Logicool キーボード K275 簡単なレビュー

K360rが割と気に入らなかったので短期間で買い換えてしまった。
Logicool キーボード K360r 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

買い換え先は、同じくロジクールのK275。ロジクールの各キーボードの仕様の簡単な比較はK360rのレビューを参照のこと。前回の反省から、キーレイアウトは可能な限り標準的な方が使いやすいなあと言う判断からこれにした(K235はFキーが4つづつの島に別れていないのであまりお勧めできないと思う)。
結論から言うと、これが一番無難な解であった。変に高いものは余計なギミックがあるだけで、結局一番安いスタンダードモデルが一番良いと言うことを痛感した。
なお、K275キーボードには派生モデルとしてMK275K270MK270がある。
MK275は安いスタンダードマウスとのセット品
K270K275モデルチェンジ前の物、と言ってもキーボード全体の配色(K275は若干グレーの配色だがK270は真っ黒)とマルチメディアキーの色(K275は緑色だがK270は他のキーと同じくただの黒)、Winボタン(K275はWindows10準拠のWindows記号、K270はWindows7準拠の丸に窓記号のWindows記号)ぐらいで基本仕様は全く同じ。
MK275K270へのマウスセット品。

現状からすると、K275(およそ1980円)、MK275(およそ2870円)、K270(およそ1980円)、MK270(およそ2800円)なので、マウスも一緒に安く入手したい人はMK型番を選んでもいいだろう。また、K275/K270では配色が違うので好みで買い分けてもいい。K270の方が純黒なので落ち着いているかと思う。K275はマルチメディアキーの色が若干自己主張激しい。

購入後の感想

主にLogicool K360r、さらにその前に使っていたFILCO Excellio BT FKBE109/JBTと比較しながら。

・接続は相変わらずLogicool MX MasterについていたUnifyingに認識させて使用。認識も接続もなんの問題もなし。
・マルチメディアキーは上の端っこにあってあまり邪魔にならず良いと思う。Logicoolのキーを始めとして、Fキーにマルチメディアキーをアサインしている(FnキーとFキー同時押しでマルチメディア機能)ものもあるが、このキーボードはそういった機能は無し(そもそもFnキーがない)。この辺のシンプルな仕様はとても良い。
・使い始めは、K360rに若干慣れたせいで、Enterキーを押そうとしたらDeleteキーに誤爆したり、Deleteキーを押そうとしたらPrintScreenキーに誤爆したりしたが、2、3日で治った。K360rよりこっちのキーレイアウトの方がずっと使い心地良いです。
キーのうち心地は、若干重めかなと思う。FILCO FKBE109/JBTが相当重いキー押圧だったはずだが、なかなかどうしてK275も重めなんじゃないかと感じる。
キーのグラつきはあまりない。この辺はLogicool K360rより優秀で、キーの頭を触った状態で指先を上下左右に動かしてもそれほどキーがグラついたりはしない。
キーの押し込みの深さは、若干深め。と言うか、FILCO FKBE109/JBTはノートPCのような浅めの押し込みだったのでそれに比べれば標準に戻っただけともいえる。これでもRealForceなんかのもっと本格的なキーボードに比べれば若干浅目なんじゃないかと思う。キーの押し込み時に底打ち感があまりはっきりしないので、若干キー入力は安っぽくは感じる。
キー入力音が結構うるさめ高音のカチャカチャ音が結構響く。周囲に人が多い環境で使うには少し向かないかもしれない。

と言った感じだろうか。総じて無難である。

使っていた3つのキーボード比較(使い古した方は埃が酷いなあ)。上からLogicool K360rFILCO FKBE109/JBTLogicool K275。キーレイアウトは下二つのような標準的なものが一番である。FILCO FKBE109/JBTに比べるとLogicool K275はスペースキーの幅が狭く、もしかしたら人によっては変換キーを押すときに誤爆が発生するかもしれない(僕は特に問題を感じていない)。

