Android:新しい音楽アプリを導入した

ちょっと気分転換に、スマホに新しい音楽アプリをいくつか入れて試したので、その辺のレビュー。

まず、僕が探しているのはあくまでスマホの(SDカード側の)ローカルに保存してある音楽ファイルの再生アプリであって、クラウドに保存してあるファイルの再生でもないし、最近流行りの定額音楽サービスアプリでもない。
あと、タブレット端末(XPERIA Z2 Tablet = SO-05F)には基本的に音楽ファイルもアプリも入れてない。スマホ(XPERIA Z Ultra)の方だけのお話(単にタブレットにもファイル突っ込むのが冗長に感じるのとタブレットで音楽聴かないだけ、たぶん同じ操作をすれば動くとは思うんだけど)。
それから、音源のジャンルは基本アニソンで(アニメのOP/ED曲、ないしはアニメのサウンドトラック)。J-popは数年前から流行を追いかける気がなくなった。アタマ空っぽにして聴けるサントラが一番好きである。

で、僕が希望するアプリとしては、僕は割と几帳面に音楽ファイルをフォルダ管理しているので(音楽は母艦PC含めて【大雑把なジャンル】\【アーティスト名ないし番組名】\【アルバム名】\【トラック番号 – トラック名】.mp3と言う形式で管理している)、タグやジャンルやらアーティストやら評価やらなどの管理区分を設けているアプリにはあまり興味なし、フォルダ管理(あるいは代替にプレイリスト管理)出来るアプリの方が好ましい。
また、母艦PCには.lrcファイル(歌詞ファイル)が結構入っているので、歌詞を表示できるアプリの方が面白いかなあと思う。
あと、高音質な方が望ましいが、イコライザーやら何かしらのバーチャル効果を生むようなプラグインで再生するのは好ましくない。素の方が好きである。と言うことで、XPERIA Z Ultraには音の設定の中にサウンドエフェクト:ClearAudio+とダイナミックノーマライザーと言うのがあるが、こいつらは是非OFFにすることを推奨する。少なくともイヤホンで聴く限りはこれらのサウンドエフェクトはクソである。スピーカーで聴いたときには良い効果があるのかもしれないが、XPERIA Z Ultraは改造しない限りスピーカーはモノラルなので、音質もへったくれもないと思う。

最初に検討して除外したのはWalkmanアプリ(現ミュージックアプリ)。SONY謹製の、ウォークマンの名を冠して(いた)アプリである。何が好まないって、SONY系の?音楽マーケッティングも兼ねているようでオススメな音楽を売ろうと思うのか、僕のスマホに入ってない音源のアルバムアートとかを表示されて困惑したりしたのである。たぶん設定で消せるのだろうけど。
ただし、先に結論を言うような感じだけど、Walkmanアプリは現時点では唯一のlrcファイルから歌詞を吸い出してくれるアプリのようである。
lrcファイルは、音楽ファイルと同じディレクトリに同じファイル名で(拡張子が違う)おけばいい。なお、lrcファイルはShift-JISでは文字化けするようでUTF-8にしておく必要があるようだ。そこから先は、先人のブログを参考にしていただければと思う。
WALKMAN用に作った自作歌詞(LRC)をXperia製品でも楽しもう! : ソニーで遊ぼう!

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実際に歌詞を表示させてみたの図。正直言って苦笑に近い爆笑である。歌詞表示させてる意味ねえ(笑)。

次に検討して、まあ今までメインで使ってきていたのがPowerAMPアプリである。はっきり言って、使い勝手はWalkmanアプリとどっこいどっこいである。こっちの方が、ローカル以外のアルバムアートとか出さない分マシかな、程度である。音質がいいとか言う評価を見たけど、自分で聴き比べた限りではあまり差はないように思う。PowerAMPアプリ単体でイコライザが適用できるのが多少いいのかもしれない。
あとこのアプリにはプラグインでMusixmatchと言うのを入れると歌詞表示ができる。僕も試してみたがローカルのlrcを参照するのではなくどっかのデータベースから拾ってくるらしく、日本語の歌詞はローマ字だったりした。ナンセンス。フローティングウィンドウなのも気に食わなくて、僕はこのプラグインを使用するのはやめてしまった。
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実際の再生画面。アプリの話と関係ないけど、茅野愛衣があの超有名ヤンデレ曲を歌っているのは必聴であります。

ついでに検討して、結局採用しなかったのがプチリリと言うアプリ。このアプリの売りは、何と言っても歌詞表示。こっちの歌詞もデータベースから拾ってくるタイプ(自分でlrcからデータベースに登録も出来るようである)だが、日本語曲もちゃんと日本語表示してくれるし、単語単位でのカラオケ表示などしてくれるのもなかなかおしゃれだと思った。
がそれ以外の売りがあまりないのと、広告がやたら目立って目障りだったので僕はbyeした。

最後に、僕のメインアプリになりそうなのがLISNA。フォルダツリー型音楽プレイヤーと銘打っているように僕みたいなフォルダ管理をしている人にはピッタリなアプリである。音楽ファイルを管理するrootディレクトリの位置を好きに設定できるので、SDカードのMyMusicsと僕が名づけたディレクトリをルートにしておけば非常にシンプルに楽しむことができる。

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こんな感じで、シンプルイズベストの画面。アルバムアートすら表示しないいさぎよさ。非常に快適である。

とまあ、いくつか試してみた。
僕はアニソン(OP/ED曲)を適当に集めてシャッフルで聴き、サントラはアルバム単位ないし番組単位でトラック順で聴くので、アニソンをPowerAMPで、サントラをLISNAで聴く形に落ち着きそうである。
複数のアプリを入れれば聴き方のスタイルを変えられるのは昔のDAP(つまりWalkman)と違って新鮮な感想だった。手持ちのウォークマンは処分しようと思う。

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