AEON MOBILE回線を契約してみた

mvno回線のイオンモバイルを1回線契約してみたので備忘メモ。

現在までの僕のスマホ・タブレット・携帯電話の回線契約は以下の通りだった。
スマホ1:XPERIA Z3 Compact SO-02G:メインの電話回線:mvno BIGLOBE LTE・3G(音声通話付)
スマホ2:XPERIA Z3 SO-01G:メインのスマホが壊れた時の予備:回線なし(必要な時はスマホ1のBIGLOBEを差し替えて使う)
タブレット1:SONY XPERIA Z2 Tablet SO-05F:メインのタブレット端末:mvno @モバイルくん(音声通話付)
タブレット2:SONY XPERIA Z2 Tablet SO-05F:親が使っているタブレット端末:mvno 0-SIM(SMS付)
タブレット3:SONY Xperia Z3 Tablet Compact SGP612:娘が使っているタブレット端末:Wi-Fi専用端末なのでLTE回線なし、LINEはタブレット2の電話番号で認証させてある
携帯電話1:Fujitsu らくらくホン F-02J:親が使っている携帯端末:docomo カケホーダイプラン + Xiケータイパック + spモード

この辺のプランへの変更は年末年始にかけて少し動かした結果。以下のエントリーが過去の手続きの備忘。
メインの電話番号をMNPした | ちゃたろうふぁんくらぶ
docomo らくらくホン F-02Jに機種変更した | ちゃたろうふぁんくらぶ

若干分かりにくいが、いわゆる通信端末が全6端末、そのうち1つはガラホで1つはWi-Fi専用タブレットなので携帯契約があってもいいスマホ・タブレット端末が4つと言うことになる。
まあ4つと言っても2個のメインのスマホ/タブレット端末と、2個の予備のスマホ/タブレット端末と言う色付けが強くて、それら向けのmvno契約は2個あればとりあえず賄える状態なのだが、いろいろ経緯あって何故か3契約保有していた。
そこにほっこりとさらに無駄な追加でイオンモバイルを追加してしまったわけだ。

今回、aeonmobileを契約してみた理由はまあ割とシンプルで、今aeonmobileは『ありがとう1周年キャンペーン』と言うのをやっていて、初期費用1円で回線契約できるからだ。
イオンモバイル|イオンモバイルありがとう1周年キャンペーン
基本的にはmvnoはどこの会社でも契約する時に3000円かかるのがセオリー。この3000円はmvnoを契約する時にmvnoに支払ってはいるものの、実質的にはSIM発行手数料で、mvno会社からdocomoに徴収されてしまう性質のお金だ。
それを回避するにはネットや家電量販店等で販売されている「エントリーパッケージ」なるものを一旦購入し、そこから契約手続きに進む方法があり、おおむねエントリーパッケージは1000円前後で発売されているのではないだろうか。エントリーパッケージを使われた場合、mvno会社は契約の段階で(エントリーパッケージ代金-3000)=2000円前後の赤字になっていて、毎月の利用料金から赤字を回収していくスタイルになっている。
で、今回はその契約手数料が1円で済むというなかなか太っ腹なキャンペーンだったので、申し込んでみたわけだ。
なお、近隣に店舗がなくても今回のキャンペーンをネットで応募できるが、ネットで応募する場合SIMの送料として800円ぐらいかかるらしいのでメリットはない(他社のエントリーパッケージ買う料金と大差ない)。

