Google Adsenseの設定を四苦八苦した

数日前に、Googleから以下のメールが来た。

公式 AdSense プラグインを無効化し、WordPress サイトに AdSense 広告を設置し直しましょう

お客様のサイト運営者 ID: ca-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX

お客様

平素より AdSense をご利用いただきありがとうございます。現在お客様は WordPress サイトで公式 WordPress 用 AdSense プラグインを使用されていますが、同プラグインのサポートを数か月中に終了させていただくこととなりました。

変更の内容

公式 WordPress 用 AdSense プラグインのサポートを 2017 年 5 月に終了させていただきます。サポート終了後は、広告の設定変更や広告ユニットの編集を、AdSense プラグインから直接行うことはできません。既存の広告ユニットの広告掲載は続行されますが、変更を加えることはできなくなります。

推奨される対処方法

サイトのユーザー エクスペリエンスを向上させるとともに、広告ユニットを編集できる環境を維持していただくため、以下の対応をおすすめいたします。

1.WordPress サイトをバックアップします。

2.公式 WordPress 用 AdSense プラグインを無効化します(同時に既存の AdSense 広告を削除します)。

3.以下のいずれかの方法で AdSense 広告の掲載を続けます。

方法 1: QuickStart を使って広告を表示する

簡単な「ページ単位の広告コード」を追加することでサイトを AdSense とリンクし、AdSense に自動的に広告を表示させることができます。ページにコードを追加した後は、AdSense 管理画面でスイッチをオンにするだけで、自動的に広告の掲載が始まります。

この場合、別の WordPress プラグインを使って WordPress サイト テンプレートの セクションを編集する必要があります。

QuickStart を使用

方法 2: カスタム AdSense 広告を表示する

WordPress ウィジェットを使って広告ユニットを挿入すれば、独自の広告ユニットを作成、配置することができます。

この場合、WordPress でテキスト ウィジェットを作成 して、広告ユニットのコードをウィジェット内に貼り付けます。

カスタム広告ユニットを作成

4.AdSense の広告の配置に関するポリシー が遵守されていることを確認します。

5.公式 AdSense プラグインを完全に削除します。

6.任意: Google Search Console を引き続き利用される場合は、サイトの所有権を確認 してください。

この変更の詳細 は AdSense ヘルプセンターでご確認いただけます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
Google AdSense チーム

ご不明な点がございましたら、AdSense ヘルプセンター をご覧になるか、ヘルプ フォーラム で AdSense のスペシャリストにご相談ください。

Google Inc. 1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043

このメールは AdSense、Ad Exchange の各種サービスやアカウントの重要な更新についてお知らせするもので、メール通知の設定に関わらず、すべてのお客様にお送りしています。

うちのサイトではGoogle Adsenseを使っているけど、正直言って収益はスズメの涙だ。まあ儲けることを目的にしたサイトではないので、サーバ維持代程度は稼げるアドセンスで一応は十分と言えば十分なのではあるけど。
とは言え、使えなくなりますから変更してくださいと言うのは困る。仕方なく対応をしたのだが、結構四苦八苦苦労してしまった。まあ僕がGoogle Adsenseに関してたいして知らないことが一番の問題なのだけど。で、対応策は結構堂々めぐりして無駄な作業をしまくったので、一応その苦労を備忘。
なお、本文では自分のサイトのアドセンスID?、pub-XXXXXXXXXXXXXXXXはモザイクをかけてあるが、こんなもんこのページのソースを見れば書いてあるので、いちいち隠す必要はないと思う。まあ個人情報だと思ったので一応隠してだけみた。

結論から言うと、「メールにある通りの【方法 1: QuickStart を使って広告を表示する】はよろしくなく、素直にカスタム広告ユニットを作り直してWordpressのテーマファイル内に書き込んだ方が良い」である。
以下はいろいろ堂々巡りした内容の具体例。

1. 概要

まず、前提条件としてうちではGoogle Adsenseが
http://www.chatarou.net:現ちゃたろうふぁんくらぶ:(Worppressサイト)
http://old.chatarou.net:旧ちゃたろうふぁんくらぶ:(独自CGIの日記サイト)
http://scrapbook.chatarou.net:ちゃたろう自由研究:(MovableTypeサイト)
に貼られていた。それぞれ管理しているパッケージが違うのでアドセンスコードの貼り方が違う。
まず、『現在のちゃたろうふぁんくらぶ』ではWordPressでサイトを構築しているので、WordPressのプラグイン(Google AdSense)でコードを生成・管理していた。このプラグインはGoogle謹製のプラグインで、既存のテーマに対してテーマのソースを一々書き換えることなく、Google AdSenseプラグインの設定でGUIにコードを設定することができ、とても簡単で便利なプラグインだった。今回メールが届いたのはこのプラグインを使っていたからだと思われる。
次に、『旧ちゃたろうふぁんくらぶ』は自分が独自に書き下ろした日記生成CGIでサイトを構築している。のでCGIスクリプトのコードの中にべた書きでGoogle Adsenseのコードが書き込まれていた。このアドセンスコードを作ったのはもう10年ぐらい前の話だと思われるので、多分今のモダンなコードの書き方とは大幅に違っている。サイトのレイアウトに合わせてカスタムの広告ユニットを作って、それが貼られている。
最後に、『ちゃたろう自由研究』はこれも古くにMovableTypeで作成したブログと言うかCMS実験サイトで、これはテーマと言うかテンプレートファイルの中に直接カスタムの広告ユニットのコードが貼り付けられていた。

2. QuickStart 広告を有効にする(失敗)

※この項目は失敗した作業なので読むだけで実践しなくていい。

で、今回は『現在のちゃたろうふぁんくらぶ』に問題があるのでそれを修正してくれ、と言う内容のメールだと解釈して、まず『現在のちゃたろうふぁんくらぶ』のGoogle Adsenseプラグインを停止することとした。その際の対応方法は、今度はタグ内に以下のようなコードを書いた後、QuickStart 広告を有効にするのが対応策だと書かれていたのでそれに従った。