筐体の補強について

なお、上記感想はK275に関しては若干の改良をしたうえでのレビューである。K275キーボード全体の反りが酷く、スペースキーの辺りの裏面が浮き上がっていて、最初使い始めた時の印象はそれは酷いものだった。
キーボード全体でうねっているような筐体で、そこらじゅうでキーボードの裏が設置しておらずペコペコしており、最悪だった。初期不良で交換しようかとも思ったが、価格帯的にもどうせたいした改善は見込まれないと思うので、キーボードをひっくり返して裏面に必要な場所を補強(と言うかスペーサーを挟むだけだが)して改善することにした。

上記の写真のような感じで差し込んだ。暫定なのでただのオフィス用紙を両面テープで重ねて厚みを出しただけだが、これでも一応補強の効果は果たす。そのうち気が向いたらゴムシートでも買ってもう少し丁寧な補強をする予定。
①、②、③、④はキーボードのゴム足を一旦はがし、ゴム足とキーボード筐体の間に補強の紙を挟んである。特に③のところが挟んである紙がはみ出しているのが分かると思うけど、それはこの部分のスペーサーが一番厚いからでもある。正確に厚みを測っているわけではないけど、多分4、5mmぐらいの厚みはあるはず。相当な厚さで、これを挟まないとスペースキーを押すときにベコベコと酷い状態になる。次に厚いのは①で、1、2mmぐらい。②と④はほんの少しだけ挟んである。この二つに関しては、場所が端っこで頻繁に押すキーの近くなわけでもないため、挟まなくても許容できる程度だったけどせっかくなので挟み込んでしまった。
⑤、⑥、⑦はゴム足とは別の部分にガッツリと厚い紙を挟んである。K275はキーボードに液体がかかっても大丈夫なように何か所かにキー上面と下面を貫通するスリットがあり(明るい方に透かすと分かる。ESC、F8、F9、ScreenLock、PauseBreak、Home、PageUp、左Alt、→、テンキーの0の位置にスリットがある)、多分そこから先にさらに水を逃がす役割も兼ねているのだろう、キーボードの裏側は横長に広い範囲でくぼませてある場所が2ヶ所あるのだが、この辺はもっと頑丈な筐体で補強しておくべきだろう。と言うことでそのくぼんだ所からキーボードが設置するところまでガッツリと紙の補強板を挟んである。場所によって若干厚みは違うが、1cm近い厚みの補強をした。この中では⑦の補強が一番重要で、ここに補強を挟まないとEnterキーや矢印キーがペコペコになってしまい、非常に使い勝手が悪くなる。
⑧の部分には補強は挟んでないが、特に筐体のしなりの違和感はない。場所的にはFキーの真裏あたりにあたる位置。ゴムで本格補強をするときには、ここにも補強板を一応入れようかと考えてはいる。

Logicool キーボード K360r 簡単なレビュー

ロジクールのキーボード、Logicool K360rを買ったので簡単なレビュー。購入後、半月ほど使って少しは入力になれたかな、と言う頃合い。
買い換え前はFILCOのBluetoothキーボード、FKBE109/JBTをハードウェアペアリングで使っていた。
FILCO Excellio BT FKBE109/JBT 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
買い換えの動機としては、3年使ってそろそろ前のキーボードがヘタリ始めて来たこと(キー印字がかすれていたり、一度モノを落としたせいでWの文字が若干浮き気味になっていた)、数ヶ月前にマウスをLogicool MX Masterに買い換えてPCにUnifyingレシーバがつくようになったので、出来るならキーボードも同じUnyfingレシーバにぶら下げてしまった方が楽だろうと言うこと。

購入前の検討は、上記理由から基本的にLogicool製品から選ぶこととなった。その他の条件としては
接続は無線USB(Unifying)で。今回はBluetoothは検討しなかった。
・基本的に、キーボードレイアウトはなるべく変則的にならず標準的なものを
・テンキー入力は意外に使うので、テンキー入力付きのキーボードを(以前、テンキー無しを使ったことがあるが意外に不便だった)
・テンキー付でもコンパクトである方がありがたいことはありがたい
辺りを条件とした。

