SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Card Premium Edition 256GB (SDSQUAM-256G-GN6MA)簡単なレビュー

サンディスクの現在最大容量かつ、Application Performance Class 1 (A1)クラスに対応した256GBのmicroSDXCカード、SDSQUAM-256G-GN6MAを買ったので簡単にレビュー。
なお、同じサンディスクの256GBのmicroSDXCでA1クラスに未対応のSDSQUNI-256G-GN6Mも以前に買ってレビューしているのでそれとも比較しながら。

※なお、現在amazonでは詐欺出品が増えているので購入する際は注意すること。2017年上半期中に¥20,000円未満には下がらないと思われるので、それ以下の価格をつけているマーケット出品では買わないこと。

以前のレビューはこちら。
SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Premium 256GB (SDSQUNI-256G-GN6M)簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

今回の購入で、
・RaspBerry Pi2 : 128GB → 200GB(SDSDQUAN-200G-G4A) へ差し替え
・XPERIA Z2 Tablet SO-05F : 200GB → 256GB(SDSQUAM-256G-GN6MA) へ差し替え
・XPERIA Z3 Tablet Compact SGP621 : 256GB(SDSQUNI-256G-GN6M) を使用(変更なし)
と使用構成を変更。ラズパイの音楽サーバの容量がだいぶ増えたのでflacファイルを入れる余地がだいぶ増えた。SO-05Fも満杯で整理しないとReaderのコミックがダウンロードできなかったので一安心。

前回と同じく、うちのカードリーダ、SFD-321F/T81UEJRで測った速度は以下のとおり。


SDSQUAM-256G-GN6MA (UHS-I 256GB, A1クラス)

比較対象に過去の記事から画像をピックアップすると、

SDSQUNI-256G-GN6M (UHS-I 256GB)

Sandisk microSDXC UHS-I Premium Edition 200GB
SDSDQUAN-200G-G4A (UHS-I 200GB)

となる。見ての通り、誤差の範囲でSDSQUAM-256G-GN6MASDSQUNI-256G-GN6M差がなかったSDSQUAM-256G-GN6MAの方がApplication Performance Class 1 (A1)クラス対応な分、ランダムRead/Writeの速度が向上することを期待したのだが、はっきり言って変わらなかった。SDSQUAM-256G-GN6MAってSDSQUNI-256G-GN6Mのリネーム品なんじゃないの?と言う感じ。多分、SDSQUNI-256G-GN6Mの時点でA1クラスを名乗れるランダム速度は持っていたのだろう。
ので今後A2クラスやA3クラスが登場してきた後ならともかく、今回のA1対応のSDSQUAM-256G-GN6MAはあえて買う必要はないのじゃないか?と感じた。SDSQUNI-256G-GN6Mの方なら現在、国内価格で¥17,000円ぐらい、海外から買えばタイミングが良ければ¥15,000円未満で買えると思うので、そっちを買って安く済ませた方がいい。


容量表示はこんな感じ。238GB (255,802,212,352 byte)と言うのもSDSQUNI-256G-GN6Mと全く同じ。


3枚のカード、上から順に
SDSDQUAN-200G-G4A (UHS-I 200GB)
SDSQUNI-256G-GN6M (UHS-I 256GB)
SDSQUAM-256G-GN6MA (UHS-I 256GB, A1クラス)
A1クラス対応はカードにもちゃんと表記されている。

自宅環境のAV環境のノイズ対策をした

自宅のPC環境でAV機器向けでノイズが発生するようになり、それを取り除くのに少し苦労したのでその顛末を備忘。
まず、環境としてはデスクトップPCからUSB-DAC-ヘッドホンアンプで音を出し、ヘッドホンで聞いている環境。
発生するようになったノイズは、いわゆるポップノイズ/クリックノイズと言われている類のもので、時々音源に「プツッ」と言う音が混じってしまうもの。
なお、今回の議論ではあくまで上記のポップノイズを除去する議論で、『音の明瞭度が~、音の厚みが~、音の定位が~』みたいな音の官能評価はしない