まずAdsenseの管理ページで上記の【広告の設定】- 【ページ単位の広告】を選択。


【ページ単位の広告のコードをページに配置する】から【< >コードを取得する】をクリックすると、以下のようなコードを取得できるので、それをメモっておき、サイトの各ページのタグ内に書き込む。

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX”,
enable_page_level_ads: true
});
</script>


コードはこんな感じにポップアップで表示されて、該当テキストエリアをクリックすると自動で全選択になるのでコピーする。大概のWordpressのテーマファイルはタグの内容は【外観】-【テーマの編集】から【テーマヘッダー(header.php)】内に書かれていると思うので適時修正をかける。
で、QuickStart広告を有効にするのだが(トグルがあるのでクリックして有効にする。トグルは(|)-(o)となっているうち、左側の(|)側がONで、この時トグルが青色になる。)


だがこんな感じにエラーメッセージが出てQuickStart広告が使えないようである。
(※なお、後でいろいろいじくって確認した感じでは、このエラーメッセージが出ていても【ページ単位の広告のコード】は有効になっているらしく、【ページ単位の広告のコード】をタグに貼り付けてあるページでは一応広告は出ていた。)

と言うことで、単純に【QuickStart広告を有効にする】と言う作業はどうやら失敗したらしい。エラーメッセージを読み解くに、『まだどこかで【カスタム広告ユニット】を使っているからQuickStart広告を有効にできないよ』と言う事らしい。
…が、先ほど書いたように【カスタム広告ユニット】はWordpressサイト以外の古いサイト等々では現役で使っている
WordpressサイトのプラグインをOFFにする為には過去の資産ページの広告設定も全部修正しないといけないということ!?

3. カスタム広告ユニットを廃止してみる(失敗)

※この作業も結局挫折したので、読むだけで実践不要。

と言うことで、重い腰を上げる心づもりでその他の旧ちゃたろうふぁんくらぶ/ちゃたろう自由研究も広告コードを貼り換えた。
作業的にはCGIで構築したサイトは面倒くさいがHTML吐き出しの処理をしているPerlソースを読んで、過去の【カスタム広告ユニット】のHTMLソースになる部分をコメントアウトで消去し、新しくタグを書きだす処理の中に【ページ単位の広告のコード】を書き込んだ。
MovableTypeで構築したサイトはHTMLの書き出しにテンプレート的なものを制作していたので(具体的にどうやって構築したのかなんてすっかり忘れているが)、テンプレートファイルを検索してこちらも【カスタム広告ユニット】の記述を削除し、【ページ単位の広告のコード】を書き込んだ。
これでおそらくレガシーな【カスタム広告ユニット】はすべて無くなって、【ページ単位の広告のコード】になったはずである。…ので改めてQuickStart広告を有効にするのだがやっぱり同様に『カスタム広告ユニットをご利用中のため、QuickStart 広告は併用できません。 ヘルプ』と言うメッセージが出てしまうのである。
仕方なく、アドセンスの設定ページ等々をつらつらと眺めて、いったん過去の資産ページでのAdsenseを無効化できそうな設定を探してみた。


こんな感じに【設定】-【自分のサイト】と進む。すると、自分のアドセンスコードが貼られているサイトが一覧として表示される。表示されて見ると、すごーく昔に作って今や完全放置してある記憶のかなたのサイトもログに残っていた。


こんな風に一覧が出てくるので、右上にある設定ボタンから設定を探していく。


この【サイトの確認を解除】はいまいち使い方が分からなかったので省略。中身としては次の次に書く各サイトを有効にする/無効にする設定画面を出すのと同じ役割だと思う。


この【サイトの認証】から設定を変更する。これをクリックすると


こんな感じに設定を有効化するトグルボタンが出てくるので有効化する。多分これで、【サイトの確認を解除】で解除したサイトは自分のサイトではないと認識され、【カスタム広告ユニット】が貼られていても無視されることを期待した。


この各ドメイン名の右端にあるマークをクリックして詳細を展開する。多分このマークと【サイトの確認を解除】のボタンの意味合いは同じなんだと思う。


こんな感じに展開される。この時、トップレベルドメインの右端にあるトグルアイコンをクリックして無効化するとそのトップレベルドメインすべてでサイトの認証がOFFになるのだと思う。


こんな感じにドメインの詳細が出てくる。ここでも各ドメイン名の右端にあるマークをクリックして詳細を展開する。その後、【確認済みのサイト】のトグルをOFFにすることでOFFにしたサイトは自分のサイトではないと認識され、【カスタム広告ユニット】が貼られていても無視されることを期待した。

と言う設定項目をつらつらといじって挙動を観察してみた。
が、結局いろいろトライ&エラーを重ねてみたが、勢い余って全部の認証をOFFにしても先のページに戻ってのQuickStart広告を有効にさせることができなかった
多分、作業後すぐにQuickStart広告の設定をいじっていたのも良くなかったのかもしれない。数時間~1日程度待ってからQuickStart広告を有効にさせる検討をしても良かったが、さすがに馬鹿馬鹿しくなってきたのでこの辺の作業はすべて失敗と判断し、全部作業を手戻りさせた。

4. 方法 2: カスタム AdSense 広告を表示する

以上、大項目2. および3. の作業を試行錯誤して達した結論は、『QuickStart広告を使うのは諦めよう』だった。
今から新しくサイトを作り、アドセンスを契約し、コードを貼り付けていくのならQuickStart広告と言うのは楽チンで便利なツールなのかもしれない。が僕のように古いレガシーを抱え込んでしまっている人間には、古いものをリフレッシュさせて新しいアドセンスコード方法を全サイトに適用させていくのは無理、と判断した。
ので、最初にもらったメールに戻ってみての『方法 2: カスタム AdSense 広告を表示する』の方の手順を踏めば良かっただけなのである。
なお、ここに至って、旧ちゃたろうふぁんくらぶ/ちゃたろう自由研究に関しても一旦作業した【カスタム広告ユニット】を削除して【ページ単位の広告のコード】を貼り付けた作業も諦めて、改めて旧来の【カスタム広告ユニット】を貼り付けていた方式に戻した。

