使えるかと思う。

PCのカードリーダをSFD-321F/T71UJR-3BEZELからSFD-321F/T81UEJRに更新した

デスクトップPCのマルチカードリーダをSFD-321F/T71UJR-3BEZELからSFD-321F/T81UEJRに更新したので、その結果等々をメモ。

僕はSDXC等のカードリーダは3.5インチベイ内蔵型のマルチカードリーダを使っている。内蔵型なので場所をとらずに便利なのと、PCのフロント側にカードリーダに加えてUSB差込口、eSATA差込口が増えるので大変便利なのだ。
で、今まではSFD-321F/T71UJR-3BEZELと言う製品を使っていた。この製品はさっき書いた通りeSATAがあるので外付けHDDに便利なのと、カードリーダ部分の電源ON/OFFボタンがあるので、カードリーダを使っていない時は電源OFFにすることでエクスプローラ上にブランクドライブが出てこないので便利なのだ。
それを今回、SFD-321F/T81UEJRに交換した。両機種の違いは、「USB3.0に対応しているか」のみで、旧機種はUSB2.0接続、新機種はUSB3.0接続になる。今回、USB3.0接続でどのぐらい速度が上がるかも確認するため、手持ちのカードいくつかで交換前・交換後の速度も測ってみた。

P5010957
上が交換予定の新機種、下の埃だらけなのが取り出した旧機種。右側のUSB差込口がUSB3.0になったこと以外、ほぼ変化なし。

P5010958
下側に伸びてる2本のケーブルが旧機種のPC接続ケーブル、赤い方がSATAで先端が青い端子になってる黒い方がUSB2.0内部ピンヘッダ用ケーブル。
上側に伸びてる2本のケーブルが新機種のPC接続ケーブル、赤い方は同じくSATAで全体が黒い方がUSB3.0内部ピンヘッダ用ケーブル。
なお、僕のPCのM/Bは『ASUS P8H67-M EVO Rev.3』で、背面にUSB3.0差込口はあるものの、USB3.0内部ピンヘッダはない若干古いものなので、Bulletと言うところの内部USB3.0変換ケーブル(CUSB10)と言うものを別途購入して、背面USB3.0から供給を受けるようにしてあげる。

P5010960
ケースもUSB3.0に中途半端に対応していた頃の製品なので、背面のUSB3.0を内部に引き込む窓がついている。内部ピンヘッダがあるものには及ばないけど、まあ窓があるだけスマートさはずっとマシ。

P5010961
こんな感じにPC本体前面にツライチでカードリーダがつく。

で、今回手持ちのSDHC/SDXC/microSDXCからとりあえず5枚ピックアップして速度を測ってみた。

P5010956
左から遅そうな順番に並べてみた。
左端のmicroSDXC → SanDisk Ultra 64GBとある。測る前には気づかず「どうせこんなの遅いだろう」と思ってたけど、今確認すると何気にUHS-I Speed Class1表記があるなあ。
左から二番目のSDHC → SanDisk Extreme III 30MB/s EDITION Speed Class 6とある。多分Panasonic DMC-LX3用に買ったのだと思うので、2009年頃の製品。
左から三番目のSDHC → SanDisk Extreme 30MB/s Speed Class 10とある。多分PENTAX K-5を買ったときに、キャンペーンでペンタからもらった奴。2011年頃の製品。
左から四番目のSDXC → SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I UHS Speed Class 1(Speed Class 10) PENTAX K-5用に自分で買ったもの。microSDXCはスマホ・タブレット用にいくつか持ってるが、ノーマルなSDXCはこれしか持ってない。2011年頃の製品?
右端のSDHC → Panasonic READ 90MB/s WRITE 45MB/s UHS-I UHS Speed Class 3(Speed Class 10) Panasonic DMC-LX100用に自分で買ったもの。2015年頃の製品。

で、旧機種のSFD-321F/T71UJR-3BEZELで測った結果が以下の通り。

microSDXC_71

EXteremeIII_71

Extreme_71

ExtremePro_71

Panasonic_71

…カード違っても速度差ほとんどないですね。今まで真面目に速度測って比較したことがなかったので、この結果はちょっと意外だった。
USB2.0でも480Mbps=60MB/sの最大転送速度はあるので、まあ実測がその5割の30MB/sぐらいは最大で出てるのかと思ったけどそんなことはなかった。