検討機種とそれぞれの機種の感想

型番が小さい順にとりあえず現行製品を並べてみた(接頭文字はKがキーボード単独、MKはマウスキーボードセットを意味する。接尾文字はrは第二世代、tは第三世代(途中で仕様変更した)の意味合いと思われる、数字は多分小さい方が安いと思う)
MK235:一番安いはず。Fキーが全部横並びではなく4つづつ区切られて置かれていれば(そっちのが本来標準的なレイアウト)もっと良いと思う
K275(MK275):Fキーが4つづつ区切られていて、一番標準的なレイアウトっぽい。
MK330:矢印キーの上の配列が3×2ではなく2×3相当になっているのが標準と若干違うが、その分横幅が狭くなってていいと思う。マルチメディアキーが多くて縦幅が大きそうなのが欠点か。
MK345:レイアウト的にはMK235と似ていて、Fキーが4つづつ区切られていない。キーボード手前のパームレストはいらない。
K360r:テンキーはあるけど、矢印キーの幅を狭めてレイアウトした分横幅がコンパクトなキーボード。Fキーが4つづつ区切られていればもっと良い。
K370s/K375s:商品的にはMK235とほぼ同じ?マウスがなくなってスタンドがついてるだけの若干のデザイン違いのようだ。
MK520r:キーレイアウトは標準的。キーボード手前のパームレストはいらない。見た目には光らないK800tのように見える。そう言えば昔買って使ったけどキーがグニャグニャで気に入らなかった記憶がある。
MK710t:なぜF8とF9の間が妙に空いているのだろう。パームレストも不要なので検討しなかった。
K750r:太陽電池がついていて充電できる。レイアウトは割と標準的だけどソーラーパネルの分縦幅が長い。
K800t:イルミネーションは別にいらない。キーレイアウトは標準的だけど、パームレストはいらない。

とまあ、微妙なラインナップでこれ、と言うものがなかったのだが、机の上に置くスペースを若干減らせるかと思って、K360rを選んでみることにした。実際に店頭で試し打ちできればもう少し条件を絞り込めるのだけど。

購入後の感想

・接続は本製品のUnifyingレシーバは使わず、既にPCに接続済みのMX MasterのUnifyingレシーバに認識させた。認識には、LogicoolのサイトからUnifyingソフトウエアをダウンロードしてきて、インストール・実行し、手順に従うだけ。電源のON/OFF程度で認識はすぐに済む。特に問題はなし。
・マルチメディアキーなどは、Setpointソフトウェアをインストール。MX Master用の接続アプリはLogicool Optionsなので、接続アプリはどっちかに統一してほしいところ。
キー入力の感じは、まあ標準的なのだろうと思う。今まで使っていたFKBE109/JBTはかなりキー荷重が重めの製品なので、それに比べるとかなり軽くは感じる。キー押し込みの深さは、若干浅め。僕は浅めの方が好みなので問題なし。キーのグラつきはそれなりにあり。指先をキーの上に置いて左右に動かすと結構グニャグニャしている。グラつき(遊び)は可能な限り少ない方がいいのでこれは好ましくない。
・キー入力としては、アイソレーションレイアウトだからか、最初右手小指に近い側の入力が遠く感じた。レイアウト的には別に離れていないと思うのだけど、なぜだろうか。でもこれはすぐに慣れた。
・同じくキー入力で、Fキーが4つづつ区切られていないのはそれほどは気にならずF7・F8あたりのキーに触ることができた。が、F2キーは非常に誤爆が多く、大概無意識に触るとF3キーを触ってしまう。本来、F2キーは数字の2と3の中間にあるはずなのにこのキーボードでは2キーの直上にあるから間違いやすいのだろう。F3キーはあまり機能割り当てされていないので間違って押しても問題はないが、あまり好ましくない。
・同じくキー入力、矢印キーの段が省略されて詰め込まれている影響。このあたりにレイアウトされているキーでは矢印キーとDeleteキーの利用頻度が高いかと思うが、矢印キーの位置が違うのは慣れるのが意外と困難だった。IMEで文字変換中、文節の長さを変更する際にSHift+矢印を思ったより多用しているのだなあと改めて認識させられた。慣れでだいぶこなせるようにはなったが、やはり違和感はあり、矢印キーを押したつもりがテンキーの0を押していた、と言うことが結構頻発する…テンキーを押してしまうと変換中の文字列が確定してしまうのでこれは結構ストレスである。また、Delキーもあまり使わないかと思ったらそんなことなかった。文字列を選択してDeleteキーで消す、と言う操作を意外に多用していたことを改めて認識された。
・キー入力、上記のDeleteキーを押す操作の誤爆や、BackSpaceキーの打ち間違えでNumLockキーを押し間違えることが意外に多い。Setpointを入れてあるとNumLock変更時にはオンスクリーン表示されるので間違いにすぐ気付くのがせめてもの救いか。

