【お酒レポート】:和和和/純米吟醸 美山錦 かすみ生酒

長野県佐久市のお酒。佐久平駅のごく近くにあり、多分佐久平駅から酒造まで歩いていける。
この酒造は日本酒だけでなく焼酎・リキュールなんかも作っており、昨今佐久市で生産の流行っているズッキーニを使った焼酎なんかも作ってるらしい。
『和和和』は『和(わ)の心で和(やわ)らぎ、和(なご)んで欲しい』と言う意味合いのネーミングだそうだ。造りによって『和和和』だったり『和和わ』だったり表記がある。今回飲んだのは『和和わ』表記。

¥2,665円+税(¥2,878円)。

原材料名 米(長野県産)・米こうじ(長野県産)
アルコール分 16度
精米歩合 55%
長野県産美山錦 100%使用
製造年月 H28.12
出荷年月 H28.12

あけた瞬間、ポン!と結構よく栓が開く。微炭酸らしい。
香りは、どぶろく系、ほんのり甘酒系。いかにも甘そうな匂い。
味わいはかなり甘め。ほんのりボテッとした田舎くささはあるが、かなり甘めで後味などにあまり癖はなく、飲みやすいかと思う。
果実系の甘み・酸味はなく、甘酒・どぶろく系の甘みがある。どろっとした感じの甘さだが、それほど濃厚な甘さでないので飲みやすい。
ごくほんの少しだけ微炭酸なので、少し多めに口に含むと炭酸由来の刺激をほんの少し感じる。
色味はほぼ無色。白みが少しある?
よく冷やして飲むのに向いたお酒だと思う。

【お酒レポート】:北光正宗/特別純米金紋錦

ここのところ、芳醇旨口系のお酒をチョイスすることが多かったので、たまには端麗辛口をガッツリ飲んでみたくてセレクトした。
長野県飯山市の角口酒造で作られたお酒。

¥2,772円+税(¥2,993円)。

アルコール分 15度
日本酒度 +5(標準)
原材料 米・米こうじ
精米歩合 59%
長野県木島平産金紋錦100%使用
仕込み水 鍋倉山系地下水

おいしい飲み方
ロック
冷酒 ○
室温 ◎
ぬる燗 ◎
熱燗

お酒の特徴
辛口 □ ■ □ □ □ 甘口
端麗 □ □ ■ □ □ 濃醇

吟醸香がないので少々野暮ったいというか、いかにもな日本酒の香り。冷やすと香りはほぼなし。
さっぱりとした味わい。甘みもそれなりに感じる気もするが、基本は辛口系のお酒。
のど越しはわりとさらりと抜けていく。後味と言うか、飲み終わって数十秒たった時の後口が少々重めな感じもする。
色味は若干。
あまり自己主張の強い酒ではないので万能で様々な料理に合わせやすい印象。
常温になると辛口と若干の苦みが顔を持ち上げる。

僕は燗したお酒を基本的に飲めないのでそこに対しての評価ができないのは残念だが、ぬる燗もおススメとあるので好きな方は試してみたらいいと思う。

僕が飲みたいと思っていた気分はもう一声辛口な酒だったからか、意外に印象は薄かった。
金紋錦がどういう酒米なのかも期待して買ったのだけど、一種類だけではよくわかりませんね。

こんなラベルもついていました。

【お酒レポート】:幻舞/純米吟醸 無ろ過生原酒

長野市川中島の株式会社 鮭千蔵野で作られたお酒、幻舞の純米吟醸 無ろ過生原酒。
川中島と言えば戦国時代の武田信玄と上杉謙信の合戦のイメージが強い場所。

¥3,000円+税(¥3,240円)。

アルコール分 17度
原材料 美山錦 100%使用
精米歩合 49%
杜氏 千野麻里子

芳醇旨口。非常に飲みやすい。若干の雑味があるが、田舎くさい野暮ったい雑味ではなく、若干の苦みも含んだ辛みのような感じなので、キリリと締まる感じでかえっていいと思う。
色は薄め。香りが非常に芳醇。冷蔵庫で冷やした一升瓶から銚子に入れるときに既に芳しいにおいに包まれて気持ち良い。
刺身や焼き魚など、さっぱりとした料理向きだと思う。燗しておでんみたいなほっこり料理に…むくかは試す気なし。
生原酒だから(度数高い)か、雑味を感じたせいか、若干二日酔い気味の残りが強かった。