次に、新機種のSFD-321F/T81UEJRで測った結果が以下の通り。

microSDXC_81

EXteremeIII_81

Extreme_81

ExtremePro_81

Panasonic_81

これまた意外な結果に。古くても当時の高級機ならそこそこの高速が出るだろうと思ってたら、Extreme IIIExtremeも大した速度でてなかった。まあどっちもそもそもの上限が30MB/sなので仕方ないと言えばそれまでだけど。
そしてmicroSDXCは意外にも速かった。micro規格でもUHS-Iなのはそれなりに恩恵が出るんだなあと。
あと、Extreme Pro金Panaもちゃんと90MB/s前後の速度が出たことは満足。ただ、金パナの方がUHS Speed Class3な分速度に差が出るかと思ったら、そんなことはなかった(まあ、UHS Speed Classってのは最低速度の保障なので当たり前なのかもしれないけど)。そして金パナのWRITE速度ちょっと遅いなあと…。

以下、速度測定の結果のテキストコピー。
SanDisk Ultra 64GB@SFD-321F/T71UJR-3BEZEL

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.424 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 11.926 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.283 MB/s [ 1045.7 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.686 MB/s [ 655.8 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 20.343 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 10.904 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.593 MB/s [ 877.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.929 MB/s [ 470.9 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.0% (0.0/59.4 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 16:40:35
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
microSDXC

SanDisk Extreme III 30MB/s EDITION Speed Class 6@SFD-321F/T71UJR-3BEZEL

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.499 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 18.614 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.382 MB/s [ 1069.8 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.101 MB/s [ 24.7 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 20.133 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 18.247 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.979 MB/s [ 971.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.096 MB/s [ 23.4 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.1% (0.0/14.8 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 16:53:10
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC SanDisk Extreme III 30MB/s EDITION

SanDisk Extreme 30MB/s Speed Class 10@SFD-321F/T71UJR-3BEZEL

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.476 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 18.142 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.149 MB/s [ 1012.9 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.012 MB/s [ 2.9 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 20.133 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 17.616 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.405 MB/s [ 831.3 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.012 MB/s [ 2.9 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.1% (0.0/14.8 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 17:01:45
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC SanDisk Extreme 30MB/s Class10

SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I UHS Speed Class 1(Speed Class 10)@SFD-321F/T71UJR-3BEZEL

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.502 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 20.002 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 3.803 MB/s [ 928.5 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.140 MB/s [ 522.5 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 20.334 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 19.502 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.572 MB/s [ 872.1 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.968 MB/s [ 480.5 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.0% (0.0/59.4 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 17:10:05
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDXC SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I

SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I UHS Speed Class 1(Speed Class 10)@SFD-321F/T71UJR-3BEZEL

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 20.135 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 13.633 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 5.089 MB/s [ 1242.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 1.379 MB/s [ 336.7 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 19.715 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 14.050 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 4.445 MB/s [ 1085.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.299 MB/s [ 317.1 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.7% (0.2/29.9 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 17:18:01
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC Panasonic UHS-I speed Class3

SanDisk Ultra 64GB@SFD-321F/T81UEJR

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 46.348 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 13.946 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.194 MB/s [ 1023.9 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.117 MB/s [ 516.8 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 46.351 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 12.163 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.901 MB/s [ 952.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.682 MB/s [ 410.6 IOPS]

Test : 1024 MiB [K: 0.0% (0.0/59.4 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 20:29:13
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
microSDXC SanDisk Ultra 64GB

SanDisk Extreme III 30MB/s EDITION Speed Class 6@SFD-321F/T81UEJR

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 23.595 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 20.893 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.059 MB/s [ 991.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.100 MB/s [ 24.4 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 23.491 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 20.762 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.838 MB/s [ 937.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.095 MB/s [ 23.2 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.1% (0.0/14.8 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 20:37:52
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC SanDisk Extreme III 30MB/s EDITION