こうしてみると、あまりいらないだろうと言うキーも省略されたり位置を変えられたりすると意外と困るもんだと言うのを改めて痛感させられた。今回は省スペースのために矢印キーのアサインが変なのを選んでみたが、やっぱりキーボードは標準的なレイアウトの物を選んだ方が無難なんだなあとよく認識させられた。
なお、このキーボードはスペースキーの長さも標準より若干短く、打ち間違えしやすそうだが、僕の場合は特に問題はなかった。
もうしばらく試用してみるけど、結局レイアウトに馴染めず買い換える可能性は結構高そうな印象。
また、もう一点気になるのがキー入力の安っぽさ。特に、キーのグラつきが大きいのはとても気になる。過去の経験からすると最近のLogicool製品は高価格帯のものを選んでも安っぽさに関しては変わりないのが困りどころ。せっかくUnifying使いたいのにこれでは困る。
いい加減諦めて、東プレやMajestouch使うべきなのだろうか。以前使った経験では、その辺の本格キーボードはキーのグラつきや底打ち感は最高なのだがキー押しこみが深めなのが満足しなかった(打ち込みはノートPCで一時期慣れたせいか、浅い方が好みになってしまった)。あと、机の上の掃除なんかをやりやすいので無線のキーボードの方が好きなのだが、今や無線で満足できるキーボードはホント皆無になりつつあって、とても残念だ。

FILCO Excellio BT FKBE109/JBT 簡単なレビュー

完全にキーボード巡りの路頭にはまりつつある…と言うことで今度はFILCOのキーボードの無線版、FKBE109/JBTを買ってみた。
これを選んだポイントは
・今回はメンブレンの中でもパンタグラフのキーボードに焦点を絞って探してみた。無線のパンタグラフは殆ど選択肢がなかった。
・FILCOはMajestaouch等を展開している通り、高級キーボードを重点的にやっているメーカーなので信頼性がありそう。
と言ったところ。

ただ、いくら無線が欲しいとはいえ、このキーボードを買うのは結構悩んだ。なにせ接続方式がBlueToothだ。BT接続のキーボードは、ごく一部の例外(logicoolの製品にある)を除いて、BIOSで使えないからだ。実際には、OSが立ち上がって、スタートアップでBluetoothアイコンがタスクトレイに出て来るまでキーボードは反応しない。
何かの拍子にBIOSに入りたいと言う時は有線のキーボードを別に接続することになるが、これが邪魔くさいと思っていたため、なかなか食指が伸びなかったのだ。
とは言っても、他に無線で品質の良いキーボードが見つからない。そこでBlueToothなところは妥協して、これを買ってみようかと思った次第だ。
これでダメだったら、無線と言う条件を諦めて東プレのRealforce 91UDK-Gを買うことになるかと思う。

20140306-desktop
FKBE109/JBTを配置したデスクトップの写真。うちはモニタはエルゴトロンLXデュアルアームで吊るしていて、特にメインモニタの方はほぼ卓面にぺったりと取り付けて疑似的に「でっかいノートPC」に似た配置で使っている。右側にあるのはサブモニタ兼テレビ、左にあるのはXperia Tablet Z。BTドングル等はメインモニタの背後の方に置いてある。その他は変なものも写っていて恥ずかしいけど。