自宅の環境もう少し具体的に

使っているのは、自作PCでそこからUSBでUSB-DAC、LUXMAN DA-100に出力している。そのDA-100のヘッドホンアンプ部分からそのまま出力でAKG Q701にて音楽を楽しんでいた。
OS/ソフトウェアは(ほぼ関係ない話だが)Windows 7 Professional 64bit、主にfoobar2000でWASAPI出力している。
で、今まで特に問題なく使えていたのだが、今年の3月ごろから急に音楽を聴いているときにヘッドホンから『プツッ』と言う感じのノイズが乗るようになってしまった。
さすがにヘッドホンを壊すような大音量ではないが、普通に音楽を聴いていてもノイズが乗った時は気づく程度のレベル。
我慢して使い続けられないこともないが、やはり気になったので、原因の究明と解決を模索することにした。

ノイズの原因

ノイズの原因は、数日で分かった。
自室に冷蔵庫を置いたのが原因だった。
冷蔵庫のインバータ? コンプレッサ?がON/OFFするタイミングで「プツッ」と言うノイズが乗るのである。

ここで少し話題をそらすと、以前から自室用には冷蔵庫は置いていた。
が以前使っていたのはヤフオクで中古で買ったペルチェ素子タイプの簡易冷蔵庫だった。まあそれでも自室で飲むドリンク等々をダイニングまで取りにいかず冷やす役割にはそこそこ間に合っていたのだが、この冷蔵庫には困った問題があった。うるさいのである。もともと、『ペルチェ素子なら基本的に無音だからよかろう』と言う目論見で買ったのだが、なんともはや、残念なことにその願いは打ち砕かれていたのだ。具体的には、ペルチェ素子自体はもちろん無音なのだが、その素子から排熱するために冷蔵庫背面についてると思しきファンがうるさいのだ。さすがに分解まではしなかったが、例えるなら静音設計を微塵も考えていないPCのノイズに近いと思う。12cmファンが2000rpmぐらいでブンブン回っているようなノイズで、風切り音がかなりうるさいのだ。
と言うことで、さすがに2、3年我慢して使っていたがさすがに嫌になったのと、今後別件で日本酒を少し多めに入れて冷やせる冷蔵庫が欲しくなったので、今度はコンプレッサー式の普通の冷蔵庫に買い換えたというわけだ。買い換えたのはAQUAブランドのAQR-81E

単に近所のヤマダ電機に買いに行って、自室に置けそうな100リットル未満タイプだとこれを含めて2商品ぐらいしか選択肢がないから選んだだけ。まあ、商品としては若干の不満もあるがこんなものかと思う。この商品はいわゆる直冷式で、室内上部製氷できる程度のごく小さい冷凍スペースと、そこから冷気が下りてくることで冷やすと思われる冷蔵スペースがある。定期的に霜取りしないといけなさそうだが霜取りはボタンでワンタッチでできるっぽいのでそれほど面倒ではなさそう。購入時検討した比較対象商品は、冷凍スペースが分かれた2ドアタイプだったがそんなに冷凍スペースはいらないよと言うことでこっちの商品にした。
普段の動作音は、今まで使っていたペルチェ素子式に比べずっと静か。ノイズの傾向として、ペルチェ素子の方はファンの風切り音なのでやや高周波の耳に残るノイズこちらの冷蔵庫はコンプレッサー作動の低周波のブゥウウンと言う感じのノイズなのだが、同じ部屋の中で生活しても特に不快感は感じないレベルの静音性だった。
あえてこの冷蔵庫のデメリットを言うなら、ドアポケット側が使いにくい。本当にギリギリの厚さで済まそうとしているので、2リットルペットボトルとか一升瓶とかは入らない。350ml缶とか500mlペットボトルが遊びなくギリギリ入るようなスペースだったり、その上にドアポケット側に小物を置けるスペースがあるのだがそこは何をおいてもドアの開閉時にモノが滑り落ちてしまうとか、イマイチな設計ではある。