今、信州で一番うまいとも言われるお酒です。女性杜氏さんが作っていることでも有名。噂にたがわぬ今どき人気の芳醇旨口でした。
味が良いので初心者にも挑戦しやすいお酒ですが、無濾過原酒と言うことで度数がちょい高めなので途中に積極的に和らぎ水を飲んで深酔いしすぎないように気をつけたいところです。

SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Premium 256GB (SDSQUNI-256G-GN6M)簡単なレビュー

サンディスクの現在最大容量、256GBのmicroSDXCカード(SDSQUNI-256G-GN6M)を買ったので簡単なレビュー。

別に256GBを無理して買う必要はなくて200GBでも良かったのだけど、せっかくだから買ってみた。
もともとはvolumioを入れて音楽サーバに使っているRaspberry Pi2に入れているmicroSDXCが64GBなのだけど、去年手持ちファイルをflacに切り替えた辺りから容量が常に逼迫するようになっていて気になっていたので刷新に購入した。と言ってもRaspberry Pi2のmicroSDXCを直接差し替えるのではなく
・RaspBerry Pi2 : 64GB → 128GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Compact SO-02G : 128GB → 200GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Tablet Compact SGP621 : 200GB → 256GB へ差し替え
とスライドでより大容量を扱いそうな端末に入れ替える手順をとった。

もともとは去年の10月にアメリカAmazon.comで発売になってからずっとチェックしていた。が発売時の価格が$149.99ドルで、一時的に$139ドルぐらいに値下がりしたタイミングで買い逃したので、もう一度セールで値下がりするのを待っていたところ、トランプ相場で為替は円安に振れるしアメリカ価格も$200ドル近くに値上がりするし、でタイミングを完全に逸してしまった。
ので仕方なく国内amazonで¥21,999円で購入。タイミングをつかめていれば¥15000円程度で購入できた見込みなのでちょっと痛かった。

うちのカードリーダ、SFD-321F/T81UEJRで測った速度は上記のとおり。
比較対象の同じシリーズの200GBモデル、SDSDQUAN-200G-G4Aも以前にレビューしているが
SanDisk Ultra 200GB Micro SD (SDSDQUAN-200G-G4A)簡単なレビュー – ちゃたろうふぁんくらぶ
全体的に速度はおおむね誤差の範囲かと思う。Read速度が若干向上した。またSeq Write速度が極端に減少しているが、むしろ前回のSDSDQUAN-200G-G4A 200GBの計測値が若干疑わしいと思うので、こんなもんかと思う。

実際のデータ書き込みは、約175GBのコピーを行ったのだがおおむね22MB/s程度の速度を表示しつつ2時間半程度で終了した。実測も約20MB/sと言うことになり、これはSDSDQUAN-200G-G4A 200GB実測17MB/sより優秀な数字である。

また、実測のカード容量は238GB (255,802,212,352 byte)であり、これまたSDSDQUAN-200G-G4A 200GBの実測値183GB (196,832,395,264byte)に比べると相当に優秀な数字である。って言うか200GBの実測値が不当に小さいだけのようでもあるけど。