で、とりあえず購入したものが届いてさっそく今使っているけど、感想を簡単に列挙。

・キーボードの剛性感は上々。キーボード全体がしなるような感触もないし、キートップを触った時のぐらつきもほぼなし。パンタグラフキーボードとしてはほぼパーフェクトなんじゃないだろうか。一時期ThinkPadの愛用者だったが、あれもパンタグラフキーボードだったわけで、あの信頼性の高さを彷彿とさせる感じ。
・打ち込みは若干浅い感じ。ノートPC、その中でも旧来のThinkPadに近い感触だろう。僕はこれが大好きなので大満足。
・ただし、打ち込みが若干重たい。僕はこのぐらい重たくても全然許容範囲だけど、ちゃんとブラインドタッチする人は小指で押すキーが打ちにくく感じるかもしれない。
・配列は実にオーソドックス。ファンクションキーも4つづつ分かれているし、言うことなし。
・Logicoolキーボード時はSetpointで設定出来たけど、Capslockを無効にするような機能は特にないので、keyswapを使ってCapslockは無効に。
・キーボードが薄いのはとても打ちやすくていい。薄くて平らなキーボードが個人的に好みです。
・電源が単四x2と言うのはちょっと残念かな。単三にすると厚み的に入らなくなりそうだけど、単四x4にして長期間電源が持つと言う設計にはできたのではないか?
・キーボードスリープは、30分ぐらいキーボードに触らず放置していると自動的に移行するようだ。

BlueToothドングルと機器の相性問題

ここで、BlueToothの相性問題に関して別途項目立てて詳細説明。
今回、入力環境整備にあたってキーボードをFKBE109/JBTに、マウスをM.O.U.S.9 MC-M9Eと言うBlueToothマウスにしたので、この二つをPCに接続するドングル選びに苦労した。キーボードの方はできればBIOSで認識させたい、と言う希望があり、同時にマウスの方はBlueTooth4.0LEと言う省電力版の機器のため接続可能なドングルが限られる。その状況下でできれば一つのドングルで二個の機器を認識させたいなあ、等と考えたからだ。だがしかし、結果から言うと、僕の環境では両方の機器を一つのドングルで接続するのは不可能だった。なお、僕が苦労したのは一つにOSがWindows7だからであって、Windows8/8.1ではこの問題はもう少し解決しやすいらしい。

最終的に試したドングルは、アイ・オー・データのUSB-BT40LEという製品(以下USB-BT40LE)、ロジテック(エレコム)のLBT-UAN04C2という製品(以下LBT-UAN04C2)、M.O.U.S.9 MC-M9Eに付属のドングル(FKBE109/JBTはドングルが付属しない)、LogicoolのRCBT-MXと言うドングルになる。
それぞれ、接続状態は以下のようになった。
USB-BT40LE   → × M.O.U.S.9 MC-M9E、○ FKBE109/JBT(BIOS操作は不可)
LBT-UAN04C2   → × M.O.U.S.9 MC-M9E、○ FKBE109/JBT(BIOS操作は不可)
MC-M9Eドングル → ○ M.O.U.S.9 MC-M9E、× FKBE109/JBT
RCBT-MXドングル → × M.O.U.S.9 MC-M9E、○ FKBE109/JBT(BIOS操作も可能)
キーボードの方は大概のBlueToothドングルで接続できる(正確には、BlueTooth3.0規格以上に対応していれば接続できる)。ただし、MC-M9EドングルはBlueTooth Low Energy(BlueTooth SMART)専用のドングルなので、キーボードは接続できないようだ。
逆に、マウスの方はBluetooth Smart対応機器なので、BlueTooth SMART READY対応のドングルでないと接続できない。一応、買ってきたドングルは規格上どれもLE/EDRつまりSMART READYに対応しているはずなのだが、OSがWindows7なので接続できないようだ。むしろ、Windows7でも接続できるMC-M9Eドングルが特殊であって(と言うか付属品なので当たり前ではあるが)おそらくLogicoolのBTアダプタ(RCBT-MX)などと同じくハードウェア上で特殊なペアリングがされているのだと思う。