ついでに補足的な狙いを説明すると、僕は今はメインの通話付き電話回線をBIGLOBEにしているが、将来的にはシェアSIMのようなプランを契約して、娘と通信パケットを共有するようなことを検討している。でシェアSIM制度を設けている会社はいくつかあるが、一度シェアSIMタイプに変更してしまうとMNPの手続きが非常に煩雑になり、なかなか他社に乗り換えが難しかろう、と言う目算を立てている。単体契約の回線ならおおむねどこの会社も1年以内のMNPだとペナルティ10000前後の料金を払って転出、1年越えのMNPだとペナルティなしの転出になるので比較的楽な手続きになるが、複数契約の回線の場合、まず転出元の子回線をどこかにMNPして転出し、その後転出元の親回線を転出先親回線(=転出前の子回線)にぶら下げるシェアSIMとしてMNPする手続きになるだろうと推測している。つまり他社に乗り換えの手続きの中で回線の親子回線が入れ替わるだろうと目されるので、あまりやりたくないなあと考えている(もしかしたらそんな心配せずにシェアSIMまるっと他社に乗り換えできるのかもしれないが)。
ので1年後か2年後か、娘にスマホを持たせる段階までは少し自分の回線をジプシー気味に使ってみて、実際に使ってみないと分からない各社の実質回線速度や契約者向けの特典やオプション設定などを確認しておきたいと考えている。
まあそんな感じの構想の中で、イオンモバイルもシェアSIMプランを持っているmvno会社として将来の有力な選択肢だったのでぜひ回線の様子を試しておきたかったのだ。

と言うことで、近所のイオンに出かけてSIM回線を1つさらりと契約してきた。回線品質の検証として、通話品質まではさすがに検証する必要がないので今回はSMS付通信プランを契約してきた。契約容量は一番下の1GBプランでとりあえず充分なので今後の月額支払いが480+140=620円+税=669円の見込み。

手続きは以下のような感じだった。所要時間概ね1時間強ぐらい。

(1) イオンのモール内のケータイショップ(aeonmobileだけでなく、大手キャリアの端末販売+契約もやっている)に行く。僕が行ったのは平日だったので割と閑散としていた。
(2) 店頭の棚にSIMだけ契約する時用のパッケージ(BDソフトとかゲームソフトとかが入ってそうなパッケージ)があるので希望のプラン(データ/SMS/通話、通信プラン選択)のパッケージを手に取って店員を捕まえる。(このパッケージはあくまで希望商品を明示するためだけのもので、パッケージに中身はないし購入したからと言ってもらえる類のものではない。ので店員をいきなり捕まえて希望プランを伝えても別に支障はないだろう)
(3) 店員さんと契約手続き。概ね10分ぐらい。まず店員さんに希望SIMサイズ(標準/micro/nano)を伝えると、店員さんがバックヤードに行ってSIMカードがついているクレジットカードサイズのカードを手に取ってくる。なお、何も言わずにいたら店員は何も考えずにtype1の方のSIMカードを持ってきた。(タイプについては後述)
(4) 簡単に重要事項の説明。A4の用紙に両面モノクロコピーされたものを2枚ぐらい、順番に説明しながらチェックボックスに店員さんがレ点を入れてく。端末も買う場合は少し説明の量が増えるのだろうが、僕はSIMカードだけなので説明用紙の2枚目はすっ飛ばされた。
(5) 契約するクレジットカードおよび本人確認書類(免許証)を提出(契約はクレジットカードが必須。別にイオンクレカでなくてもいい)。その場で店員さんがiPadで契約手続きを入力していく。カード番号とかも店員さんが全部入力していた。免許証の確認は多分免許番号を入力しているだけなのだろう、別途コピーをとったりiPadで写真撮ったりもしなかった。一回だけ、SIMカードの番号でも入力しているのだろうがSIMカード上のバーコードをiPad本体ではなく多分Bluetooth接続されているのであろう赤外線バーコードスキャナで読み取っていた。
(6) クレジット契約の証拠に、本人の署名をとる。と言ってもレシートが出てきて署名を書くタイプですらなく、iPadにスタイラスで名前書くだけ。この辺は完全電子化で無駄な紙が出ないのは素晴らしい。
(7) 重要事項の説明を受けましたの確認に、もう一回iPadでスタイラスで名前書く。docomoショップとかだとA4の紙に署名欄あって一々スキャンしてたなーとか思いつつ署名する。
(8) これで契約手続きそのものは終了なのだが、開通確認手続きが済むまではSIMカードは渡せないそうなので、一時間程度お待ちくださいと言われた。イオンモール内をぶらついてでもいれば、手続き完了後に電話をくれるそうだが僕は特に急いでもいなかったので「じゃあ一時間したらまた店頭に来るよ」と伝えて一旦店頭を離れる。
(9) 約一時間後に再度お店を訪ねる。多分、手続き済んだら電話くれって言っとけばもっと早く手続き済んだかもなあと思いつつも店頭に行き、SIMカードおよび重要事項説明書A4の紙2、3枚入った封筒を受け取り、決済で1円支払う。別にさっきのクレカから引き落としてくれればいいのにと思いつつ、たかが1円にクレジットカード出すのが面倒だったので1円玉渡してレシートもらっておしまい