SanDisk Extreme 30MB/s Speed Class 10@SFD-321F/T81UEJR

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 23.596 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 20.554 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 3.811 MB/s [ 930.4 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.012 MB/s [ 2.9 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 23.491 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 20.343 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.526 MB/s [ 860.8 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.013 MB/s [ 3.2 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.1% (0.0/14.8 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 20:47:02
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC SanDisk Extreme 30MB/s Class10

SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I UHS Speed Class 1(Speed Class 10)@SFD-321F/T81UEJR

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 90.842 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 85.181 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 4.021 MB/s [ 981.7 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 1.803 MB/s [ 440.2 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 90.611 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 83.269 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 3.920 MB/s [ 957.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.723 MB/s [ 420.7 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.0% (0.0/59.4 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 21:14:57
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDXC SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I

SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I UHS Speed Class 1(Speed Class 10)@SFD-321F/T81UEJR

———————————————————————–
CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 89.771 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 22.701 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 5.619 MB/s [ 1371.8 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 1.217 MB/s [ 297.1 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 90.809 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 20.973 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 5.420 MB/s [ 1323.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 1.192 MB/s [ 291.0 IOPS]

Test : 1024 MiB [L: 0.7% (0.2/29.9 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/05 21:07:46
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
SDHC Panasonic UHS-I speed Class3

【2016.03.22追記】
このリーダーのUSB3.0に接続すると、結構な割合でPCがBSoDを出して落ちることが判明した…。対策としてなるべくこのリーダのUSB端子は使わないようにしているが、困ったものである。
うちの環境ではM/BがASUS P8H67-M EVO Rev.3、USB3のドライバがASM USB 3.0 Driverと言う状況。エラーコードは以下の通り。

*******************************************************************************
* *
* Bugcheck Analysis *
* *
*******************************************************************************

SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED (7e)
This is a very common bugcheck. Usually the exception address pinpoints
the driver/function that caused the problem. Always note this address
as well as the link date of the driver/image that contains this address.
Arguments:
Arg1: ffffffffc0000005, The exception code that was not handled
Arg2: fffff880036864a2, The address that the exception occurred at
Arg3: fffff88003bbca88, Exception Record Address
Arg4: fffff88003bbc2e0, Context Record Address

Debugging Details:
——————

EXCEPTION_CODE: (NTSTATUS) 0xc0000005 – 0x%08lx

FAULTING_IP:
asmthub3+104a2
fffff880`036864a2 ?? ???

EXCEPTION_RECORD: fffff88003bbca88 — (.exr 0xfffff88003bbca88)
ExceptionAddress: fffff880036864a2 (asmthub3+0x00000000000104a2)
ExceptionCode: c0000005 (Access violation)
ExceptionFlags: 00000000
NumberParameters: 2
Parameter[0]: 0000000000000000
Parameter[1]: 00000000000000b4
Attempt to read from address 00000000000000b4

CONTEXT: fffff88003bbc2e0 — (.cxr 0xfffff88003bbc2e0)
rax=fffffa80200e8300 rbx=fffffa80200e8300 rcx=00000000000007ff
rdx=0000000000000477 rsi=0000000006802831 rdi=0000000000000000
rip=fffff880036864a2 rsp=fffff88003bbccc0 rbp=fffff8800368d9a8
r8=0000000000000801 r9=0000000000000477 r10=fffff88003965fa0
r11=0000000000000000 r12=fffffa8021f5dbf0 r13=fffff88003bbd020
r14=0000000000000000 r15=fffffa80228e1f28
iopl=0 nv up ei ng nz na po nc
cs=0010 ss=0018 ds=002b es=002b fs=0053 gs=002b efl=00010286
asmthub3+0x104a2:
fffff880`036864a2 ?? ???
Resetting default scope

CUSTOMER_CRASH_COUNT: 1

PROCESS_NAME: System

CURRENT_IRQL: 0

ERROR_CODE: (NTSTATUS) 0xc0000005 – 0x%08lx

EXCEPTION_PARAMETER1: 0000000000000000

EXCEPTION_PARAMETER2: 00000000000000b4

READ_ADDRESS: GetPointerFromAddress: unable to read from fffff80003909100
GetUlongFromAddress: unable to read from fffff800039091c0
00000000000000b4 Nonpaged pool

FOLLOWUP_IP:
asmthub3+104a2
fffff880`036864a2 ?? ???