で、見ての通り一つのBlueToothドングルで二つの機器を認証するのは不可能だった。なんとなく一つのPCに二つのBlueToothが繋がっているのは変な相性問題が出たりしないかと悩んだのだが、結局MC-M9EドングルとRCBT-MXドングルを使うと特に相性問題にも悩まずに済むようだ。と言うのも、どちらもBlueToothで接続しているにも関わらず、デバイスマネージャ上ではBlueTooth機器として認識されていないからだ。
そういうのをHID Proxyと言うらしいのだが、詳細は今一つ分からなかった。

ついでに、それぞれのドングルでのキーボードの認識状況も書いておくと(とくにキーボードのスリープに関する挙動が重要)、

・USB-BT40LE
Microsoft標準のスタックでBlueToothキーボードとして認識される。のでOS上でペアリング操作が必要。で、FKBE109/JBTはキー入力をせず30分程度放置すると、キーボード側がスリープ状態になる。この時、キーボード右上の1st等のペアリングファンクションキーを押すと、1~2秒で再ペアリングされて再び入力できるようになる。ので、しばらく離席した時などは無意識で1stキーを連打等してからPC作業に戻った方がいい(その他のキーではWinキーもおすすめ)。だが、この接続にはちょっとした問題点があって、スリープ復帰時の再ペアリングが結構な割合で失敗する。多分1~2割は失敗する。するといつまで経ってもキーボードを認識しない。こうなってしまうと、キーボードの電源を入れ直してみたり、ドングルをUSBポートに指し直してみたり、最悪の場合現在のペアリングデバイス設定をコンパネで削除して再度ペアリング登録させるところから始めないといけなかったりする。しかも接続できているかどうかの判断材料がない。のでこのドングルとの接続は基本的にお勧めしない。

・LBT-UAN04C2
このドングルは、CSRスタックと言うスタックになる(一応Microsoft純正スタックでも使えそうだが挙動はたぶんUSB-BT40LEと同じになるだろう)。CSRスタックは、専用のソフトをOSにインストールする必要がある(600MBぐらいの結構でかいアプリ。何をそんなに使うのかは不明)。で、CSRスタックで接続すると、FKBE109/JBTがスリープになるたびに通知領域にバルーンヒントで『接続がOFFになりました』『接続がONになりました』等のメッセージが出る。メッセージが繁忙に出るので邪魔と言えば邪魔でもあるが、キーボードの認識状態をちゃんと確認できているのは結構心強い。ので、標準的なBlueToothキーボードとして使うならこっちのドングルの方がいいのではないかと思う。ただ、ネットで情報を調べるにLBT-UAN04C2は結構不具合も発生しているようなので、その辺は情報をよく調べて選んだ方がいい。BlueTooth4.0に対応しているこのドングルより、BlueTooth3.0に対応している機器の方がよさそうな情報が若干見られた。

20140305-devman

LBT-UAN04C2でつなぐとデバイスマネージャ上ではこんな表示。

・RCBT-MXドングル
このドングルは、そもそもBlueTooth機器としてOS(Win7)上では認識されてないので、非常に不思議である。ペアリングは、RCBT-MXドングルをUSBポートに差した後、ドングル上にある赤いボタンを押し、次にFKBE109/JBTの1stボタン長押しでペアリングする(ハードウエア同士で勝手に繋がってくれる)。で、BIOS上でもこのまま使えてしまう。
特殊キーを積んだキーボードでは、その特殊キーが認識しない不具合が出るらしい(キーボードをUSB汎用キーボードとして認識するらしい)が、さらにSetPointを入れると特殊キーも操作出来たり出来なかったりするらしい(試す気はない)。FKBE109/JBTは基本的にオーソドックスな標準配列なので、その辺は悩む必要もなく、SetPointを入れる必要もない。
さらにこのドングルで繋げると、どうやらスリープ後の再ペアリングで見失うことがなさそうだ。Winキーなどを2~3回連打して確認すると、認識されるまで一瞬のラグがあるが、すぐに復帰してくれる。FKBE109/JBTを使うのなら、できればこのドングルを探し出して利用することをお勧めしたい。