閑話休題。
とまあ新しい冷蔵庫にしたら今度は音楽視聴環境にノイズが発生したわけだが、ノイズの種類や動作タイミングを観察するにつけ、ノイズの原因は冷蔵庫が高周波ノイズ的なものを発生させているわけではなく、コンプレッサーの動作ON/OFF時に瞬降を起こしているのではないかと思っている。瞬降とは、瞬間的な電圧降下、いわゆる瞬間的な停電は瞬電とか瞬停とか言ったりするがそれの弱いバージョンで、ちょっと電圧が足りなくなっているっぽい感じである。
さらに付け加えると、瞬降の影響を受けているのはLUXMAN DA-100っぽい。PC自体はATX電源で直流交換されているので、多少の瞬降には対応できているようで、特に挙動がおかしくなることもないのだがDA-100の方は電源変化に若干過敏なようである。
と言うことで、ここですぐに思いつく対策としては
 ①UPS(無停電電源装置)を導入して、瞬降を防ぐ
 ②USB-DACを交換する
 ③ノイズフィルタ的なタップ等を導入してごまかす
あたりであった。
このうち、①に関してはUPSには常時商用方式ラインインタラクティブ方式常時インバータ給電方式とあるのだが、前者2つは瞬電は防げるが瞬降は防げなさそうで、最後の常時インバータ給電方式を導入する必要があるようだ。で、当然だがこの方式を採用しているUPSが一番高く5万円程度~とかなり高くかかる。また、これを導入した場合、UPS自体に冷却ファンがついていることもありUPSが新しい騒音源になりうると言う、まあ若干堂々巡りなトラブルを抱えることにもなる。ので、この検討は他が失敗した時の最終手段とすることとした。
次に②について、DA-100はトロイダル電源タイプなのだけど、これをスイッチング電源採用タイプの製品に交換すればなんとなく改善しそうな気もする。がDA-100は割と気に入っていてもう3、4年使っているのでこれを交換するのもできれば後回しにしたい。
と言うことで、③のノイズフィルタ的な装置、タップ等を導入することで回避できないか、いろいろ模索することにした。

電源配線図とノイズ問題の解決の状態

できれば僕がこの辺にもっと詳しくて、常にワットチェッカーを駆使したりしながら検証できれば好ましいのだが、別に僕はあまり電器に詳しくないので、単純に機器を交換しながらトライ&エラーで改善するか試していった。

元々の配線はこんな感じ。一つの壁コンセントからPCとUSB-DACを分岐させているのは好ましくはないらしいが、今までは特に問題はなかった(問題があるとしても音の官能評価の方向性だろうけど)。
ここに冷蔵庫を単純に足したのが最初の配置。

一つの壁コンセントからPCもUSB-DACも冷蔵庫も生やしている凄い手抜きな配線。一応、以前から雷サージ対策兼ノイズ対策になると言うのでELECOMKT-180と言う商品は入れてあった。

このKT-180と言う商品、たかだか500円程度の品なので自宅内ではテレビや冷蔵庫など何か所かにおまじないとして取り付けてある。
が、この状態でポップノイズは発生した。ポップノイズ対策においてKT-180の効果が皆無なのかは分からないが、少なくとも完全にシャットアウトできるわけではない。

そこで次に、「さすがに一つの壁コンセントから全部生やしているのがまずかろう」と言うことで、冷蔵庫はもう一つの壁コンセントを経由するようにした。

こんな風に冷蔵庫だけ壁コンセントを分離し、配線経路が伸びることでノイズが減衰することを期待したのだが、残念ながら効果なし。コンセントを変えるのなら、ブレーカー上で別安全ブレーカー配線になっている場所からとらないとノイズ対策には足りないようだ。

と言うことで、壁コンセントを分ける効果はあまりないと分かったが、今後のためにノイズ発生源のある機器を繋ぐコンセントとUSB-DACを置く壁コンセントは分けることにした。

こんな感じの配線にしたが当然これでは解決していない。今度は、ここにUSB-DAC用にAV用テーブルタップを導入してみることにした。

購入したのはYAZAWAY02BKNS311BKと言う商品。KT-180と何が違うんだ、と言う気もしなくもないがノイズフィルターと言う言葉が入っているのでダメもとで購入してみた。価格的にも1000円程度なので大した出費でもないし。

と言うことで、こんな感じの配線になった。せっかくなので余ったKT-180を冷蔵庫電源の手前に差し込んでみたり、冷蔵庫の電源ケーブルに余っていたフェライトコアを取り付けてみたり、少しノイズ発生に配慮した構成にしてみた。…が、これでも残念ながらノイズ除去には至らなかった。なんとなくノイズが乗る回数が減ったような気はするが、やっぱりのるときはのる。

と言うことで、さらにノイズ対策に徹してみることにした。おそらく電源タップ等でどうにかなる対策はこれが限界だろう、と言う感じ。
導入したのは、一つはUSB-DAC側のタップをFURMAN SS-6Bと言うごついタップに。