なお、余談だが、【カスタム広告ユニット】を削除して【ページ単位の広告のコード】を貼り付けた状態で、QuickStart広告が無効でも各ページにアドセンス広告は表示されるようである。がこれを試してみて分かったのは、【ページ単位の広告のコード】と言うのは各ページのどこにアドセンス広告を貼ればいいのかGoogleが勝手にサイトを構造解析して行っているようで、場合によっては【ページ単位の広告のコード】が貼られたサイトでは広告のせいでページレイアウトが崩れる、と言うことだった。理想的には【ページ単位の広告のコード】が貼られた状態でレイアウトが崩れないようにサイトデザインを構築することなんだろうと思う(それはすなわちサイトの評価がGoogleにとって適切に評価できるレイアウトを踏んでいるので好ましい、と思われるからだ)。
が僕のようにへたっぴで中途半端な知識で作ってあるサイトでは、申し訳ないが広告位置の指示も僕の方から具体的に指定する(=【カスタム広告ユニット】を利用する)方が安易に解決できるというのが結論だ。

カスタム広告を表示する作業は以下の通り。簡単に言ってしまえば、Google AdsenseプラグインでGUIで簡単に設定していたものを、正規の手順を踏んでWordPressのテーマファイルのソースコードに貼り付けていく、と言う作業になる。

1. まず、いったんGoogle Adsenseプラグインを再度有効化し、実際にページを表示させてどこにどんな広告を貼っていたか確認する。
確認の際には、
・HTMLの構造的にどこの部分にAdsenseコードが書かれるべきか位置を見つけておく。
・Adsense広告のサイズ(widthおよびheight)を確認しておく。
・Adsense広告はメインインデックスのテンプレート(トップページ)/個別投稿(単一エントリのページ)/個別投稿ページ(投稿したエントリ記事ではなく、固定ページ作成から作ったページ)で広告位置を変えて設定することが可能なはずなので、それぞれのページでのレイアウトを確認しておく。


メインインデックスのページ


個別投稿のページ

例えばうちのサイトでは上記のような感じ。

2. 次に、それぞれの位置に適合するカスタム広告を作成する。


GoogleAdsenseのサイトに移動し、【広告の設定】-【コンテンツ】-【広告ユニット】と移動して、カスタム広告ユニットを作成する。


【+新しい広告ユニット】を押して広告を作成する。


作成するカスタムユニットではレスポンシブ/ビッグバナー/レクタングル/etc…と広告サイズを選べる。もし、推奨広告サイズで配置できるのなら推奨してるぐらいだしそちらの方がいいだろう。僕のページ場合はレイアウトが崩れるのでカスタムサイズを使っている。
広告ユニット名は自由にルールをつけて作成すればいいが、一度作成してしまうと削除できないしサイズ変更等も出来ないので、採番しておけるようにしておいた方が無難だ。僕の場所は【(配置する場所)_日付】のようなルールでユニット名を付けた。一度作成してみてサイズが合わなかったり色設定を間違っていたりしたら日付の数字をインクリメントして修正していた(一時的に未来の日付になってしまうユニット名があっても気にしないで進めた。どうせユニットなんて頻繁に作成なんかしないし)。


するとこんな風にコードを取得できる。コードは【同期】/【非同期】が選べるがとりあえず【非同期】で使うことにした。

3. 作成したカスタム広告をWordpressのテーマに貼り付けていく。


こんな感じでWordpressで【外観】-【テーマの編集】で変更したいテーマを選んで取得したコードを貼り付けていく。取得したコードは原則改変禁止だが、スペースやタブ文字の挿入ぐらいはしても問題ない。

4. サイトを更新して確認する。


ソースコードの修正を終えたらサイトの確認をしてみる。この時点ではGoogle Adsenseプラグインで表示している広告とWordPressテーマのソースに直接書き込んだ広告が重複しているので、一時的に両方の広告が見れているはず。で両方の位置が大体同じ場所に表示できているかやサイズが問題ないかなどを確認する。
※なお、WordPressにアドセンス広告コードを書き込んだ後、Google Adsenseプラグインの方の設定管理をしてしまうとこの共存はできない。GoogleAdsense広告は1ページに3ヶ所までしか指定できないので、重複していて3ヶ所以上を超えていたりするとプラグイン設定ページでエラーを吐いてGoogle Adsenseプラグインの方の広告は消えてしまう。

5. 問題なければ、Google Adsenseプラグインを停止し、最後に念のためもう一度サイトを表示させて確認する。

なお、この編集作業中に僕の環境ではアドセンス広告がうまく表示できない不具合が何度も発生し、ちょっと苦労した。具体的には、Wordpressテーマのソースに書き込んだにも関わらず、Firefox/Chromeでは表示されずIEでは広告該当部分にHTTP 400エラーのiframeが表示されるというものだ。
なんでだろうかとトライ&エラーで検証した結果、しばらく経つと不具合は特に原因解明もなく解消すると言うことが繰り返されたことから、おそらくGoogle Adsenseページでカスタム広告を作成した直後はカスタム広告のID(data-ad-slot)が同期完了?登録完了?しておらず、貼り付けたAdsenseコードのjsに対してエラーを返しているようだった。
しばらく表示されないがいつの間にか表示されるようになる、と言うタイムラグが概ね30分ぐらいはあったように感じるので、その場合は焦らず待った方がいいと思う。