もう少しするとスマホ用に最適化されたApplication Performance Class 1対応のものも出るようなのでそちらも楽しみではある。
【イベントレポート】WD、アプリが高速起動できる世界初のApplication Performance Class 1対応microSD ~USB 3.1対応の超高速USBメモリも – PC Watch

docomo らくらくホン F-02Jに機種変更した

親の携帯をドコモらくらくホンベーシックS F883iSから、らくらくホン F-02Jに機種変更したので過程を備忘メモ。

親の携帯を特に機種変更もせず、8年ほど放置していたのだが
・そろそろ液晶画面が限界に近づいていて、ところどころ横方向に黒い線がでて非表示になっている
・去年あたりから、SSL接続がSHA-2に対応していない関係でhttps接続自体ほぼ不可能になっていた
・2015年11月の発表で、docomoがiモード端末の生産販売を終息させたので将来的にiモード自体廃止になりそう(ただし、iモード対応のらくらくホンベーシック4 F-01Gのみ販売は継続している)
等々の理由で、端末を買い換えることにした。

端末の買い替え先としては、らくらくホンベーシック4 F-01Gらくらくホン F-02J、通常のスマホを検討した。検討の目安は以下の通り。
FOMA料金プランを継続するのが月額維持費としては一番安く、i-modeをサービス停止ギリギリまで使い倒す方法もある。その場合でも既にらくらくホン以外は販売終了しているのだから、今のうちにらくらくホンベーシック4 F-01Gに乗り換えておかないと端末が入手困難になるだろう。
・LTE新料金プランにすると月額維持費はかなり高くなってしまう。わざわざらくらくスマートフォンに乗り換えるメリットはほぼ皆無と見た。
LTE新料金プランでもガラホに乗り換える方法は検討の余地がある。強制加入させられる通話し放題プランを活用するのである。ガラホならケータイパックを併用することでデータ通信料で横暴な料金を取られず維持も可能だからだ(いやケータイパックも十分横暴な設定なのだが)。この場合、現在使っている固定電話はほぼ待ち受け専用の位置づけになり、電話発信は携帯メインになる。この場合、ガラホのらくらくホン F-02Jに乗り換えることになる。
・スマホに買い換えるなら、らくらくスマホなんかにするぐらいなら普通のスマホにしてMVNOに出した方が維持費はよほど安くつく。別にらくらくスマホなんかにしなくても例えばXperiaシリーズにはホーム切り替え設定で「シンプルホーム」があり、若干の機能制限をしつつ扱いやすいUIにするだけならそれで充分である(実際、娘のタブレットXPERIA Z3 Tablet Compact SGP612はシンプルホームに設定して使わせているが支障は起きていない)。あるいは他のホームアプリを使う手段もあるだろう。
等々の考慮をした。

親の利用状況を確認してみるに、データ通信に関しては、インターネットはほとんど使うこともなく、メール頻度もそれほど多くないのでケータイパックの法外な二段階設定でも何とかなりそうである。
通話料に関しては、使わない月は無料通話1000円以内、使用量が多かった月で3000円程度の利用が見込まれた。利用が多かった月の明細を確認する限り、20分前後の若干長い電話を利用するケースが多く、いわゆる5分以内の短い電話を多用して安くつくカケホーダイライト系のプランは検討する余地はなかった。
と言うことで、今後は固定電話で発信していた電話も携帯に基本的に一本化してもらうことでカケホーダイを利用しつつ、ケータイパック適用で3000円弱の料金プランを選択するのが妥当と言う結論に達した。自動的に購入する端末もガラホのらくらくホン F-02Jに決定。
本当はスマホで機能制限ホームアプリ等で使ってもらう方が良いかと思ったが、さすがに親の使用状況で携帯回線一つに月額5000円以上の維持費を払うのは馬鹿馬鹿しいので断念した。