これは商用レベルでも使われるタップで、EMI/RFIノイズフィルターとか言う名前がなんとなくかっこよかったので導入。でもうちのノイズは多分電波ノイズではなく電源ノイズ(ごく低周波のノイズともいえる)だと思うので、果たしてどうなのかと言う疑問は持ちつつ。

せっかく導入するのでもう少し徹底的に、と言うことでPanasonicのPLCアダプタ用の電源コンディショナー、BL-PST152と言うのも買ってみた。

もう販売終了品なので入手が難しいかもしれない。後継品としてBL-PST35と言うのもあるようだがこっちも販売終息で入手は難しくなっているようだ。
これは、製品としては宅内のAC電源回路をLANネットワークとして利用するPLCのための、ノイズフィルターになる。PLCと言うのは宅内配線を利用しているためデジタル機器や電子レンジ、冷蔵庫等のノイズをうまく除去できず結局廃れ気味になってしまった規格だが、このためのフィルターが今回のトラブルに多少は役に立つのではないかと微かに願ってみたのだ。
と言うことで、これらを導入して以下のような配線になった。


せっかくなので余ったY02BKNS311BKを冷蔵庫側のタップに回している。
一応、この環境下でタップノイズが出なくなったような気がする。長期間使っていたらまだ出ていることに気づくかもしれないが、頻度は確実に減っている。
それにしても、ノイズ対策と言うのは難しいなあと感じた。それにともするとオカルト的な対策になってしまいそうなのが悩みでもある。

Logicool キーボード K275 簡単なレビュー

K360rが割と気に入らなかったので短期間で買い換えてしまった。
Logicool キーボード K360r 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

買い換え先は、同じくロジクールのK275。ロジクールの各キーボードの仕様の簡単な比較はK360rのレビューを参照のこと。前回の反省から、キーレイアウトは可能な限り標準的な方が使いやすいなあと言う判断からこれにした(K235はFキーが4つづつの島に別れていないのであまりお勧めできないと思う)。
結論から言うと、これが一番無難な解であった。変に高いものは余計なギミックがあるだけで、結局一番安いスタンダードモデルが一番良いと言うことを痛感した。
なお、K275キーボードには派生モデルとしてMK275K270MK270がある。
MK275は安いスタンダードマウスとのセット品
K270K275モデルチェンジ前の物、と言ってもキーボード全体の配色(K275は若干グレーの配色だがK270は真っ黒)とマルチメディアキーの色(K275は緑色だがK270は他のキーと同じくただの黒)、Winボタン(K275はWindows10準拠のWindows記号、K270はWindows7準拠の丸に窓記号のWindows記号)ぐらいで基本仕様は全く同じ。
MK275K270へのマウスセット品。

現状からすると、K275(およそ1980円)、MK275(およそ2870円)、K270(およそ1980円)、MK270(およそ2800円)なので、マウスも一緒に安く入手したい人はMK型番を選んでもいいだろう。また、K275/K270では配色が違うので好みで買い分けてもいい。K270の方が純黒なので落ち着いているかと思う。K275はマルチメディアキーの色が若干自己主張激しい。

購入後の感想

主にLogicool K360r、さらにその前に使っていたFILCO Excellio BT FKBE109/JBTと比較しながら。

・接続は相変わらずLogicool MX MasterについていたUnifyingに認識させて使用。認識も接続もなんの問題もなし。
・マルチメディアキーは上の端っこにあってあまり邪魔にならず良いと思う。Logicoolのキーを始めとして、Fキーにマルチメディアキーをアサインしている(FnキーとFキー同時押しでマルチメディア機能)ものもあるが、このキーボードはそういった機能は無し(そもそもFnキーがない)。この辺のシンプルな仕様はとても良い。
・使い始めは、K360rに若干慣れたせいで、Enterキーを押そうとしたらDeleteキーに誤爆したり、Deleteキーを押そうとしたらPrintScreenキーに誤爆したりしたが、2、3日で治った。K360rよりこっちのキーレイアウトの方がずっと使い心地良いです。
キーのうち心地は、若干重めかなと思う。FILCO FKBE109/JBTが相当重いキー押圧だったはずだが、なかなかどうしてK275も重めなんじゃないかと感じる。
キーのグラつきはあまりない。この辺はLogicool K360rより優秀で、キーの頭を触った状態で指先を上下左右に動かしてもそれほどキーがグラついたりはしない。
キーの押し込みの深さは、若干深め。と言うか、FILCO FKBE109/JBTはノートPCのような浅めの押し込みだったのでそれに比べれば標準に戻っただけともいえる。これでもRealForceなんかのもっと本格的なキーボードに比べれば若干浅目なんじゃないかと思う。キーの押し込み時に底打ち感があまりはっきりしないので、若干キー入力は安っぽくは感じる。
キー入力音が結構うるさめ高音のカチャカチャ音が結構響く。周囲に人が多い環境で使うには少し向かないかもしれない。