5. まとめ

いろいろ試行錯誤させられた結果を備忘のために残したけど、一々書いた内容のほとんどは失敗のログであまり意味はなく、最初にも書いたが
WordPressのGoogle Adsenseプラグインが5月に終了してしまうことに対する対応は、Google AdsenseプラグインがGUIで半分自動的に提供してくれていたアドセンスコードの作成および貼り付けを、手順を踏んでGoogle AdsenseサイトおよびWordpressテーマファイルを編集して適応させる。QuickStartとか言うのはうまく動かない可能性が高い。
と言う簡単な結論になる。
この作業の試行錯誤で一晩無駄に浪費したので、結構疲れた。

SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Premium 256GB (SDSQUNI-256G-GN6M)簡単なレビュー

サンディスクの現在最大容量、256GBのmicroSDXCカード(SDSQUNI-256G-GN6M)を買ったので簡単なレビュー。

別に256GBを無理して買う必要はなくて200GBでも良かったのだけど、せっかくだから買ってみた。
もともとはvolumioを入れて音楽サーバに使っているRaspberry Pi2に入れているmicroSDXCが64GBなのだけど、去年手持ちファイルをflacに切り替えた辺りから容量が常に逼迫するようになっていて気になっていたので刷新に購入した。と言ってもRaspberry Pi2のmicroSDXCを直接差し替えるのではなく
・RaspBerry Pi2 : 64GB → 128GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Compact SO-02G : 128GB → 200GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Tablet Compact SGP621 : 200GB → 256GB へ差し替え
とスライドでより大容量を扱いそうな端末に入れ替える手順をとった。

もともとは去年の10月にアメリカAmazon.comで発売になってからずっとチェックしていた。が発売時の価格が$149.99ドルで、一時的に$139ドルぐらいに値下がりしたタイミングで買い逃したので、もう一度セールで値下がりするのを待っていたところ、トランプ相場で為替は円安に振れるしアメリカ価格も$200ドル近くに値上がりするし、でタイミングを完全に逸してしまった。
ので仕方なく国内amazonで¥21,999円で購入。タイミングをつかめていれば¥15000円程度で購入できた見込みなのでちょっと痛かった。

うちのカードリーダ、SFD-321F/T81UEJRで測った速度は上記のとおり。
比較対象の同じシリーズの200GBモデル、SDSDQUAN-200G-G4Aも以前にレビューしているが
SanDisk Ultra 200GB Micro SD (SDSDQUAN-200G-G4A)簡単なレビュー – ちゃたろうふぁんくらぶ
全体的に速度はおおむね誤差の範囲かと思う。Read速度が若干向上した。またSeq Write速度が極端に減少しているが、むしろ前回のSDSDQUAN-200G-G4A 200GBの計測値が若干疑わしいと思うので、こんなもんかと思う。

実際のデータ書き込みは、約175GBのコピーを行ったのだがおおむね22MB/s程度の速度を表示しつつ2時間半程度で終了した。実測も約20MB/sと言うことになり、これはSDSDQUAN-200G-G4A 200GB実測17MB/sより優秀な数字である。

また、実測のカード容量は238GB (255,802,212,352 byte)であり、これまたSDSDQUAN-200G-G4A 200GBの実測値183GB (196,832,395,264byte)に比べると相当に優秀な数字である。って言うか200GBの実測値が不当に小さいだけのようでもあるけど。

もう少しするとスマホ用に最適化されたApplication Performance Class 1対応のものも出るようなのでそちらも楽しみではある。
【イベントレポート】WD、アプリが高速起動できる世界初のApplication Performance Class 1対応microSD ~USB 3.1対応の超高速USBメモリも – PC Watch

docomo らくらくホン F-02Jに機種変更した

親の携帯をドコモらくらくホンベーシックS F883iSから、らくらくホン F-02Jに機種変更したので過程を備忘メモ。

親の携帯を特に機種変更もせず、8年ほど放置していたのだが
・そろそろ液晶画面が限界に近づいていて、ところどころ横方向に黒い線がでて非表示になっている
・去年あたりから、SSL接続がSHA-2に対応していない関係でhttps接続自体ほぼ不可能になっていた
・2015年11月の発表で、docomoがiモード端末の生産販売を終息させたので将来的にiモード自体廃止になりそう(ただし、iモード対応のらくらくホンベーシック4 F-01Gのみ販売は継続している)
等々の理由で、端末を買い換えることにした。

端末の買い替え先としては、らくらくホンベーシック4 F-01Gらくらくホン F-02J、通常のスマホを検討した。検討の目安は以下の通り。
FOMA料金プランを継続するのが月額維持費としては一番安く、i-modeをサービス停止ギリギリまで使い倒す方法もある。その場合でも既にらくらくホン以外は販売終了しているのだから、今のうちにらくらくホンベーシック4 F-01Gに乗り換えておかないと端末が入手困難になるだろう。
・LTE新料金プランにすると月額維持費はかなり高くなってしまう。わざわざらくらくスマートフォンに乗り換えるメリットはほぼ皆無と見た。
LTE新料金プランでもガラホに乗り換える方法は検討の余地がある。強制加入させられる通話し放題プランを活用するのである。ガラホならケータイパックを併用することでデータ通信料で横暴な料金を取られず維持も可能だからだ(いやケータイパックも十分横暴な設定なのだが)。この場合、現在使っている固定電話はほぼ待ち受け専用の位置づけになり、電話発信は携帯メインになる。この場合、ガラホのらくらくホン F-02Jに乗り換えることになる。
・スマホに買い換えるなら、らくらくスマホなんかにするぐらいなら普通のスマホにしてMVNOに出した方が維持費はよほど安くつく。別にらくらくスマホなんかにしなくても例えばXperiaシリーズにはホーム切り替え設定で「シンプルホーム」があり、若干の機能制限をしつつ扱いやすいUIにするだけならそれで充分である(実際、娘のタブレットXPERIA Z3 Tablet Compact SGP612はシンプルホームに設定して使わせているが支障は起きていない)。あるいは他のホームアプリを使う手段もあるだろう。
等々の考慮をした。