機種変用の端末の購入先は田舎なのであまり選択肢がなく、
・ドコモオンラインショップで購入
・ドコモショップで購入
・家電量販店等で購入
等々が検討に上がって調べてみたが、ドコモショップはなんと頭料金分(5000円程度)ドコモオンラインショップより高いと言う酷い価格設定だったのであっさり検討外に。
ドコモオンラインショップと家電量販店では価格差はなかった。となると量販店の店頭で機種変手続きに時間を待たされるよりオンラインで済ませた方が楽そうであった(旧機種から新機種へのデータ移行等々の手続きもあるので一度ドコモショップにも訪れる必要はあった)。
が昨今のニュースで「カメラのキタムラが不採算で店舗閉鎖」と言うのを見かけたので、かわいそうなのでカメラのキタムラにわざわざ出向いて機種変の手続きをすることにした。市内にカメラ・DPEショップがあると言うのは今や結構貴重な状況であり、(大して利用はしていないのだが)閉店されるのはちょっと嫌だなあと思ったからである。
カメラのキタムラには商品在庫がなく、結局日を改めて手続きに行くなど、それはそれで面倒であったのだが仕方ない。
カメラのキタムラでは結局機種変手続きで1時間半ぐらいかかった。FOMA→FOMAの手続きならそんなにはかからなかっただろうけど、今回はFOMA→Xiの手続きでもあるし、料金プランの変更も内包しているのでちょっと時間がかかった印象である。
キタムラでの手続き後、ドコモショップへ移動して旧機種から新機種へのデータ移行手続きをしてもらった。旧機種はSDカードを持っていないからデータ吸出しが困難だからである。ドコモデータリンクと言うソフトが以前はあったが、Windows7の64bitには対応していないので仕方ない。電話帳、保存画像の移動は出来たがメールデータの移動は出来なかった。

その他、雑多な感想。

ケータイの待ち受け画面にお知らせが出て、

Wi-Fi利用時の認証エラー
docomo IDが未設定のため、Wi-Fiでは通信できません。

と言うエラーが出たのだがメッセージが消せなくて困った。メッセージ削除をしても「削除できませんでした」と言うメッセージが出て削除自体出来ないという困りものであった。ネットで軽く検索するに、スマホでも同じメッセージが出る端末があり、docomoIDが電話番号の場合、消せないらしい、とあった。うちはこの場合に当てはまるので、docomoID変えるのは面倒だなあ…と思っていたら別の作業で端末の電源再起動をしたらメッセージは消えた。解決したからいいのだがなんじゃこりゃ。

あと、データ移行で電話帳を移動したのはいいのだが、この機会に電話帳の棚卸しをしたいのだが電話帳のデータをPCで編集できず今のところ悩んでいる。
一応、SDカードバックアップからVCF形式でバックアップはとれ、それをPCでテキストエディタで編集は出来るのだがVCFでの編集は果てしなく面倒くさい。
VCFからCSVに変換して編集する方法を試してみたのだが、変換アプリを通した後のVCFファイルは携帯で正常に読み込めなかった。元のVCFがVersion2.1にdocomo独自タグも含まれたもの? で変換後のVCFがVersion3.0表記になっているのも原因かもしれない。

【2017.02.02追記】
このケータイに、余った64GBのmicroSDXCを入れたら認識しなかった。おかしいなあと思って確認したら、この端末はmicroSDHC32GBまでしか対応していなかった(取説詳細編、105page)。まあこの端末は32GBあれば困ることはないだろうけど。
【2017.02.02追記ここまで】

おまけ、電話帳データの編集について

(2017.02.02追記)
電話帳のデータの編集についてメモ。
結局、手順としては
ケータイからSDカードバックアップでVCFファイルとしてバックアップ → VCFファイルをテキストエディタで編集 → ケータイへSDカードを入れて復旧
と言う手順が一番無難なようである。

ケータイからmicroSDHCへのバックアップは待ち受け画面から【メニュー】→【6.安心機能を使う】→【9.データをバックアップする】→【1.SDカードバックアップを使う】→【1.バックアップの設定を行う】と遷移する(取説詳細編、141page)。
すると、microSDHCカード内にバックアップファイルができるのだが、
microSDHCのroot
 →com.nttdocomo.android.sdcardbackup
   →phonebook-utf-8
     以下に『PIM000XX.VCF』形式でできるファイルと
 →SD_PIM
     以下に『PIM000XX.VCF』形式でできるファイルがある。
ファイル自体は両方同じファイルなのだけど、復旧時に『phonebook-utf-8』以下に入れたファイルからは復旧に失敗するし、『phonebook-utf-8』以下にファイルがあると何かと動作がイマイチなので『phonebook-utf-8』以下のファイルは消して『SD_PIM』以下のファイルをPCに持ってきて編集する。