と言った感じだろうか。総じて無難である。

使っていた3つのキーボード比較(使い古した方は埃が酷いなあ)。上からLogicool K360rFILCO FKBE109/JBTLogicool K275。キーレイアウトは下二つのような標準的なものが一番である。FILCO FKBE109/JBTに比べるとLogicool K275はスペースキーの幅が狭く、もしかしたら人によっては変換キーを押すときに誤爆が発生するかもしれない(僕は特に問題を感じていない)。

筐体の補強について

なお、上記感想はK275に関しては若干の改良をしたうえでのレビューである。K275キーボード全体の反りが酷く、スペースキーの辺りの裏面が浮き上がっていて、最初使い始めた時の印象はそれは酷いものだった。
キーボード全体でうねっているような筐体で、そこらじゅうでキーボードの裏が設置しておらずペコペコしており、最悪だった。初期不良で交換しようかとも思ったが、価格帯的にもどうせたいした改善は見込まれないと思うので、キーボードをひっくり返して裏面に必要な場所を補強(と言うかスペーサーを挟むだけだが)して改善することにした。

上記の写真のような感じで差し込んだ。暫定なのでただのオフィス用紙を両面テープで重ねて厚みを出しただけだが、これでも一応補強の効果は果たす。そのうち気が向いたらゴムシートでも買ってもう少し丁寧な補強をする予定。
①、②、③、④はキーボードのゴム足を一旦はがし、ゴム足とキーボード筐体の間に補強の紙を挟んである。特に③のところが挟んである紙がはみ出しているのが分かると思うけど、それはこの部分のスペーサーが一番厚いからでもある。正確に厚みを測っているわけではないけど、多分4、5mmぐらいの厚みはあるはず。相当な厚さで、これを挟まないとスペースキーを押すときにベコベコと酷い状態になる。次に厚いのは①で、1、2mmぐらい。②と④はほんの少しだけ挟んである。この二つに関しては、場所が端っこで頻繁に押すキーの近くなわけでもないため、挟まなくても許容できる程度だったけどせっかくなので挟み込んでしまった。
⑤、⑥、⑦はゴム足とは別の部分にガッツリと厚い紙を挟んである。K275はキーボードに液体がかかっても大丈夫なように何か所かにキー上面と下面を貫通するスリットがあり(明るい方に透かすと分かる。ESC、F8、F9、ScreenLock、PauseBreak、Home、PageUp、左Alt、→、テンキーの0の位置にスリットがある)、多分そこから先にさらに水を逃がす役割も兼ねているのだろう、キーボードの裏側は横長に広い範囲でくぼませてある場所が2ヶ所あるのだが、この辺はもっと頑丈な筐体で補強しておくべきだろう。と言うことでそのくぼんだ所からキーボードが設置するところまでガッツリと紙の補強板を挟んである。場所によって若干厚みは違うが、1cm近い厚みの補強をした。この中では⑦の補強が一番重要で、ここに補強を挟まないとEnterキーや矢印キーがペコペコになってしまい、非常に使い勝手が悪くなる。
⑧の部分には補強は挟んでないが、特に筐体のしなりの違和感はない。場所的にはFキーの真裏あたりにあたる位置。ゴムで本格補強をするときには、ここにも補強板を一応入れようかと考えてはいる。

NE5105T018G1-1070H 簡単なレビュー(と、トリッキーなトラブル解決の顛末)

Palit Microsystemsのビデオカード、NE5105T018G1-1070H (GeForce GTX1050Ti 4GB KalmX) [PCIExp 4GB](国内ではドスパラが独占販売)を購入したので、簡単なレビュー。
簡単なレビューと言うよりはむしろ、使えるようになるまで結構四苦八苦したのでその顛末を備忘メモ。