親の利用状況を確認してみるに、データ通信に関しては、インターネットはほとんど使うこともなく、メール頻度もそれほど多くないのでケータイパックの法外な二段階設定でも何とかなりそうである。
通話料に関しては、使わない月は無料通話1000円以内、使用量が多かった月で3000円程度の利用が見込まれた。利用が多かった月の明細を確認する限り、20分前後の若干長い電話を利用するケースが多く、いわゆる5分以内の短い電話を多用して安くつくカケホーダイライト系のプランは検討する余地はなかった。
と言うことで、今後は固定電話で発信していた電話も携帯に基本的に一本化してもらうことでカケホーダイを利用しつつ、ケータイパック適用で3000円弱の料金プランを選択するのが妥当と言う結論に達した。自動的に購入する端末もガラホのらくらくホン F-02Jに決定。
本当はスマホで機能制限ホームアプリ等で使ってもらう方が良いかと思ったが、さすがに親の使用状況で携帯回線一つに月額5000円以上の維持費を払うのは馬鹿馬鹿しいので断念した。

機種変用の端末の購入先は田舎なのであまり選択肢がなく、
・ドコモオンラインショップで購入
・ドコモショップで購入
・家電量販店等で購入
等々が検討に上がって調べてみたが、ドコモショップはなんと頭料金分(5000円程度)ドコモオンラインショップより高いと言う酷い価格設定だったのであっさり検討外に。
ドコモオンラインショップと家電量販店では価格差はなかった。となると量販店の店頭で機種変手続きに時間を待たされるよりオンラインで済ませた方が楽そうであった(旧機種から新機種へのデータ移行等々の手続きもあるので一度ドコモショップにも訪れる必要はあった)。
が昨今のニュースで「カメラのキタムラが不採算で店舗閉鎖」と言うのを見かけたので、かわいそうなのでカメラのキタムラにわざわざ出向いて機種変の手続きをすることにした。市内にカメラ・DPEショップがあると言うのは今や結構貴重な状況であり、(大して利用はしていないのだが)閉店されるのはちょっと嫌だなあと思ったからである。
カメラのキタムラには商品在庫がなく、結局日を改めて手続きに行くなど、それはそれで面倒であったのだが仕方ない。
カメラのキタムラでは結局機種変手続きで1時間半ぐらいかかった。FOMA→FOMAの手続きならそんなにはかからなかっただろうけど、今回はFOMA→Xiの手続きでもあるし、料金プランの変更も内包しているのでちょっと時間がかかった印象である。
キタムラでの手続き後、ドコモショップへ移動して旧機種から新機種へのデータ移行手続きをしてもらった。旧機種はSDカードを持っていないからデータ吸出しが困難だからである。ドコモデータリンクと言うソフトが以前はあったが、Windows7の64bitには対応していないので仕方ない。電話帳、保存画像の移動は出来たがメールデータの移動は出来なかった。

その他、雑多な感想。

ケータイの待ち受け画面にお知らせが出て、

Wi-Fi利用時の認証エラー
docomo IDが未設定のため、Wi-Fiでは通信できません。

と言うエラーが出たのだがメッセージが消せなくて困った。メッセージ削除をしても「削除できませんでした」と言うメッセージが出て削除自体出来ないという困りものであった。ネットで軽く検索するに、スマホでも同じメッセージが出る端末があり、docomoIDが電話番号の場合、消せないらしい、とあった。うちはこの場合に当てはまるので、docomoID変えるのは面倒だなあ…と思っていたら別の作業で端末の電源再起動をしたらメッセージは消えた。解決したからいいのだがなんじゃこりゃ。

あと、データ移行で電話帳を移動したのはいいのだが、この機会に電話帳の棚卸しをしたいのだが電話帳のデータをPCで編集できず今のところ悩んでいる。
一応、SDカードバックアップからVCF形式でバックアップはとれ、それをPCでテキストエディタで編集は出来るのだがVCFでの編集は果てしなく面倒くさい。
VCFからCSVに変換して編集する方法を試してみたのだが、変換アプリを通した後のVCFファイルは携帯で正常に読み込めなかった。元のVCFがVersion2.1にdocomo独自タグも含まれたもの? で変換後のVCFがVersion3.0表記になっているのも原因かもしれない。

【2017.02.02追記】
このケータイに、余った64GBのmicroSDXCを入れたら認識しなかった。おかしいなあと思って確認したら、この端末はmicroSDHC32GBまでしか対応していなかった(取説詳細編、105page)。まあこの端末は32GBあれば困ることはないだろうけど。
【2017.02.02追記ここまで】

おまけ、電話帳データの編集について

(2017.02.02追記)
電話帳のデータの編集についてメモ。
結局、手順としては
ケータイからSDカードバックアップでVCFファイルとしてバックアップ → VCFファイルをテキストエディタで編集 → ケータイへSDカードを入れて復旧
と言う手順が一番無難なようである。

ケータイからmicroSDHCへのバックアップは待ち受け画面から【メニュー】→【6.安心機能を使う】→【9.データをバックアップする】→【1.SDカードバックアップを使う】→【1.バックアップの設定を行う】と遷移する(取説詳細編、141page)。
すると、microSDHCカード内にバックアップファイルができるのだが、
microSDHCのroot
 →com.nttdocomo.android.sdcardbackup
   →phonebook-utf-8
     以下に『PIM000XX.VCF』形式でできるファイルと
 →SD_PIM
     以下に『PIM000XX.VCF』形式でできるファイルがある。
ファイル自体は両方同じファイルなのだけど、復旧時に『phonebook-utf-8』以下に入れたファイルからは復旧に失敗するし、『phonebook-utf-8』以下にファイルがあると何かと動作がイマイチなので『phonebook-utf-8』以下のファイルは消して『SD_PIM』以下のファイルをPCに持ってきて編集する。