VCFファイルは本来は汎用の形式なのでOutlookのアドレス帳と互換があるはずで、世の中にはCSVに変換するソフトもあったりするのだが、この端末用のVCFファイルはタグ?が独自なのか後で読み込む時にうまくいかないことがあるようなので、チマチマとVCFファイルをテキストエディタで開いて編集するのが一番安全である。VCFファイルは

BEGIN:VCARD
VERSION:2.1
X-DCM-ACCOUNT;DOCOMO:docomo;com.android.nttdocomo
N;CHARSET=SHIFT_JIS:苗字名前;;
SOUND;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:ミョウジナマエ;
X-DCM-SOUND-ORGINAL;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:ミョウジナマエ;
TEL;VOICE:TEL番号ハイフンなし
X-DCM-TEL-ORIGINAL;VOICE:TEL番号ハイフンなし
EMAIL;CELL:メールアドレス
X-DCM-EMAIL-ORIGINAL;CELL:メールアドレス
ADR;CHARSET=SHIFT_JIS:;;住所;;;郵便番号ハイフンなし;
X-DCM-POSTALCODE-ORIGINAL:郵便番号ハイフンなし
NOTE;CHARSET=SHIFT_JIS:メモ項目あれば
X-GNO:1
X-GN;CHARSET=SHIFT_JIS:グループ名称
X-DCM-GN-ORIGINAL;CHARSET=SHIFT_JIS:グループ名称
X-DCM-GROUP-ICONCOLOR:-10053121
X-DCM-GROUP-ICON:icd_tag_group_27_own
END:VCARD

と言うのが1単位のアドレスで、これの繰り返しになっているので単純にゴリゴリ編集してしまえばいい。入力欄に半角空白を入れるときは『;(半角セミコロン)』を入れる。グループ名称は端末の方に登録されてないグループ名称を無理やり入れると不整合を起こすので予め数件登録したものをコピペすること。

編集が終わったらバックアップの復旧の手順で、【メニュー】→【6.安心機能を使う】→【9.データをバックアップする】→【1.SDカードバックアップを使う】→【2.復元の設定を行う】と遷移する(取説詳細編、141page)。

僕の場合、アドレス帳は70件程度あったので重複の削除、表記揺らぎの修正(苗字と名前の間を半角スペースにすべてそろえる)、全件に住所データを追加する、等々で2時間ぐらいかかったと思う。

おまけ、Wi-Fiの認識について

(2017.02.05追記)
どうもこの端末、自動でWi-Fiに接続する仕様に問題があるらしい。
具体的に言うと、Wi-Fiアクセスポイントを登録しておけばそのエリア内に入った時に自動で接続する、と言うのはスマホ等の基本的な仕様だと思うが、この端末の場合、例えば自宅に置いて家のWi-Fiアクセスポイントに接続している状態では問題がないが、ケータイ電話なので当然外出時に持ち出すことになる。と自宅のWi-Fiアクセスポイントのエリア外になるので当然一旦接続が切れるが、その後帰宅した際に、自動で自宅のWi-Fiアクセスポイントに接続しないのだ。
何度か検証してみると、どうやらケータイの画面を開くと登録済みWi-Fiアクセスポイントに自動接続するようだ。つまり画面を閉じている間はディープスリープのような状態であり、Wi-Fiの電波を再検索するようなことが行われないようだ。
それではせっかくのWi-Fi機能が持ち腐れである。僕の家ではこのケータイは在宅時は基本的にクレードルに載せっぱなしになるので、『外出後、帰宅した後充電台に載せる前に画面を開いて3秒待って』と言う運用をしてもらうことにした。厳密には、メイン液晶のWi-Fiアイコンを確認したり、画面を閉じた後サブ液晶にWi-Fiの文字が現れるなどを確認した方が良いかもしれないが、使用者はどうせ公衆携帯回線と無線LAN回線の違いも大して理解していないような人間なので、その辺はただの画面パタパタだけでも問題なかろう、とした。