FAILED_INSTRUCTION_ADDRESS:
asmthub3+104a2
fffff880`036864a2 ?? ???

BUGCHECK_STR: 0x7E

DEFAULT_BUCKET_ID: NULL_CLASS_PTR_DEREFERENCE

LAST_CONTROL_TRANSFER: from fffffa8000000477 to fffff880036864a2

STACK_TEXT:
fffff880`03bbccc0 fffffa80`00000477 : fffff880`03bbd020 fffffa80`228e1c00 00000000`000007ff fffff880`0368d9a8 : asmthub3+0x104a2
fffff880`03bbccc8 fffff880`03bbd020 : fffffa80`228e1c00 00000000`000007ff fffff880`0368d9a8 00000000`00000000 : 0xfffffa80`00000477
fffff880`03bbccd0 fffffa80`228e1c00 : 00000000`000007ff fffff880`0368d9a8 00000000`00000000 fffffa80`21f5dbf0 : 0xfffff880`03bbd020
fffff880`03bbccd8 00000000`000007ff : fffff880`0368d9a8 00000000`00000000 fffffa80`21f5dbf0 fffff880`0368396a : 0xfffffa80`228e1c00
fffff880`03bbcce0 fffff880`0368d9a8 : 00000000`00000000 fffffa80`21f5dbf0 fffff880`0368396a fffff880`03bbd020 : 0x7ff
fffff880`03bbcce8 00000000`00000000 : fffffa80`21f5dbf0 fffff880`0368396a fffff880`03bbd020 00000000`00000000 : asmthub3+0x179a8

SYMBOL_STACK_INDEX: 0

SYMBOL_NAME: asmthub3+104a2

FOLLOWUP_NAME: MachineOwner

MODULE_NAME: asmthub3

IMAGE_NAME: asmthub3.sys

DEBUG_FLR_IMAGE_TIMESTAMP: 4ce11303

STACK_COMMAND: .cxr 0xfffff88003bbc2e0 ; kb

FAILURE_BUCKET_ID: X64_0x7E_BAD_IP_asmthub3+104a2

BUCKET_ID: X64_0x7E_BAD_IP_asmthub3+104a2

Followup: MachineOwner

【備忘】ニトリのフリーデスク天板を購入した

今回は本当にちょっとした備忘。
今まで、自室用のローテーブルにニトリの組合せフリーテーブル(イートン:12060=幅120cm、奥行き60cm)を使っていたのだけど、購入後4、5年で随分とメラミン仕上げが剥がれてきた(特にサイドのところがめくれてきた。また、いろいろなケーブルを無頓着にガムテープなんかで貼ったり剥がしたりもしていたので、その部分も塗装がはがれてしまった)ので、天板だけ新しいフリーテーブル天板に買い換えた。気が付いてみると、ニトリの組合せフリーテーブルはリモ2:14060=幅140cm、奥行き60cmと名前が変わっていた。ので脚を使いまわせるかちょっと心配しながら更新したので、そのメモ。

・脚はイートン/リモ2で互換性があり、問題なく装着できる。
イートン天板は中身がほぼ詰まっていてみっちり重たかったがリモ2は中空になっていて、若干軽くなった(僕はモニタアーム:エルゴトロンLXデュアルアームをグロメット加工で取り付けるため、遠慮なくドリルで穴を開けてしまうので中を確認できる)。が若干強度が弱くなった気もする。
イートン天板は机の角が丸みを帯びた加工になっていたが、リモ2は角ばった加工になっている。どっちが好みかは人によるだろうが、僕はイートンの丸みを帯びた加工の方が好きだった(と言っても今からイートン買い替えは出来ないのだけど)。
リモ2は白・黒・ダークブラウン・ライトブラウン・ソノマオーク・ソノマダークの6色展開。僕は前回とほぼ同じライトブラウンを選んだ。イートンの時に比べて木目が目立つ気がする。ブラウン系・ソノマ系は一枚板っぽい加工にはなっているが当然一枚板ではない。店頭で触った感じではソノマ系の方がつるつるしていて、ブラウン系の方が若干ザラザラしていた。