こんな感じ。1月にdocomo携帯電話の機種変更やった時よりもはるかに楽ちんであっさりした手続きだった。


1円のレシートはなかなか笑える。

新しいSIMを入手した結果、僕のスマホ・タブレット・携帯電話の回線契約は以下の通り変更した。
スマホ1:XPERIA Z3 Compact SO-02G:メインの電話回線:変更なし(mvno BIGLOBE LTE・3G(音声通話付))
スマホ2:XPERIA Z3 SO-01G:メインのスマホが壊れた時の予備:mvno @モバイルくん(音声通話付)
タブレット1:SONY XPERIA Z2 Tablet SO-05F:メインのタブレット端末:aeon mobile type1(SMS付きデータSIM)
タブレット2:SONY XPERIA Z2 Tablet SO-05F:親が使っているタブレット端末:変更なし
タブレット3:SONY Xperia Z3 Tablet Compact SGP612:娘が使っているタブレット端末:変更なし
携帯電話1:Fujitsu らくらくホン F-02J:変更なし
メインのタブレットに今回のSIMを差し、しばらく使ってみる予定。まあ一番確認したいのは平日の12時台に下り500kbpsを確保できるか、かなあと思う。今のBIGLOBE LTE・3Gでもなんとか500kbpsは確保できるが、若干苦しいかなと思うことはある。なお、@モバイルくんは驚くことにmvnoのくせに平日の12時台でも2Mbps程度は確保できる。はっきり言ってお宝プランだ。今では料金値上げされているので魅力は圧倒的に落ちているが、それでもこの混雑時間帯での速度安定性を鑑みると確保する価値はあると思っている。

以下、補足事項。

現在、イオンモバイルにはタイプ1、タイプ2と言う二つのSIMカードがある。SIMが2種類あるけどどっちを使っても契約プランは基本的に同じ。
イオンモバイル|データSIMタイプ
type1はmvneがIIJでtype2がNTTコミュニケーションズらしい。
違いをずらっと列記すると、
・タイプ1は3日間の通信が366MBを超えると通信規制を受けるがタイプ2は通信規制がない
・type1とtype2ではAPN接続先設定が違う。そもそもSIMも互換性はなく、例えばtype1のSIMでtype2用のAPNを使うと言ったこともできない。type1からtype2に切り替えるときはいったん解約して改めて契約。
タイプ2は音声プランおよびシェアSIMプランの提供はなし
・契約初月(解約月は多分ない?)にデータ通信料が日割り計算するかしないか
あたりらしい。
本文に書いたとおり、僕は将来的にシェアSIMを使う可能性を検証するために今回契約したので、type2は最初から眼中になかった。店員も特に客に最初に念押しされない限りはtype1を渡すオペレーションになっているっぽい。

【2017.03.05追記】

試にマイページに入ってみたがイオンモバイルのマイページは酷い。

入力フォームの場所がどこかよく分からん。へんなかっこつけとかいいから素直に四角い入力フォームにして欲しい。
あと、これは試しにエラーメッセージを表示させてあるのだが、どこがエラー文言か分かるだろうか。普通、エラーを書くときは赤字で強調とかするのが当たり前だと思うんだが。

【2017.03.05追記ここまで】

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