20140305-devman_2

RCBT-MXで接続すると、デバイスマネージャ上ではこんな風にBlueToothの痕跡がない。

Logicool Wireless Combo MK520t 簡単なレビュー

つい先月マウスを新調したばかりだと言うのに、今度はキーボードの方も不調になってきてしまった。
と言うことでキーボードを刷新したのでその簡単なレビュー。

更新前は、これまたLogicoolのDN-900(ディノボ キーボード)と言うのを愛用していた。壊れる前のマウスも予備機あわせて3台持ってたけど、キーボードも予備機合わせて2台使っていたのだから、僕の入力環境はかなり長い期間に渡って同じものを採用し続けていたことになる。
以前のDN-900を使い続けた理由はまあいくつかあるけど、

  1. ワイヤレスであること。キーボードにワイヤレスなんて必要ないじゃないかと言う意見もあるかと思うが、卓上でちょっと作業したいときにさっと横によけてキーボード使う時にまたさっと戻せる環境と言うのは、一度慣れるとやめられない。
  2. テンキーがあること。ごくたまーにやるゲームでテンキーを矢印にして操作するから。それに数値入力はテンキーの方が速い。
  3. オーソドックスな日本語配列になるべく近いこと。とはいえDN-900は若干癖はあったけど。
  4. キーボードの質感、入力の感触がなるべく良いものを。

あたりだろうか。ついでに言うと基本的にLogicool製品以外には興味がない。別にLogicool凶信者なわけではないけど、15年近く前に初めて市場に出始めたワイヤレスキーボード/マウスを使って、通信の不安定さに愕然とし、買い替えたロジクールのワイヤレスマウス(ZM-50と言う型番だったはず)の使い勝手の良さに感心し、長いこと愛用していたところから、基本的にロジクール製品を選ぶようになってしまった。(余談だけど、Logicool製品はそれほど頑丈じゃあない。保証期間3年ないし5年を全うできないのが3割ぐらい出てると思う。)
で、DN-900だけど確かこれに買い替える前はMicrosoftのワイヤレスキーボードを使っていたはずだ。(たぶんMicrosoft製品の方が頑丈だ。こっちは保証のお世話になったことはなかった。まあ使った数もあまり多くないし、何よりMicrosoft製品はぬるぬるスクロールのマウスに置き換わったころから全く買わなくなってしまったから。)で、4、5年ぐらい使ってキーボードがくたびれてきたので買い替えた。その時いくつか製品を試したけど、diNovo Edge(DN-1000)は英字配列だったので諦めた(あれが乾電池式で日本語配列だったら10個ぐらい買ってたに違いない)。あと、いくつか試した末にDN-900に落ち着いた。
既に販売終息してしまっているので書いても仕方ないかもしれないけど、DN-900にも結構弱点があった。まず、Fnキーが小さくて見にくい。Fnキーは4つづつ間にスペースを設けてある昔ながらの配置の方が絶対使いやすい。それから、テンキー部分がなぜか強制NmLockがかかっていて、矢印キーに変更はできない。テンキーNumLockはそんなもの困る人は少ないだろうが、僕はノートPCにちょっと操作をする時に(小さい画面を見るのが嫌なので)電源だけ立ち上げて、画面は開かずリモートデスクトップ接続で済ませることが結構多かったのだけど、リモートデスクトップの接続先にNumLockの情報が残ってしまい、次にノートPC単独で使う時にUとかI辺りのキーがすぐ入力できずめんどくさかったりしたのだ。(リモートデスクトップ接続先のNumLockが接続元のキーボードで上書きされる不具合はXPまでで、両者ともWin7に切り替えたら一応発生しなくはなったのだが。)あと、DN-900にはいくつかマルチメディアキーがあったけどこれらは全く使わなかったかな。
そんなDN-900だが、一個目は上に物を落としてキーが一部破損、二個目(直前まで使用)は電池持ちが悪くなってきてしまい、どうにも使い勝手が悪くなってしまった。冬だからと言うのも少なからず影響してるのかもしれないけど、単4eneloopが一週間もたないのはさすがにちょっと…と言う感じなので買い替えに至った。