この組合せフリーテーブルは安いし、汚くなったと思ったらガンガン買い換えられるのがメリットだと思う(なお、特に強度が落ちてグラつくようなことはなかった)。また、今回刷新した理由の一つに机の上にモニタ2枚に加えタブレット端末とスマホを置くようになったら若干狭くなった、と言うのがあった(今まで120cm幅だったのを、一番大きい140cm幅にした)のだけど、机が広くなって快適になった。

スチールラックに間接照明用の蛍光灯をDIYした:再び

以前、自室のスチールラックに間接照明を設置した。
スチールラックに間接照明用の蛍光灯をDIYした – ちゃたろうふぁんくらぶ
が、数日前にこの照明が故障してしまった。配線・接続部分の接触不良、蛍光管の寿命、等イマイチ分からない状況で、本体の一部分を押さえたり離したりすると点灯したり(でもすぐに消灯してしまったり)…。中途半端に原因を探って蛍光管買い替えとかするのも無駄っぽいので、このたび新調することにした。
それにしても、この間接照明を設置したのは約1年前である。たった一年で壊れちゃう蛍光灯(本体)ってどうよ…。

で、今回はLEDを主に検討してみることにした。現在の設備で蛍光灯(本体)を新品に交換するだけ、って案もなくはなかったが、近所のホームセンターでも同じような照明が既にLEDタイプに変更になって売られていて、蛍光灯タイプを入手するのが大変そうだったからである。
で、検討してみたのが以下のタイプ。

■テープLED(ないしシートLED)

上記リンクのようなカテゴリの製品。amazonでも買えるし、秋月などならもっと安価に購入できるかもしれない。
調べてみると、この類の商品は主に車内をデコレーションするような方々の間接照明の用途として人気があるようである。
なかなか面白そうな商品ではあったが、僕は購入・設置を見送った。このジャンルの製品は電源を家庭用コンセントから取るタイプではなく、汎用12V配線から引っ張ってくるようなタイプなので、自宅でもし何らかのトラブルが起きてショートしたらめんどくさそうだったからである。車用の電源ならヒューズとっかえればすぐに回復しそうだが、自宅用では100Vコンセントからヒューズ付き12V出力を用意するのが手間になりそう。

■LEDトレース台

このカテゴリの中でも、最終的に僕が選んだ商品は上記リンクのもの。
サンワサプライのLEDトレース台 A4サイズ 400-TBL003をイーサプライで購入した(どっちも値段は変わらない)。

これは、主にマンガ等を書いている人向けに需要があるだろうか。紙を二枚重ねて、下の絵を上に写し取るライトパネルの作業台である。値段は単なるLEDライトより若干高めにはなるが、何より最初から面発光の照明になっているのが便利である。点光源だとどうしても眩しく感じるからね。前の間接照明の時は(蛍光灯なので点光源ではないものの)光を拡散させるために100均で買ったパネルで化粧していたし。

なお、似たような製品にカメラ・写真向け製品として、フィルムを鑑賞・確認するためのライトボックスがある。僕もだいぶ前に購入したものだが製品を一つ持っている(そして今回、前の照明が壊れてから新しい照明を設置するまでの間の臨時照明に使っていた)。
が、こちらの写真用途製品は買う必要はない。と言うのも、調べてみればすぐ分かるが、こっち向けの用途の製品の方が一般的にはるかに高い。なぜならこっちはフィルムに写ったもの(特にリバーサルフィルムで撮影したもの)の検品用に、色ムラや色温度に高い品質を要求するものが一般的であり、単に背面で発光してればいいトレース台に比べて高くなってしまうのは当たり前だからだ。