今までメインマシンのビデオカードに、PowerColor Go! Green HD7750 1GB GDDR5 AX7750 1GBD5-NH [PCIExp 1GB]を使っていた。交換前の機種、交換後の機種を見ればわかるように、僕は基本的にファンレスのビデオカードを好んで使用している。ファンレスが好きなのは少しでも静音にしたいから(僕の使い方ではセミファンレスのカードでも全く問題ないだろうけど)。ケース内で、PCIスロットにAbeeのVGAクーリングユニットを介して12cmファンを600rpm程度でゆるゆると風を当てている
正直、ゲームはしないので高性能なビデオカードは必要ない。なんなら、iGPUでも問題ないんじゃないかぐらいの勢いだ。ので、今回の買い替えも単に新製品へのロマン程度の意味合いしかない。あと、個人的にRadeonよりはGeForceの方が好きと言うのもある。どっちみち、ディスクリートファンレスビデオカードと言うジャンルは絶滅危惧種なので、まともに買い換え検討に値する商品が数年に一回しか出ないと言うのもあるけど(実際、交換前の1GBD5-NHは2012年に購入した商品だ)。

導入する環境

現在の環境は以下の通り。結構古め(主要部品は2011年に購入して、少しづつ中身を更新して今に至っている)。

OS:Windows 7 Professional 64bit SP1 WindowsUpdate等は基本的に可能な限り最新版
CPU:Intel Core i5-2500K、Sandy Bridge
マザーボード:ASUS P8H67-M EVO Rev.3
メモリ:CFD W3U1600HQ-8G [DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組] x2セットで計4枚、32GB
ビデオカード:PowerColor Go! Green HD7750 1GB GDDR5 AX7750 1GBD5-NH
SSD:PLEXTOR PX-512M5P SATA
HDD:WD WD80EFZX SATA
サウンド:LUXMAN DA-100 USB-DAC-HPA
モニタ:NEC P242W(プライマリモニタ、DVI接続)、Panasonic TV TH-L23X5(セカンダリモニタ、HDMI接続)

SandyBridgeのH67世代のマザーボードでPCI-e Gen3.0には対応していないが、現時点で使用している1GBD5-NHだって3.0世代のビデオカードだけど問題なく使用できているので、NE5105T018G1-1070Hでも特に問題ないだろうと踏んだ。ネットで古いマザーボードだとダメだと言う書き込みも特に見なかったし(と言う油断が後で痛い目を見るのだが)。

導入後、最初のつまづき

購入して、1、2日で商品到着。サクッとカード交換して…と思ったがドはまりしてしまった。
まず、Windowsの動作不安定の可能性等は置いておいて、旧カードのAMD Catarystのドライバは削除せず、PCの電源を落としてビデオカードを交換した(これはあまり好ましいやり方ではないが、僕のところで発生したトラブルの原因になったりはしない)。
が、交換後、起動したところモニタが真っ暗なまま。BIOSすら表示されない
BIOSすら表示されないと出来ることはあまり多くないのだが、仕方なく一応検証可能な限りで接続を試してみると以下の通りの現象だった。
(1) そのままHDMI接続をPanasonic、DVIをNECとするとHDMIは何らかの信号が来ているっぽいが真っ暗なまま(HDMI信号がありません表示は消えるので、何らかの信号は出ている模様)、DVIは無信号(信号無しでスタンバイになる)
(2) HDMIケーブルを外しDVI接続をNECにすると、DVIは何らかの信号が来ているっぽいが真っ暗なまま(信号種別が不明なためか、入力信号は1920×1200と言うモニタ側のオンスクリーン表示は出るが、PCからの出力はない)
(3) HDMIケーブルでNECと接続すると、HDMIでNECモニタ側に何らかの信号が来ているっぽいが真っ暗なまま(信号種別が不明なためか、入力信号は1920×1200と言うモニタ側のオンスクリーン表示は出るが、PCからの出力はない)
(4) 割と強引に、DVI、HDMIを両方つないで両方NECにつないでみたところ、HDMIは何らかの信号が来ているっぽいが真っ暗なまま、DVIは入力信号自体がなし