VCFファイルは本来は汎用の形式なのでOutlookのアドレス帳と互換があるはずで、世の中にはCSVに変換するソフトもあったりするのだが、この端末用のVCFファイルはタグ?が独自なのか後で読み込む時にうまくいかないことがあるようなので、チマチマとVCFファイルをテキストエディタで開いて編集するのが一番安全である。VCFファイルは

BEGIN:VCARD
VERSION:2.1
X-DCM-ACCOUNT;DOCOMO:docomo;com.android.nttdocomo
N;CHARSET=SHIFT_JIS:苗字名前;;
SOUND;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:ミョウジナマエ;
X-DCM-SOUND-ORGINAL;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:ミョウジナマエ;
TEL;VOICE:TEL番号ハイフンなし
X-DCM-TEL-ORIGINAL;VOICE:TEL番号ハイフンなし
EMAIL;CELL:メールアドレス
X-DCM-EMAIL-ORIGINAL;CELL:メールアドレス
ADR;CHARSET=SHIFT_JIS:;;住所;;;郵便番号ハイフンなし;
X-DCM-POSTALCODE-ORIGINAL:郵便番号ハイフンなし
NOTE;CHARSET=SHIFT_JIS:メモ項目あれば
X-GNO:1
X-GN;CHARSET=SHIFT_JIS:グループ名称
X-DCM-GN-ORIGINAL;CHARSET=SHIFT_JIS:グループ名称
X-DCM-GROUP-ICONCOLOR:-10053121
X-DCM-GROUP-ICON:icd_tag_group_27_own
END:VCARD

と言うのが1単位のアドレスで、これの繰り返しになっているので単純にゴリゴリ編集してしまえばいい。入力欄に半角空白を入れるときは『;(半角セミコロン)』を入れる。グループ名称は端末の方に登録されてないグループ名称を無理やり入れると不整合を起こすので予め数件登録したものをコピペすること。

編集が終わったらバックアップの復旧の手順で、【メニュー】→【6.安心機能を使う】→【9.データをバックアップする】→【1.SDカードバックアップを使う】→【2.復元の設定を行う】と遷移する(取説詳細編、141page)。

僕の場合、アドレス帳は70件程度あったので重複の削除、表記揺らぎの修正(苗字と名前の間を半角スペースにすべてそろえる)、全件に住所データを追加する、等々で2時間ぐらいかかったと思う。

おまけ、Wi-Fiの認識について

(2017.02.05追記)
どうもこの端末、自動でWi-Fiに接続する仕様に問題があるらしい。
具体的に言うと、Wi-Fiアクセスポイントを登録しておけばそのエリア内に入った時に自動で接続する、と言うのはスマホ等の基本的な仕様だと思うが、この端末の場合、例えば自宅に置いて家のWi-Fiアクセスポイントに接続している状態では問題がないが、ケータイ電話なので当然外出時に持ち出すことになる。と自宅のWi-Fiアクセスポイントのエリア外になるので当然一旦接続が切れるが、その後帰宅した際に、自動で自宅のWi-Fiアクセスポイントに接続しないのだ。
何度か検証してみると、どうやらケータイの画面を開くと登録済みWi-Fiアクセスポイントに自動接続するようだ。つまり画面を閉じている間はディープスリープのような状態であり、Wi-Fiの電波を再検索するようなことが行われないようだ。
それではせっかくのWi-Fi機能が持ち腐れである。僕の家ではこのケータイは在宅時は基本的にクレードルに載せっぱなしになるので、『外出後、帰宅した後充電台に載せる前に画面を開いて3秒待って』と言う運用をしてもらうことにした。厳密には、メイン液晶のWi-Fiアイコンを確認したり、画面を閉じた後サブ液晶にWi-Fiの文字が現れるなどを確認した方が良いかもしれないが、使用者はどうせ公衆携帯回線と無線LAN回線の違いも大して理解していないような人間なので、その辺はただの画面パタパタだけでも問題なかろう、とした。

おまけ、約2ヶ月使ってもらっての所感

(2017.03.10追記)
使い始めて2ヶ月(にはまだ少し早いが)経っての所感。
今まで使ってもらっていたらくらくホンベーシックS F883iSと比べてもそれほど大きな違和感はなく使えているようだ。
通話に関しては、発信(電話帳から選ぶものも含む)・着信ともに問題ないようだった。
メールに関しては、最初のうちメール送信に若干戸惑いが見られた。履歴や電話帳から送信先を選ぶ操作法が今までと若干変わったらしく、慣れるまで数回やり方を付き合う必要があった。
カメラに関しては、未だにまともに使っていないようなので特に言うことなし。今までのケータイにはなかった機能でもあるし、あった方が良い機能ではあるが頻繁に使うことはないだろう。

インターネットに関しては、若干問題ありブラウザの文字が小さい。インターネットから文字の大きさを設定できる(取説詳細編P98参照、【メニュー】→【8.インターネットの設定をする】→【1.文字の大きさを設定する】)のだが、文字サイズを大きくしてもシニア層の人が使うには文字が小さすぎる
うちの場合、インターネットの利用としては主に、学校や自治体などから送られてくる「オクレンジャー」が自動で連絡本文をブラウザで表示することを強要し、インテントでブラウザに表示されるのだが、はっきり言って文字小さすぎで役に立たないと文句を言われる。
対策としてあまり有効なものはない。思いつくものとしては
・そもそもオクレンジャーの側でモバイル向けのレイアウトとして文字サイズを大きくすべきである。UAぐらい判別できていないことないだろうに。しかも商用サービスだぞ?
らくらくホン F-02Jの設定としてブラウザに関してもっと割り切った仕様にすべきだろう。フルブラウザと言う概念は諦めて、シニア向けに多少レイアウトが崩れても文字サイズが大きくなるCSS適用できるようなブラウザアプリを提供すべきだと思う。この辺は単なるスマホ・ガラケー向けのブラウザアプリとは考えを変えるべきである。
・カスタムCSSを適用できるブラウザアプリを適用して無理やり文字を大きくする。ネットで軽く検索したところ、次のような記事を見つけた。
SPモードらくらくホン F-02J 試用 – Mobilers High
このケータイはAndroidなので、Google Playは使えないものの、無理やりapkファイルからアプリをインストールすることは可能なようである。例えばFirefoxを無理やりインストールして、Stylishで強制的に違う文字サイズ・フォントを適用する、などと言う離れ業ができるかもしれない。がさすがに斜め上の対策すぎて、これを試すのははばかられている。