おまけ、約2ヶ月使ってもらっての所感

(2017.03.10追記)
使い始めて2ヶ月(にはまだ少し早いが)経っての所感。
今まで使ってもらっていたらくらくホンベーシックS F883iSと比べてもそれほど大きな違和感はなく使えているようだ。
通話に関しては、発信(電話帳から選ぶものも含む)・着信ともに問題ないようだった。
メールに関しては、最初のうちメール送信に若干戸惑いが見られた。履歴や電話帳から送信先を選ぶ操作法が今までと若干変わったらしく、慣れるまで数回やり方を付き合う必要があった。
カメラに関しては、未だにまともに使っていないようなので特に言うことなし。今までのケータイにはなかった機能でもあるし、あった方が良い機能ではあるが頻繁に使うことはないだろう。

インターネットに関しては、若干問題ありブラウザの文字が小さい。インターネットから文字の大きさを設定できる(取説詳細編P98参照、【メニュー】→【8.インターネットの設定をする】→【1.文字の大きさを設定する】)のだが、文字サイズを大きくしてもシニア層の人が使うには文字が小さすぎる
うちの場合、インターネットの利用としては主に、学校や自治体などから送られてくる「オクレンジャー」が自動で連絡本文をブラウザで表示することを強要し、インテントでブラウザに表示されるのだが、はっきり言って文字小さすぎで役に立たないと文句を言われる。
対策としてあまり有効なものはない。思いつくものとしては
・そもそもオクレンジャーの側でモバイル向けのレイアウトとして文字サイズを大きくすべきである。UAぐらい判別できていないことないだろうに。しかも商用サービスだぞ?
らくらくホン F-02Jの設定としてブラウザに関してもっと割り切った仕様にすべきだろう。フルブラウザと言う概念は諦めて、シニア向けに多少レイアウトが崩れても文字サイズが大きくなるCSS適用できるようなブラウザアプリを提供すべきだと思う。この辺は単なるスマホ・ガラケー向けのブラウザアプリとは考えを変えるべきである。
・カスタムCSSを適用できるブラウザアプリを適用して無理やり文字を大きくする。ネットで軽く検索したところ、次のような記事を見つけた。
SPモードらくらくホン F-02J 試用 – Mobilers High
このケータイはAndroidなので、Google Playは使えないものの、無理やりapkファイルからアプリをインストールすることは可能なようである。例えばFirefoxを無理やりインストールして、Stylishで強制的に違う文字サイズ・フォントを適用する、などと言う離れ業ができるかもしれない。がさすがに斜め上の対策すぎて、これを試すのははばかられている。

【2017.04.04追記】
ドコモ、「arrows SV F-03H」のBluetooth関連の不具合解消 – ケータイ Watch
らくらくホン F-02Jのアプリケーションアップデートがあったので適用した。Wi-FiをONにしているとダウンロードに失敗するので、いったんWi-FiをOFFにする必要があった。その他は特に変更点も分からないし、トラブルもなかった。

【2017.04.04追記】
ドコモ、「AQUOS ケータイ SH-01J」「ARROWS ケータイ F-05G」「らくらくホン F-02J」でソフト更新 – ケータイ Watch
再びアプリケーションアップデートがあったので実行。相変わらず何が変わったかはよく分からない。トラブルも特になし。前回のアプリケーションアップデートではドロイド君の更新画面が出ていたような気がしたが、今回のアプリケーションアップデートでは「1/11アプリを更新しています」みたいなメッセージとともにプログレスバーが動く画面だった。
前回は数分で更新完了したような気がするが、今回は10分ぐらいかかったような気がする。若干更新時間が長いがまあそれほど待たされる作業ではない。