FUJIFILM X-T1/X-T2簡単なレビュー(7) 特殊効果レンズレビュー

随時更新。
X-T1/X-T2用に購入した特殊効果(特殊ボケ・解像しない・マウントフィルターレンズ・フィッシュアイ)レンズや、そのほかエクステンションチューブなどのメモ。

超広角・広角域(焦点距離的には~23mm(換算34.5mm)までの)のレビューは→FUJIFILM X-T1/X-T2簡単なレビュー(3) 超広角・広角レンズレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ標準域(焦点距離的には24mm~45mm(換算36mm~67.5mm)まで)のレビューは→FUJIFILM X-T1/X-T2簡単なレビュー(4) 標準レンズレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
中望遠域(焦点距離的には46mm~100mm(換算69mm~150mm)まで)のレビューは→FUJIFILM X-T1/X-T2簡単なレビュー(5) 中望遠レンズレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
望遠域(焦点距離的には100mm~(換算150mm~)まで)のレビューは→今のところ未定。

とりあえず使えそうなレンズ一覧は調査中。

Pixco CCTV 25mm f/1.4

2017年9月購入。

Cマウントのレンズ。Cマウントのレンズは高確率でFUJIFILM-XマウントSONY-Eマウントには実用にならないと思っていて支障はない。基本はPENTAX-QマウントNIKON-1マウント、せいぜいmicro4/3マウントで使う程度しか写野がないからだ。Xマウントには変換アダプタが存在しているので一応装着は出来るものの、盛大に周辺がケラれる。まあそのケラレを前提で遊ぶためのレンズだ。高価なレンズで遊ぶのは勇気がいるけど、このレンズならマウントアダプタが付属して3000円程度なのでそんなに悩まずとも済むし。

で、使ってみた感想は
・見た目も操作感も超安っぽい。基本は産業用とかに使うレンズだと思うので、まあそこそこがっちりと強度はあるかと思うが、安っぽいのは事実。
ピントリング・絞りリングは固め。基本は固定焦点っぽく、あまり頻繁に変更することを想定していないのだろうなあと言う感じの硬さ。絞りリングが前側で妙に太く、ピントリングが根元側で妙に手前側過ぎるので、ピント合わせをしているつもりが絞りリングをグルグルしているだけだった、と言うことがしばしば。
盛大にケラれる。開放側はケラレの境界線が若干あいまいで、その分撮像範囲が広いように感じられなくもない。絞り込むとケラレの境界がしっかりと見えてしまうので、ただのケラれた状態の写真になり、使い道がほとんどない。開放側で、トンネル効果だと言い張る方が無難
・解像はこんなしょぼしょぼレンズのわりに中心はそれなりに解像していると思う。いや、何が写っているか分かるよ、程度のものでカリカリの解像とかはしないのだが、そもそもそんなに解像しても仕方ないレンズなので気にする必要はない。周辺は見事にグルグルボケになる。
・逆光性能はしょぼい、と言うか逆光ですらない、順光状態でもなんか画面全体モヤモヤしているような感じもうけるので、逆光性能とか気にする必要なし。
と言った感じ。
もともと、Helios 44-2にグルグルボケを期待して買ってみたところ、思ったより優等生な写りでした、もっとグルグルな奴が欲しいなと思って買ったところが無きにしもあらずなので、このぐらいの性能で僕は充分。このレンズをクソ玉と思うか癖玉と思うかは個人の感想の意見の相違の範疇だろう。

以下作例。


グルグルボケのコスモス。絞り開放、最近接はもう少し寄ることができる。周辺は全く写っていないのだけど、トンネル効果と言い張る。ボケはグルグルはしているものの、輪郭強調とかはなく存外に素直なので頭の中で思い描くイメージを外すことがなく、扱いやすい方だと思う。
周辺が真っ暗な分、評価測光でも中央は露出オーバー気味になるので、あらかじめ露出は若干マイナスに振っておく方がいい。


僕の撮影スポットの近隣では彼岸花が咲いている場所がどうにも見つからず、半ば諦めかけていたら偶然見つけたので撮影できた。絞り開放、最近接はさらにもうちょっとだけ寄れると思う。ボケがいうほどざわついていないのが分かる。密集して咲いていたので後ろの彼岸花もすぐ近くなわけだけど、意外によくボケている。
周辺まで明るい環境だと、こんな風にトンネル効果ではなく周辺減光&ケラレなんだなあとはっきりばれてしまうので、その辺は構図に工夫が必要。


だいたい遠景 開放F1.4


同じく、F2.8ぐらい


同じく、一番絞ってF8ぐらい? もう少し絞れてそう

絞り別の解像と周辺の写り方の作例。画面中央のビニールハウス辺りでピントの山を取ればよかったが、確か記憶ではその後ろの山(浅間山)でピントを出したような気がするのでF1.4では画面中央でもボケボケになってしまっている。
遠景ではケラレの効果が大きすぎて、絞り開放でもとてもトンネル効果と言い張れない惨状だが、それでも開放付近ではケラレの境界付近の落ち込み方が多少緩やかで、絞り込むとケラレがはっきりと目立つと言うのはわかるかと思う。
このぐらい解像してくれるのなら、ケラレが目立たないだろうmicro4/3辺りならもう少し実用になるかもしれないが、まあそんな中途半端な描写を求めても仕方ないので潔く近接開放写真専用のレンズと思った方がいいと思う。背景もガンガンボケてくれるので、開放で使って全然問題なし、多少絞り込むとしてもせいぜいF2.8ぐらいまでの範囲で使うのが良いかと思う。

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