Yahoo! BB ADSLで、モデムを接続すると一部の電話を着信しないケースがある

自宅のADSL設定で、一部の電話だけ着信しない謎の症状が出たので現在対策中。あまりにも謎すぎる症状なので、解決までしばらく時間がかかるかもしれない。

【2016.11.21追記】
問題解決。結論から言うと、BBフォンを使わない場合は自前でスプリッタを挟んで電話とモデムを分岐するよりも、Yahoo! BB ADSLカスタマーサポートに電話してBBフォンの休止手続きをして送付されてくるスプリッタを使った方がいい
【2016.11.21追記ここまで】

現在、自宅の電話およびインターネット環境は以下のようになっていた。

2016-11-12-0

もともと親子電話を使っていた古い回線なので、モジュラージャックが家の中に三か所あった。が、トラブルのもととなるのでADSL導入後は一つのモジュラージャック出口からのみ使用して、残りの二か所は使わず、電話をコードレス子機にして使っていた。
また、使っているインターネット回線はYahoo! ADSLなのだが、自動でIP電話がついてくる(外せない)契約になっている。がIP電話を使う気はないので、ADSLモデムの電話ポートに電話を差し込むのではなく、ADSLモデムの手前にスプリッタを挟んで電話を分岐接続させていた。
この状態で問題なく使用できている…と思ったら、親戚の叔母から「自宅の固定電話に着信しないよ」と言われてしまい、困ってしまったのだ。
この最初の状態で、以下の現象が起きていた。

(1) 携帯電話から自宅固定電話に発信すると、自宅固定電話は着信できる
(2) 叔母の家の固定電話から自宅固定電話に発信すると、自宅固定電話は着信しない。(叔母の家の側では発信待機音が鳴っているが、自宅側では着信音がしない。)
(3) スプリッタを外し、モジュラージャックに自宅固定電話を直結すると、叔母の家の固定電話から自宅固定電話は着信する。
(4) スプリッタを挟んだ状態で、ADSLモデム側のケーブル(MODEMのケーブル)を取り外しても、叔母の家の固定電話から自宅固定電話は着信する

そもそも、(1)の状態があるので今まで「回線によって着信しない場所がある」なんていう現象に気づいていなかった。そもそも、携帯電話でも固定電話でも回線交換なのは同じなのだから、着信したりしなかったりという現象が発生するのがまったく理解できない。なので、最初(2)が実際に起こっても「いやいや、叔母の側がかけてる電話番号間違えてるんでしょ?」状態だったが、調べてみるとそうではないことが分かった。
そこでいろいろ接続状態を変えて原因を追究してみたのだが、(3)の結果から固定電話の電話機に故障はない。(4)の状態からスプリッタに故障もない。
ADSLモデムが接続されている場合、なんらかの場合によって(ここにどういうケースが該当するのかが不明)、固定電話への着信が奪われてしまっているようだ。

ラインセパレータを購入して試行錯誤してみた(トラブル解決せず)

そこで、ラインセパレータおよびラインセパレータ内蔵スプリッタを購入して接続を変えてみた。…が結論から言うとトラブルは解決しなかった。


購入してみたのは上記の二つの製品。そもそも、これらの製品でトラブルが解決するとも確証がなかったのだけど、まあいったん製品交換で治る可能性は潰しておこうということで試してみた。
ソフトバンクのページを漁ると、
BBModem 4-G/トリオモデム3G plus/トリオモデム3-G/トリオモデム26Mの接続方法|BBフォンを利用しない場合の各種モデムの配線方法|接続と設定|Yahoo! BBサービス|ADSL・光・ブロードバンド|SoftBank
といったページが出てきて単にスプリッタ(と分配器って違うのか?)を挟むだけでなくADSLラインアダプタやテレフォンフィルタを挟めという指示があったので(というかスプリッタ=分配器+ラインアダプタ+テレホンフィルタだと思っていたのだが)試しにいろいろ部品を足してみたのだ。
ELECOM LD-ADSLSPR2はADSLラインセパレータ内蔵スプリッタ、ということでラインセパレータを内蔵していることからFAXや電話回線のトラブルが解消する可能性があるかな(おまじないレベル)と思って買ってみた。ELECOM LD-ADSLIPSR2はスプリッタ内蔵モデム専用ラインセパレータ、ということで、我が家で使っているモデムはIP電話内蔵(スプリッタ内蔵モデム)なのでそれ専用のラインセパレータだともしかしたらおまじない効果があるかもしれないと思って買ってみた。

以下、これらを組み合わせて回線を組んでみた結果。

2016-11-12-1

まず単純に、現在のスプリッタをELECOM LD-ADSLSPR2に差し替えてみた配置。この状態で
 ○インターネット接続
 ○携帯電話からの着信
 ×叔母の家の固定電話からの着信
と交換前と全く結果変わらず。

2016-11-12-2

次に、スプリッタの手前にラインセパレータを挟んでみた配置(たぶんこの配置は推奨配置ではない)。この状態で
 ○インターネット接続
 ○携帯電話からの着信
 ×叔母の家の固定電話からの着信
と交換前と全く結果変わらず。