まあ要するに一応電源認識的なものはしているが出力されない状態である。HDMIとDVIの接続による挙動を見る限り、NE5105T018G1-1070HはBIOS時には一か所からのみ信号が出力されて、DVIとHDMIだとHDMIが優先になるようである。
最初はPCI-eスロットへの差込が甘いのか、などと疑って何回か抜いたり差したりしてみたが映らないのは同じだった。仕方なく1GBD5-NHに戻すと問題なく画面は映り、BIOSもOSも起動した。
元のカードにした状態でならBIOSを確認できるので一通り確認してみたが、映像出力先はPCIE優先(内蔵グラフィック無効)になっており、BIOSバージョンも現時点で最新の3703になっている(と言っても2013年5月リリースの古いものだが)。
と言うことで、一通りのチェックでは問題が発見できず、これは初期不良か相性問題しかない、と結論付け、ドスパラのサポートにメールを送り、初期不良の可能性疑いで一度引き取ってもらった。

が、ドスパラで検証してもらったが初期不良ではなく、BIOSの起動も高負荷テストでも不具合は確認されなかった。ので仕方なくもう一度送り返してもらった。
まあ、要するに相性問題の発生でほぼ確定である。

強引に解決した

このままだと『当方環境では相性問題が出ましたが、販売店で初期不良はないことを確認してもらっています』の但し書きをつけて新古品でヤフオク送りである。
さすがにそれは悲しいので、なんとかならないかとさらに(ちょっと無茶な部分もある)検証を試みた。

なお、この時点で改めてネットで検索してみたが、P8H67-M EVOとGTX1050Ti(を始めとするPascal世代のビデオカード)の動作報告はネットに転がっており、ビデオカードの世代的な問題のせいで起動不可ではないことを確認した。
また、ネット上で似たような症例を検索していたところ、問題が発生して起動しない場合は、内蔵GPUに切り替えて起動させて(ビデオカードはPCI-eに差したまま)、OSのデバイスマネージャを見た時に不明なデバイスとして認識されてビデオカードのドライバもインストールできない、と言う状態になるらしいことが分かった。
そこでもしや、と思い僕の環境でも一旦内蔵GPUで立ち上げて表示確認すれば何かわかるんじゃないか、と思いつき以下の手順でビデオカードの(OS上での)認識の確認をしてみた。

(1) まずは1GBD5-NHを差した状態に戻し、モニタ出力を確認できる状態でPCを起動し、BIOSメニューに入る
(2) BIOSメニューでノースブリッジ設定からビデオ設定に入り、出力先を『PCIE』ないし『AUTO』から『IGFX』に切り替え、BIOS設定を記憶させ再起動。再起動後OS起動までは必要ないのでOSが立ち上がる前に電源を落とす
(3) ビデオカードをNE5105T018G1-1070Hに交換する。DVIないしHDMIケーブルはいったんはマルチモニタを避け、どちらかのケーブルだけを内蔵グラフィックの出力に繋げる(僕はHDMIだけ接続した)
(4) OSを起動させる。OS上でデバイスマネージャを起動させてNE5105T018G1-1070Hがどう認識されているか確認する。※なお、この時は内蔵グラフィックのドライバ等無視しているので640×480,16bitとかの酷い出力だったりする

と言う手順を行ってみたところ、なんとデバイスマネージャ上で『標準VGAグラフィックアダプター』が2個認識されている状態になっていた(なお、このマザーボードはZ68チップセットではないのでVirtu等はなく、iGPU/DGPU両方からの同時出力は多分無理である)。
『あれ、OS上は一応PCI-eのビデオカード認識してるじゃん』と思い、ここでnVidiaのドライバをインストールしたところ、無事にインストールできてしまった!(nVidiaドライバはインストール前に環境チェックをして、GeForceカードが刺さっていない場合はインストール自体出来ない)。
で、再起動後、なんとなく思いつきでそのままNE5105T018G1-1070H側にDVIケーブルを差してみたところ、なんとOSが無事表示されたのである。…なんじゃこりゃ。