ちなみに僕が持っているのは上記製品、フジカラー FUJICOLOR カラーイルミネータープロ A4タイプだが、見ての通り定価で買おうとすれば3万円もする。僕にはとても手が出ない価格(あえてこの価格に手を伸ばすほどの要求基準ないしね)だったので、2000年頃に中野のフジヤカメラで中古で購入した記憶がある。中古ですらも、1万円ぐらい出した製品だった。まあ当時はリバーサルフィルムで写真撮るのが僕の趣味だったし、買った価値はあったわけだが。

手元にある商品との比較等

20151015_P5010378
上が臨時照明に使っていたフジカラーのライトボックス、下が今回新規に購入したサンワサプライのトレース台。なお、撮影ボックスに突っ込めるサイズではなかったので、小汚い絨毯の上に直置きで撮影していて申し訳ない。
臨時照明のフジカラーのライトボックスは中に蛍光管が入っているはずで、厚みも1cmちょいある(これでも充分軽量だと思って使っていた)。が、新しいサンワサプライのトレース台は厚みが5mmしかなく、電源用のUSBミニA端子の部分の厚みの方が厚いぐらいだ。そして非常に軽量である。あまりの軽さに持った時ちょっと驚いた。さすが蛍光管とLEDではこんなにも違うのか、と。

20151015_P5010380
縦方向のサイズは、サンワサプライのトレース台の方がすこし短い。そして本体の厚みの違いが際立っているのが分かるかと思う。

20151015_P5010381
横方向はサンワサプライのトレース台の方が若干長い。
ちなみに、サンワサプライのトレース台の電源ボタンは写真に写っている手前のボタンマークのところである。物理ボタンではない。

■実際に点灯させてみた

20151015_P5010382
左がフジカラーのライトボックス、右がサンワサプライのトレース台
サンワサプライのトレース台の方が色温度が高い。照明に使うにはフジカラーのライトボックスの方が落ち着く色調だが、いずれにせよそれほどまぶしく照らすものではないので、多少色温度が高くても不具合は感じなかった。
サンワサプライのトレース台は調光機能がついている。上記写真では最高輝度にしてあって、フジカラーのライトボックスより若干明るい。
フジカラーのライトボックスは8.5Wx2(たぶん蛍光管が2本入っている)、サンワサプライのトレース台は2.5W(5V 500mA)なのでLEDと言うのは蛍光管に比べても省電力だね。

20151015_P5010383
上記写真がサンワサプライのトレース台側を最低輝度にしたもの。非常に暗くなるが、写真で見るのに比べて実物はしっかり点灯しているのが分かるはずである。
なお、サンワサプライのトレース台の調光機能は電源ボタンを長押しで調節できる。

実際の設置状況

今回は、前の蛍光灯と違って特に化粧パネルなども必要なく、ただスチールラックの上にひっくり返して置くだけで終わりである。とても簡単。
スチールラックのスチールワイヤーが間に挟まるわけだが、(イマイチかっこ悪いのはともかく)照明用途に特に邪魔にはなったりしない。
ホントならスチールラックの下側に何らかの方法で貼りつけたほうがかっこよいだろうが、僕が使っているスチールラックは幅が狭い25cmタイプで、ラックの裏にうまく収めるにはスチールワイヤーの出っ張りを考えて23cm以下にする必要がある。が、そう言うちょうどいいサイズの製品は見つからなかったので最初からあきらめた。
もう少し奥行きがあるスチールラックをお使いの方は、設置に工夫をしてもいいかもしれない。

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サンワサプライのトレース台には裏に薄いクッションがついているが、不要なのでペリペリ剥がしてしまう。

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仮設の設置完了の図。
この後、僕はスチールラックの大きさにカットした絨毯パネルを乗っけている。トレース台の上部分にも普通にものを置いて大丈夫(あまり重くない物の方がいいだろうけど)。
以前とは設置位置を変更した(以前は右上のUSB-DACヘッドホンアンプを載せている段に設置していた)。
電源ボタンは、スチールワイヤーが若干邪魔するが、普通にアクセスできる。調光も問題ない。なお、このトレース台はUSBの通電があった時のデフォルト動作が点灯待機(無点灯)なので、別途USBケーブル等にスイッチがあるタイプのものを買っても意味がない。

非常に手ごろで安心できる間接照明になりました。