2016-11-12-3

さらに、スプリッタの直後にラインセパレータを電話回線側に挟んでみた配置(たぶんこの配置は推奨配置ではない)。この状態で
 ○インターネット接続
 ○携帯電話からの着信
 ×叔母の家の固定電話からの着信
と交換前と全く結果変わらず。

2016-11-12-4

さらに、スプリッタの直後にラインセパレータをモデム回線側に挟んでみた配置(たぶんこの配置は推奨配置ではない)。この状態で
 ○インターネット接続
 ○携帯電話からの着信
 ×叔母の家の固定電話からの着信
と交換前と全く結果変わらず。

2016-11-12-5

最後に、今まで使っていなかったモジュラージャックを一か所使うようにし、一か所のモジュラージャックからはラインセパレータを挟んで固定電話を接続、もう一か所のモジュラージャックからはセパレータを挟んでADSLモデムを接続(たぶんこの配置がELECOMの推奨する配置)。この状態で
 ○インターネット接続
 ○携帯電話からの着信
 ×叔母の家の固定電話からの着信
と交換前と全く結果変わらず。

結論。何やっても状況何も変わんない。
仕方がないので今度はNTTとソフトバンクに問い合わせる方向で調整。

【2016.11.21追記】
なお、最後の配置で数日間テストして気づいたのだが、よく見るとこの配置は誤りだ。正しくは、電話側のラインセパレータの下にもう一個スプリッタを配置しなければならない。

2016-11-21

これがただしい配置図。配置を間違えていた結果どうなったかというと、「自宅固定電話に着信があるたびにADSL接続が切れる(リンクダウンが発生する)」と言う状態になった。まあ今後この特殊配置にする気はないので構わないが、世の中で「電話着信するとADSLリンクが切れる」というトラブルが発生しているケースは、かなりの確率でスプリッタの配置を間違えているのだろうなあと感じた。

また、この配置図で数日使った結果、自宅のADSLリンク速度が低下した。もともとは8Mbps(1000KB/s)弱の下りリンク速度があったのだが、6Mbps(750KB/s)前後の下りリンク速度まで低下した。これはADSLモデムを付け替えたモジュラージャックが自宅内で後付けで延長した電話配線で、他のモジュラージャック出口と比べて電話線が5mぐらい長いケーブルを使っていることに原因があるかと思う。電話線が長いために、ノイズがそれだけ混入しやすく、影響を受けたということだ。Yahoo! ADSLの場合は一度リンク速度が低下すると基本的には以前の速度まで回復しない特性があるので、注意した方がいい。
このため、今回の作業解決後、Yahoo! ADSLカスタマーサポートに電話して回線調整をお願いした。回線調整を頼むことで、もう一度リンク速度が最大の状態からの調整に復帰し、速度が回復することがある。ただし、回線調整は例えば「酷い夕立で雷ノイズのせいでリンク速度が低下してしまった」など、突発的な出来事で本来推測される速度より大きく落ち込んだ場合のみ有効な方策で、基本的に回線状態が不安定な家庭への接続にはあまり芳しい結果を生まないようである(2ちゃんなどでは何度も回線調整を頼んで、回線調整を頼むたびに一時的にリンク速度が回復するが数日ですぐリンク速度が下がる、などという不満を書くケースが見られるがそれは根本的にその家庭へのリンクが不安定で、あきらめざるを得ないのだろうと推測する)。

【2016.11.21追記ここまで】

Yahoo! BBと相談してBBフォンを休止することにした

次に、Yahoo!BBのサポートに問い合わせていくつか可能性を検討してもらった。Yahoo!BB側の回答としては
着信や通話料金の発生の仕方を確認する限り、BBフォンを使っているのではなくNTT回線を使用しているのだから、これはNTT側に問い合わせる事案ではないか?
スプリッタが故障しているのではないか?
などの提案があったが、最初の回答に対しては「ADSLモデムを接続しない状況では着信し、ADSLモデムを接続すると着信しなくなるのだから、Yahoo!BB側にも何か問題あるはずでは?」、次の質問には「既にこちらでは市販のスプリッタを購入し再現実験を行い、再現しているのでスプリッタの故障ではない」ということで、あまり捗々しい対応とはならなかった。
そこで、将来的にはNTTに問い合わせすることを視野に入れつつも、いったん「BBフォンを休止する」という対応をお願いすることになった。具体的には、BBフォンを使用しないように回線状態を変更する?(これは何をするのか分からない)、BBフォンを使わないADSLモデムに交換する、という対応になった。なお、この手続きはYahoo!BBでは本来推奨されていない手続きであり、BBフォンを休止してもBBフォン使用契約までは外れないので利用料金が安くなったりはしない。また、BBフォンを外す手続きも、再びBBフォンを導入する手続きも、一度しか行えないと言う念押しをされた。

その後、自宅にはモデムとADSLラインアダプタ/テレフォンフィルタが届いた。モデムがBBフォン非対応の別機種に代わるのかと思ったけど、それは変わらず同じトリオ3G Plusのままだった。モデム故障の可能性を考えて念のため送られてきたのかもしれない。ADSLラインアダプタ/テレフォンフィルタはNEC TokinPSR-3050およびPSR-3030のセットだった。

で、交換後、トラブルは解消し、今まで着信できなかった叔母の家からも着信できるようになった。
一度にいろいろ交換したので直接の原因の断定はしづらいが、おそらく「BBフォンの休止」設定が効果あったのだと思われる。
今回の作業から、BBフォンを使わないときは適当にスプリッタをかませて放置するよりもは、Yahoo!カスタマーサポートにさっさと電話して休止手続きをする方が良いと分かった。また、その際にはスプリッタは購入しなくともYahoo!BB側から送ってくれるので(無料らしい)問題ないことが分かった。