新PC設置計画(2)実際に購入したもの

前回の記事に引き続き、新しいPC購入の結果。

新PC設置計画(1)スペック等の構想 | ちゃたろうふぁんくらぶ

最終的に購入したPCは以下の通り。

<サイコムで発注したベースのBTO>
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Silent-Master Pro Z390-Mini
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CPU : Intel Core i7-9700 [3.0GHz/8Core/UHD630/TDP65W] CoffeeLake Refresh 搭載モデル(標準構成価格166,220円)
CPU-FAN : Noctua NH-U12S [空冷/CPUファン]★高性能CPUグリス NT-H1付属★(標準)
MOTHER : ASUS TUF Z390M-PRO GAMING [Intel Z390chipset](+1,080円)
MEMORY : なし(-5,300円)
HDD/SSD : なし(-11,560円)
SSD-Option: なし(標準)
HDD/SSD2 : なし(標準)
OptDrive : なし(-2,010円)
VGA : オンボードグラフィック ( Core i5-9400F/Core i7-9700F, 9700KF/Core i9-9900KFはオンボードグラフィックがありません。ご注意ください)(-34,020円)
ExCard : オンボードサウンド(標準)
LAN : Gigabit LAN [1000BASE T] オンボード
CASE : 【黒】Antec P5+前面ファン [Noctua NF-A14 FLX 1200rpm]+背面ファン [Noctua NF-S12A FLX 1200rpm](標準)
POWER : Corsair RM650x [650W/80PLUS Gold](+6,550円)
OS : なし(-18,770円)
Office : なし(標準)
SOFT : なし(標準)
保証 : 通常保証1年(標準)
訪問設置サービス: 希望しない(標準)

◎周辺機器(キーボード・マウス・ディスプレイ等)
KEY : なし(標準)
MOUSE : なし(標準)
Mousepad : なし(標準)
USBメモリ: なし(標準)
ルーター : なし(標準)
無線LAN子機: なし(標準)
SPEAKER : なし(標準)
MONITOR : なし(標準)
MONITOR2 : なし(標準)

商品単価 : 102,190

以下、簡単に解説。
メモリ・ストレージ・ビデオカードは単価が割高だし自分で簡単に装着できるのでオプションで無しを選択。
光学ドライブも同様にオプションで無しを選択。と言うか、最終的にも光学ドライブはつけない(必要な時だけUSB接続のドライブを装着する)。
OSは流用できるだろうと思ったしライセンス余ってるのがもう一つあるので不要。
等々で、標準構成よりはだいぶ安い値段でベースは組んだ。

あと、結局CPUはCore i7-9700を選んだ。この値段で8C8Tは魅力的だし、Core i5-9600無印はまだ発売になってこないし、相当割安じゃないと6C6Tで我慢する必要はないなあと感じたからだ。
また、電源はCorsair RM650xを選んだ。ここは選択肢としてはあまり良くないというか、選択肢の中では市販価格の中では割高なオプションを選んでしまった。

価格.com -電源ユニットの比較表(SST-ET550-B [ブラック]、NeoECO Classic NE650C、NeoECO Gold NE650G、Edison M 550W FD-PSU-ED1B-550W [黒]、SST-ST75F-GS V3 [ブラック]、RM650x CP-9020178-JP、RM750x CP-9020179-JP、SST-ST75F-PT [ブラック]、Edison M 750W FD-PSU-ED1B-750W [黒]、Edison M 650W FD-PSU-ED1B-650W [黒])

サイコムのこのBTO PCの場合、選択肢の電源リストはこんな感じで、いくつかポイントを絞って検討した結果、「壊れた時(なんてあるのか?)を想定すると、フルプラグイン電源が良かろう」と言う結論に至った。
その点では、フルプラグインで一番安いSilverStone SST-ST75F-GS V2を選ぶべきである(そしてこの電源は市販価格に比べてオプション代が割安である)。が、セミファンレスな方がいいなあと思ってCorsair RM650xにしてしまった。こっちにする場合、オプションの差額が+6,550円なのに対して市販価格が標準のFractal Design Edison M 550W2019/06/30現在で9,698円、Corsair RM650x1,1463円なので差額1,765円とオプションにするには5,000円近くも割高だったので大いに悩んだところではあった。まあ割高でもセミファンレスのが静かでいいかなあと選んでしまった。

結果的な話だが、今回の構成を価格コムで最安価格でパーツ購入した場合、2019/06/29時点で
価格コム最安:¥ 89,279
サイコム価格:¥102,190
※ただし、価格コムではCore i7-9700の価格が出て来ないので43,000円と仮定。
差額13,000円ほど、実際には価格コム最安ではショップが怪しくて買うのをためらったり、送料が発生したり、組む時にCPUグリスが必要なのを見積もっていなかったり、先述の通り電源だけで5,000円も割高なものを選んでいたり、等々考えると自分で頑張って組む気には全くならない価格差だ。もちろん、組むことが楽しい人の方が多いだろうと思うが、僕は組もうと思えば組めるけど別にそこは趣味じゃない人間なので。