その後、ビデオカードをとっかえひっかえしたり、BIOSの設定をいろいろいじったり、等々行った結果、以下の通りであることが分かった。
■BIOSのビデオ出力設定が、『PCIE』『AUTO』の場合はNE5105T018G1-1070Hを差すと画面表示がされず(PCI-eのビデオカード側にケーブルを差しているときでも、マザーボード上の内蔵ビデオカード側にケーブルを差しているときでも)、BIOSが起動できずOSも起動できない。この状態に陥るとBIOSの設定変更も出来ないので一度PCI-eのビデオカードを抜かないといけなくなる。PCI-eのカードを抜いていると、BIOSの設定が『PCIE』になっていてもマザーボード側の映像出力からBIOSもOSも起動できる。
■BIOSのビデオ出力が『IGFX』の時は、BIOSはマザーボードの映像出力からもPCI-eのビデオカード側の映像出力からも表示される。が、NE5105T018G1-1070Hの場合はBIOSの表示はHDMIからしか表示されない。旧ビデオカードの場合はBIOSの表示もDVI/HDMIデュアルでミラーリング表示されていた。
BIOSが『IGFX』になっているとBIOSのチェックを通過してOSに正常にPOSTされ、OSの起動途中でOSにビデオカードのドライバが読み込まれたと思しきタイミングでPCI-eからDVIで接続しているモニタも映るようになる
■OSが完全に起動するとNE5105T018G1-1070HでもDVIもHDMIも正常に認識され、普通にデュアルモニタで使用できる。

なんとも奇妙な状態だが、一応画面が映るようになり、使えるようになった。
懸念点としては本来プライマリモニタとして使っているNECのモニタ側にはPC起動時はBIOSも『Windowsを起動しています…』も表示されず、ログイン画面がいきなり表示される状態になる。セカンダリとして使っているPanasonicのテレビ側ではBIOSが表示された後いったん画面出力はただの黒だけになり、Windowsにログイン後にもう一つのモニタとして改めて認識される状態になる(BIOSは内蔵グラフィックからもPCI-eグラフィックからも表示され、OS起動中は内蔵グラフィックからのみ表示され、OSが完全に立ち上がるとPCI-eグラフィックからのみ表示される)。これ、Windwowsが正常に起動しないときのセーフモード選択画面とかがどうなるのか不安ではある。
また、内蔵グラフィックアダプタがOS起動時にも一応認識され、ディスプレイアダプタが2個ある状態でちょっと気持ち悪くもある。

おそらく、こんな不可思議な状況に陥っているのは、最新のビデオカードに対して、このマザーボードはハードウェアとしては対応しているがBIOSが対応できていないからなのだろう。なのでBIOS上でビデオカードの出力を認識させるような手続きの中でうまく動作せず止まってしまうが、BIOSの間だけ誤魔化してOSにバイパス出来てしまえば、普通に使えると言う状態なのだと思う。
SandyBridgeと言えば既に6年ぐらい前のチップセットなので、こういうちょっと無理のある状態になってしまうのも致し方ないのか、といったんあきらめてこのまま使うことにした。この状態で動くことは確認できたので、AMDのCatarystドライバは削除したのは言うまでもない。場合によってはOS再インストールした方がいいかなとも思っていたが、今のところやらなくても特に不具合なく動いてくれそうである。

交換前後の性能確認

最初に書いたとおり、僕は別にゲームをするわけでもないので、GPUのベンチマークソフトをわざわざ入れて数値の変動を確認するのは面倒なので省略した。
一応、Windows7のWEI(Windowsエクスペリエンスインデックス)は7.4→7.9に大きく向上したので満足はしている。これでビデオ性能でもカンストで、残るはCPUとメモリになった。このPCは構想で1、2年先にCPU、M/B、メモリ(とできればケース、電源、可能ならSSDも)を交換しようと考えているのだけど、その時には同時にOSもWindows10に入れ替えようと思っているので、WEIでCPUとメモリのカンストを見る機会はなさそう。


交換前


交換後

交換作業の様子


届いたパッケージ。ビデオカードのパッケージの大きさとしてはまあ標準的なものだろう。


中身の製品を取り出したところ。


2スロット分を占有する。PCIスロット側はハニカム構造のメッシュ。出力はDVI-I、HDMI、DPがそれぞれ1つづつ。


交換前のカードと並べてみた。1GBD5-NHの方が放熱フィンは若干小さい。


ずいぶん手抜き写真だが厚み方向の比較。NE5105T018G1-1070Hの方がわずかだが厚い気がする。そして1GBD5-NHの方はだいぶ埃で汚れている。


交換前のケース内。


交換後のケース内。交換前はPCIに差してあるVGAクーリングユニットと若干のクリアランスがあったが交換後はほぼぴったり隣接している。が干渉はしないので大丈夫。