長々と主題から逸れたが、さていよいよ新しいキーボードの買い替えを検討。今はヨドバシアキバみたいな超大型店が近隣にないので、直接触って確かめられるキーボードは数えるほどしかなく、それらはどれも候補外だったので結局ネット上で仕様をにらめっこして買うしかなかった。
検討した中(Logicoolしか検討してない)から取捨選択ポイントだけ拾うと、
・フルサイズキーボード(妥協の余地あり)
・ワイヤレス(BlueToothはBIOS/UEFIで使えないので除外)
・日本語配列
・メンブレンか、とかアイソレーションか、とかはどうでもいい
あたりを前提として、

Logicool Wireless Keyboard K270(ないしWireless Keyboard for MONSTER HUNTER FRONTIER G = K270MH)
可もなく不可もないけど、もう少し高級感が欲しい。ので保留。
Logicool Wireless Keyboard K360r
悪くない。購入第一検討候補。Fnキーが窮屈なのぐらいは諦める。
Logicool Wireless Touch Keyboard k400r
タッチパッドいらない。右下のカーソルが窮屈。Fnキーも窮屈。
Logicool Wireless Solar Keyboard K750r
パームレストがない。ソーラー充電よりエネループ交換の方がいい。却下。
Logicool Wireless Illuminated Keyboard K800t
デザイン等は割とよさげなんだけど、イルミネーションのギミックは興味なし。充電池方式なので却下。(追記:実は裏蓋を空けると普通の単三電池らしいと言ううわさもあった。)

と言った感じで、どれも今一つ決め手に欠けていた。なので仕方なく、キーボード+マウス(当然付属マウスは使わない)の製品まで目を広げてみると、こっちが意外とよかった。

Logicool Wireless Combo MK270
キーボード自体はK270と同じなので検討する必要がない。
Logicool Wireless Combo MK330
悪くない。僕はマルチメディアキーを使わないのでもうちょっとシンプルなデザインが好みかなあ。
Logicool Wireless Combo MK520t
これもなかなか良い。K800tからイルミネーションのギミックを外して乾電池式にしてちょっと安っぽくした感じ?
Logicool Wireless Desktop MK710t
僕はここまで仰々しいマルチメディアキー付きは活かせない。もしもキーボード全て触って試せる機会があったらこっちにしてた可能性だってあるかもね。

と言う感じになって、けっこうポジティブなイメージでMK520tがきたのでこれを買うことにした。
余談だけど、このLogicoolの謎ラインナップはどう決めてるのか不明だった。K000型番がキーボード単品、MK000がキーボード/マウスセット品、数字が大きい方がグレードが高い(発売時期の関係で価格は若干前後するものもあるようだ)、セット品の中で単品仕様でも売っているのはMK270だけ。どうせunifyingなんだからイチイチセット品を作る意義が感じられないのだけどなあ、と思ったり。あとrとかtとかが後ろにつくのはWindows8対応に合わせてキートップのWinマークが変更になった程度の小変更かなあと思う。

到着後の簡単な感想。
・DN-900の金属感たっぷりの(冬には冷え冷えになる)モノとは違って、プラスチック感満載。やっぱり安っぽいかなあ。
・各キーの固定グラツキが若干気になる。キーを打ち込むときの押し下げ感はそれほど悪くないが、キートップを左右になぞるとグラグラするのはちょっと気になる。
・一方で、底面が軟すぎる。キーを押しこむとキーボード全体がしなり、特にF/Jあたりのキーを押しこむとキーボード中央が凹み、グニャグニャ感が凄い。これは底面側からなにがしかの補強をしたい感じ。
・キーボード面はかなり平坦になっている。DN-900は若干傾斜がついていたので、逆にMK520tは奥に行くにしたがって高さが減っているようにすら見えてしまう。
・キーレイアウトが素直なのはやっぱり気持ちいい。Fnキーが4つづつちゃんとわかれているので、押しやすさ抜群。
こんな感じかな。また何かあったら追記します。

— 2014.02.22追記 —
やっぱりキーのぐらつき感、特に底面の柔さからくるキーボードのしなりがどうも気になって仕方ない。と言うことで、さらに新しいキーボードを買って試すことにした。その記事は後程。