<その他購入したパーツ>
メモリ:Corsair CMK32GX4M2A2666C16 [DDR4, PC4-21300, 16GB×2枚組] ¥23,780

SSD:インテル SSD 760p SSDPEKKW010T8X1 [1024GB, 3D TLC NAND, M.2 (Type2280)] ¥16,716

ビデオカード:Palit Microsystems NE5105T018G1-1070H (GeForce GTX1050Ti 4GB KalmX) [PCIExp 4GB] ¥18,980 (2017/04に購入し現在も使っているパーツの流用)

カードリーダー:iBUFFALO USB3.0 microSD/SDカード専用カードリーダー レッド BSCR27U3RD ¥761

ファンコントローラー:サイズ ファンコントローラー 風マスター2 ツマミ収納可 5インチベイ 4チャンネル KM05-BK ¥3,981 (2013/11に購入し現在も使っているパーツの流用)

以下、簡単に解説。
メモリはOC品を買ってもしょうがなかろうと、PC4-21300で価格コムで一番人気のでいいか、と選択。メモリは今絶賛値下がり中なので秋葉まで自分の足で買いに行けばさらに数千円安く買えるらしいがまあ地方で入手するならこんなもんだろう。秋になってがっつり値下がりしていたら、16GBx4の構成に変えたりしちゃいそう。
SSDは当初PLEXTOR M9Pe(G) PX-1TM9PeGを買うつもりだったが、結局無難なINTEL 760pになってしまった。PLEXTOR M9Peでは古いチップセットでは?相性問題でWindowsの起動ドライブに出来ないという話があり、動くことを確定できないので諦めてしまった。
ビデオカードは手持ち品の流用。って言うか、いまだにファンレスのディスクリートビデオカードがいいとか言ってる人はレアなんだろうと思う。
カードリーダはまあ適当にUSB3で安定していて安いものを。原稿のマシンには3.5インチベイに装着できる(上に個別電源があって便利な)ものを使っているが、今後は光学ドライブと同じく必要な時だけ装着するようになるだろう。
ファンコントローラーは実際には装着するかは不明だが、現行マシンにくっついているものを流用。新しいマシンは5インチベイの外側にさらにフロントカバーがあるので、めったに操作することはないだろう。

購入後の簡単な感想

という記事を書いて、サイコムに2019/6/28に注文、出来上がった商品を2019/07/10に受け取り、さっそくセットアップした。
セットアップと言っても、SSD・メモリ・ビデオカードを差し、Windows10もろもろのセットアップをしただけ。せっかくなのでWindows10のインストール手順は改めて記事にしようと思う。
セットアップしてみての感想。

・結局ファンコントローラは使わなかった。ASUSのQ-Fan Controlで通常動作時はケースファンは停止、CPUファンのみが400rpmぐらいで回っている。今回電源ファンもセミファンレスなので、実質ファンレスPCに限りなく近い仕様になり、すっごい静か。起動時/再起動時にケースファンが若干動作するので音がするぐらい。快適すぎる。
・ケースは頑丈で、いかにも静穏なイメージを感じさせる。側面パネルを外した時に、今まで使っていたケースに比べてずっしり重くて感動したが、よく考えたら今まで使っていたAbeeのケースはアルミで、このケースはスチールだからこっちのが重くて静穏そうに見えても実際はそんなには変わらないだろうとは思うけど(いや、どっちも静音ケースなんだが)。
・やっぱりというか、設置スペースぎりぎりでインシュレーター装着状態では入らなかった。インシュレーターと3.5インチ/2.5インチ兼用ベイはネジで簡単に取り外し可能なのですっぱり取り外してしまった。さすがにその状態だと底を擦ってしまうので、底には粘着式のフェルトを貼った。設置場所がスチールラックなので、ラックとさえ擦らなければ電源ファンやフロントファンの吸気口は別に塞がれてはいない。
・フロントファンの吸気口のところに埃取りのガード金網があるのだが、すぐ外れる。インシュレーターを外したのもあるのだが、PCケースの底をちょっと擦らせると金網の端の処理が甘いのもあってすぐ引っかかって金網が曲がってしまう。うざくなって金網は周囲をパーマセルテープで固定してしまった。

ケース内部の図。ビデオカードの下に装着されているのはPCIeスロットに装着できる12cmファン。これも必要に応じてゆるゆる回る。現状マザーボードのAIO PUMP(水冷ポンプ)用のファンユニット電源から電源を取っている。
裏面配線だから配線はすっごいきれい…というほどでもないかな。もともとケースの中がスッカスカなのもあって、干渉するようなことはほぼないけど。

ケース内部、配線周りをもう少し大きく。2.5インチSSDは裏面ではなく3.5インチベイの下にある装着スペースを活用。

下面。インシュレーターを外し、TVなどの防振用のゴムを貼り、その上に粘着式のフェルトシートを貼っている。ネジで固定しているわけではないのであまりズリズリ動かすと代用インシュレーターも動いてしまうが、まあ当座はこれでいい。

代用インシュレーターや下面吸気口のあたりを大きく。この吸気口カバーはすぐ外れる。

裏面。配線はシンプル。左側に2.5インチSSDを2基装着できるが、まあ今後も不要だろう。

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